人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

朗報

2023-07-31 14:18:53 | Weblog
7月29日(土)に4年ぶりの隅田川花火大会が開催されました。およそ103万人の人出だったようですが、久しぶりに連発される花火を見て、一体打ち上げ台はどのような仕組みになっているのだろうと不思議な気がしました。コロナ禍で中断していたとは言え、国内最大級と言える隅田川の花火大会を観て、漸く動き出した経済活動の躍動感みたいなものを感じました。

本日は横浜のみなとみらい地区でも花火大会が開催されるという情報を朝方に聞きました。近年、デフレ経済が続き日本経済が伸び悩む中で花火大会もかなり縮小されてきましたので、庶民にとっても花火大会の実施は朗報でもあります。10年近く前は弊社のオフィスからも海が一望出来て、年に数回の花火大会も観覧できましたが、現在はビル群に眺めが遮られてしまいました。

首都圏を中心に横浜地区もこの10年オフィスビルが随分増え居住人口も増えましたが、郊外から中心部への集中が都心の地価高騰をもたらしているようです。周辺には大型の物流センターも建設され、新設の道路網の整備工事を拝見するに一体どのような未来を見据えて都市のインフラ計画がなされているのか不思議な気がいたします。

今後、円安が定着していく可能性は否定できないので、日本の持てる技術でSDGsを想定した未来社会へのインフラづくりで途上国に支援できれば海外との関係構築や平和にも貢献できるのではないでしょうか。日本はブルーオーシャンの世界で知的イノベーションを発揮して交易を果たすべきだと考えます。これからも前向きに朗報を招きたいものです。
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心意気

2023-07-28 15:50:25 | Weblog
マーケットは敏感ですね。と言いますのは日銀の植田総裁の一言、長期金利0.5%越え容認という姿勢で銀行株が一斉に値上がりしました。しかし民間企業的には金利が上がるというのはマイナス要素なので円高とともに本日の日経平均は下落してしまいました。その点、米国株は下がっても戻りが早いのは米国株の強さを感じます。

一つ、最近残念なことは日本の国民が米国株ばかりに注目して投資していることです。祖国日本の事を第一に考えれば日本株にもっと目を向けるべきだと考えますが、日本の政治や企業体質の変わらなさを敬遠している人も多いはずです。漸くデジタル後進国として気が付きだしましたし、ジェンダーギャップの実態も明らかになって漸く認識してきました。

これまでは日本が「井の中の蛙大海を知らず」でも何とか国内市場で食べてこれましたが、愈々国家としても家計のやりくりが大変なことに気付き始めてきたのです。何故そうなったのか明確な理由はわかりかねますが、大きくは他国から学ばないで今日に至ったからだと考えます。戦後の日本は欧米に追いつくために国民がひたすら努力して成長を目指してきました。

その志をもう一度蘇らせる手立てはないのでしょうか。私が思うに、日本の近代史をもっと子どもたちに教育の場で詳細に伝えるべきではないかと考える次第です。先の戦争を知らない世代に祖国のために戦った多くの若者たちの心意気を教えてあげることは、これから日本を背負っていく子どもたちにもきっと生きる勇気を与えるはずです。

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子どもの権利

2023-07-27 17:32:26 | Weblog
子どもは親の所有物ではないのですが、親の都合で離婚後に元夫婦が子どもの親権を争うことが多々見られます。私も小さい時に両親が離婚して暫く母子家庭で育っていました。しかし母は父方に私を預けてしまい、結果的に再婚後も私を引き取ることが叶いませんでした。つまり物心がつけば子どもは自由に自分で選択することができるからです。当時、協議離婚では法律的に親権が父方にあったのでしょう。

夫婦が離婚して一番犠牲になるのは子どもです。私自身が子どもの頃に両親の離婚で子どもながら感じてきたからです。高校卒業まで祖父母に育てられましたが、結果的には父と後妻の間で育てられなくて良かったと思います。その経験もあり、結婚して子どもができたら何があっても子どもの事を優先に考え、自分の勝手で離婚してはならないと心に決めていました。

幼少時に育った田舎では周囲でも離婚の話は殆ど聞いたことがなく、私の両親の離婚は特別のようでした。つまり両親が幼少時から育った環境の隔たりが離婚原因として一番大きかったのではないでしょうか。本人同士から実際に原因を聴いたわけではないので真相は定かではありませんが・・・。子どもが誕生したら、両親は責任をもって育てなければなりません。
たまたまニュースを見て感じたことを書きました。
本日も最後までお読みいただき有難うございます。
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戦略

2023-07-26 12:02:06 | Weblog
今後、労働人口の減少を補うにはあらゆる分野に遠隔操作と無人化がキーになると思います。EVは勿論ですが、陸上交通も海上交通も自動運転などそのうちに普通になるでしょう。宇宙探索も、最悪の場合、国家間の戦争も無人化で領土へ侵略という現実も無視には出来ません。一番怖いのは核戦争ではないかと思います。核廃絶には程遠い世界情勢ですが、唯一の被爆国である日本の役割は大きいと考えます。

生成AIの進化で従来の仕事が無くなるという説は聴きますが、労働人口の減少が避けられない中ではAIをうまく活用することで経済問題の解消を考えていきたいものです。政府の指標では経済成長しなければ国の収支が維持できないとされています。今こそ、一人当たりのGDPをどのように増やしていくかを経済戦略として描かなければならないと考えます。韓国の一人当たりのGDPが日本を上回った現在を凝視すべきです。

IT後進国と言われている日本はマイナンバーの導入も手間取っています。つまりデジタル国家戦略が遅々として進まなかったから現在があるように思われます。経済成長の基盤になるのがDXのようなデジタル戦略ですが、日本政府は早い時期からあまり注目してこなかったITの歴史があります。しかし技術の進歩は待ってくれないので、政府のこれからの動きに期待しています。労働人口が更に減少する日本だからこそ世界に先駆けて日本発の生成AIの活用が注目されます。 
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エネルギー問題

2023-07-25 20:47:24 | Weblog
今年も各地に記録的な水害や猛暑が起きています。日本だけでなく世界的にも気候変動による水害や猛暑は起きているようですが、この状況は集中する地域は変わりますが、毎年ずっと続いているようです。今後、発生する台風も規模や進路次第では対策や注意が必要です。かつての梅雨期はしとしと降る長雨で済みましたが、近年のような線状降水帯という現象はありませんでした。

積年の地球温暖化による大気の不安定さがこのような異常気象をつくり出すものと思われます。EVの普及で排気ガスによる二酸化炭素の排出量は減少しますが、化石燃料による火力発電所の設備が一向に減らないのが問題です。再生可能エネルギーもこれまで太陽光発電に多くを依存してきましたが、山崩れによる水害リスクがあることが理解されました。

幸いにも猛暑による計画停電などの要請はありませんが、中東原油の輸出抑制がエネルギー価格の高騰を招いて一次産業をはじめ様々な産業にマイナスの影響を及ぼしています。岸田政権では原発の再稼働に当初は積極的でしたが、福島第一原発事故以来12年が経過した現在も、事故による損害賠償の訴訟は継続し、再稼働への世論が盛り上がらないのが現状です。


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成長

2023-07-24 17:46:37 | Weblog
約1か月ぶりに週末2泊3日の予定で娘とワンちゃんが帰省してきました。まだ1歳に満たないワンちゃんですが、生後3か月の頃は1キロに満たない体がいつの間にか体重が3.5キロとなったようです。人間だと小学生くらいなのでしょうか、その割には未だに時々指定の尿マット以外の場所に漏らしてしまいます。娘は都内で会社勤めをしながらワンちゃんを買っているため、当初は妻が時々世話係で行っていましたが最近は幼稚園に時々預けるようになり、幼稚園がすっかり好きになったようです。

今どきの犬の幼稚園は送り迎えから家庭訪問まで、しかも習い事も覚えさせられるし、まるで人間の幼稚園そのもののようです。 人間も親が仕事に出掛けると学校から帰っても「鍵っ子」で親が仕事で遅くなると一人で留守番をすることもあります。母親が子育てで家事が犠牲になる現実は変えなければなりません。子どももペットと同じように一人放置しているのは良くないと思います。育てる環境は人間もペットも共に大切だと考えるべきです。

現在、子ども食堂が全国的にもの凄い数で展開されているようですが、帰宅しても親が家にいない子どもたちが大半のようです。共稼ぎが普通の時代なので、子どもとすれ違いになるのが現状の中で学童保育などが必要とされているのでしょうが、親が不在の時間には子どももペットも幼少時は周囲に溶け込む環境を与えることが大切です。人間も動物も子どもの頃から他者と触れ合うことで成長します。
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認知症

2023-07-21 14:32:38 | Weblog
 昨日はICT勉強会で認知症研究の第一線でご活躍されている学者のお話を聴くことができました。認知症イコール、アルツハイマーで疾病として完治できない病と長年みなされてきましたが、日々医学の進歩で漸く症状を遅らせる治療が開発されてきているようです。週末でこんな話をしてしまいましたが、知人でIT企業の社長が7,8年前にアルツハイマーと診断されて、その後も悪化を辿る深刻な病にご家族が悩まされているという事実があるからです。できればボケたくないものです。

私も3年に一度は脳ドックを受診していますが、投影された脳の断面図を見れば素人でも健常者と持病の方の判断はできます。しかし、病に罹らないためにはどのような生活習慣に注意すればよいのか余り知らされていません。多くは生活習慣に依るもので肉食類が中心だと認知症に罹る傾向が強いと言われていますが、真偽のほどはわかりません。認知症は高齢化するとほとんどの人が罹る病のようです。厄介な病の一つですから用心したいものです。

認知症になると物忘れが激しくなります。確かに若い頃に比べると高齢化すると人間は確実に記憶力が衰えます。人は年齢とともに脳細胞が減少することは知られていますが、個人差は必ずあるはずです。私自身は昔の記憶を辿ることが好きなので、何十年も前の人の顔を今でも時々思い出しては内心楽しんでいるのですが、この記憶力も子どもの頃に祖母から人の顔をよく覚えていると褒められていたことが現在に通じているように感じます。

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働き方

2023-07-20 15:37:34 | Weblog
アフターコロナでテレワークが定着したことは産業界においる働き方の大変革です。オンラインで各種の会議に出席できることになって、一日の稼働時間がコロナ前には想像できない程、有効に使えるようになりました。我々の日常の仕事だけでなく、学生様の求職活動も広範囲になりましたし、我々企業側にとっても距離感なく求人活動ができるようになりました。

日本は海外に比べて国土も狭いので、日本人同士でオンラインをフルに利用してもっと活動範囲を広げるべきです。皮肉な話ですが、コロナ禍が無ければテレワークがこれほど普及することは考えられなかったと思います。未だに会社への出勤を主体にしている企業がありますが、もっと柔軟に働き方を認めるべきだと私は考えます。

リアルで社員同士が触れ合うことは人間性を育むうえで必要と思いますが、社会人として自覚することで行動も自律的に変えるような人材に育ってほしいと考えます。私もテレワークを実際に経験してみて一日が有効に使えることを自分自身で実感した次第です。働く女性を支援する上でもテレワークを企業は積極的に容認すべきだと考えます。
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情報

2023-07-19 15:18:43 | Weblog
 最近、若い人の中でテレビを観なくなったという話を聞きます。確かにバラエティ番組が多く、長いCMまで何度も聞かされると飽きてきます。ネットフリックスやアマゾンプライムの方がコンテンツを好きな時間に自由に選択出来るので若い人には人気です。映画も最近はデジタルで製作が容易なので次々に作品が発表されると一日の限られた時間ではテレビを見る時間も無いのでしょう。

私は逆に映画だけを観るのは面倒くさいので、テレビの好きな番組だけを録画してニュース以外はテレビは見なくて録画したものを毎日見ています。録画したコンテンツを消化するだけでも大変です。録画を早送りで長いCMも飛ばして見ますので1時間物でも意外と早く見てしまいます。現在はあらゆるところから情報を入手できますので、上手に時間を使うことに尽きます。

人はそれぞれ一日の使い方が違います。だから多くの人が様々なルートで違った情報を持っています。どれだけ正しく有効な情報を入手して時代感覚を身に付けるかが、これから先を生きていくうえで大切です。歳を取って一日が速く感じますが、充実した日々を送るには常に一歩先の計画を立てることだと思います。人に迷惑を掛けず、日々を心身ともに健康に過ごしたいものです。
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志向

2023-07-18 13:58:15 | Weblog
「身の丈志向とチャレンジ志向」。これは我が家の夫婦の在り様ですが、 45年間も一緒に同じ屋根の下で暮らしているとお互いに変わりようのない特性が分かります。どちらの志向が人生に幸せをもたらすのかと考えるわけですが、どちらにも偏らず中庸が良いというのが私の出した結論です。日本の在り方を考えてみても同様のことが言えると思います。

連休中にある人物評論が書かれた文庫本を読了したのですが、中々読み終えないので妻から読むのが遅いと指摘されました。書籍によっては展開がスムーズで集中して読むとあっという間に読み終わるものもありますが、著者の評論の意図を考えつつ自分の考えに照らし合わせながら読んでいくとそれなりに時間がかかります。

最近、我が家では戦前のイギリス映画、アガサ・クリスティーの推理ドラマや米国のお茶の間ドラマ「奥様は魔女」を再び楽しんでいます。当時の日本とはまるで想像もつかないような人々の裕福な暮らしを垣間見て驚くのですが、現在は生活レベルも大差がなくなったようです。自由貿易による国民の文明の進化はあっという間です。

では、これからもっと積極的に文明の進化を求めるのか、或いは程々に身の丈に応じた現実を謙虚に受け入れるか、どちらを私たちは目指すべきでしょうか。私はこの書籍を読んで、真の日本らしさとは何かを、もう一度日本国民自身が他国に追随するばかりでなく考えるべきではないかと考えたのです。妻が言うように身の丈を考えることも大切な事だと・・・。
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