人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

在りし日

2018-09-28 14:33:02 | Weblog
地方の高校を卒業してボストンバッグ一つで、実家の反対を終いには押し切り上京して、東京都北区志茂という住宅地にある新聞販売店に住み込みました。荒川は近くだったと思いますが、浪人中の1年余りの生活だったので勉強と仕事が唯一の日課で荒川へはおそらく行ったことは無いと思います。あの1年は、大袈裟に言いますと私の命も19歳で最後かという思いをしました。と言うのは、当時たまたま休みをもらって、浪人中ながら一人で富士五湖周辺の見物と富士登山の旅行をしたのです。数日後戻ってきた翌日、転げ落ちるほどの痛みで救急車で病院に運ばれたら急性盲腸炎ということで即手術となりました。富士山の登山中でなくて本当によかったのですが、医者の話では盲腸が癒着して悪化していたとのことでした。休めない新聞配達の仕事の中で、幸いにも骨休みにはなりました。この手術の後が長年にわたり炎症を起こして、30年後には間違って癌だと言われて手術したほどです。上京して1年目の二つ目の不運は、恥ずかしい事ですが痔の手術をしたことです。高校時代から症状はあったのですが、浪人するにも上京して働かざるを得ず、新聞配達中は痔がひどくて自転車のサドルに腰掛けることも出来ないこともありました。結局、そのうち症状が酷くて仕事も出来なくなり、また緊急入院して手術をする事になったのです。受験勉強をしながら二度の入院生活を経験した1年でした。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

余談

2018-09-27 13:10:59 | Weblog
今朝、米国のFOMCにおける政策金利が0.25%の金利引き上げで2.50%になるとのニュースが飛び込んで来ました。私自身、金融の素人ながら大変興味があるのでちょっと取り上げてみました。来年度中にはFRBは3%を目指す勢いのようですが、何故、リーマンショックの震源地でもあった米国でこれほど早く金利引き上げができる事態なのに、日本の金利は停滞しているのでしょうか。米国景気が絶好調で株価も最高値だというのは理解していますが、日本も同様に株価も回復し、好景気です。しかし、日本はバブル崩壊後から不況になり、長年に渡りデフレ状況が尾を引いています。確かに対前年の成長力が伸び悩んでおり、財政赤字も年々積み重なる現状があります。日本は何とか総力を挙げて知恵を出して、5年ないし10年で数%以上の成長とともに、数%の市場金利を達成できる国家を目指さなければならないと考える次第です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

社歴

2018-09-26 12:53:00 | Weblog
弊社は足掛け39年の社歴です。実を言いますと、創立は1980年でIT業界では比較的古い会社ですが、平成のバブル崩壊で一旦16年の歴史が収束して、背水の陣にて1996年に新しい命が蘇り、現在に至り23年となります。今では冗談も言える状況なのですが、正直、バブル崩壊後は臥薪嘗胆の心境でした。私のブログの大テーマである「人間万事塞翁が馬」は、今日までの自らの会社経営を評したものです。本日は、古くから日本でもITの先端を牽引されて、現在もご活躍中であるH.F氏の共催されるシンポジウムへ参加してきました。御歳64歳の方ですが、毎月イスラエルと日本を往復されているベンチャー精神あふれる活力の持ち主です。本日も大変な刺激を戴きました。まだまだ私自身も世の中の為に頑張らなければならないと考える次第です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑談

2018-09-25 13:34:36 | Weblog
昨日は「中秋の名月」でしたが、何とか天気にも恵まれ拝むことが出来ました。今日は満月のようですが、台風24号の影響で雨雲が西より徐々に接近してくるため、おそらく今晩は見ることが出来ないでしょう。週末、久しぶりに近所の団子屋さんで買い物をしたら「月見なので団子は割引サービスです」と店員さんが応えていました。夜は天気に恵まれて月見が出来たのは幸いでした。彼岸も過ぎて本格的な秋のシーズンですが、彼岸花が今年はあまり多く見られないようです。異常な暑さで彼岸花の球根が育たなかったのでしょうか。日曜日はかつて社員だった知人が出演するというので、クラシックギターのフェスティバルに参加してきました。会場は音楽とともに文化と芸術の秋らしい様々な催し物が開催されていました。私自身はこれと言って習い事は何もしていませんが、土曜日に鎌倉のお寺巡りで御朱印帳にサインをもらってきたのですが、達筆な筆遣いの文字を見て、いつか自分も書道でも習ってみるかと感じた次第です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝てば官軍

2018-09-21 13:12:12 | Weblog
ビジネスの世界でも勝ち負けはあります。負けてもそこで学んで次に繋がれば敗者復活の機会もあり得ます。しかし、謙虚に努力して学ばないと、また同じ間違いを起こし、負けてしまう事になりかねません。ビジネスの世界においてもそう簡単には勝てません。請負の事を請負けとも言いますが、最初から負けない為に綿密な戦略を練り、戦いに臨まなければ必ず惨敗します。請負仕事はリスクがあるので、負けを如何に最低限にするかが重要です。順風満帆の仕事などあり得ないので、地道に努力した上で折衝力がなければ無事完遂する事は困難となります。たまには最終的に折衝する事で折り合いがつく事もあります。「勝てば官軍」と言うように、ビジネスの世界では最終的に勝たなければ生き残れないとも言えます。頑張りましょう‼︎
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ICT戦略

2018-09-20 21:48:03 | Weblog
今朝は総裁選に触れましたが、現政権が存続する事になりましたので、継続的な成長戦略は変わらないで、官僚組織もホッと安堵した感があると思われます。安倍政権になり、経済の浮揚と同時に人手不足になったのは喜ばしい事です。人は足りないくらいの方が経済の成長可能性はあります。様々なステークホルダーの関与で、隣国と比べてICT戦略も進捗が遅いですが、優れた品質の医療、介護システムが出来れば隣国の市場にも波及するでしょう。日本の総合力に期待しています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

総裁選

2018-09-20 13:12:59 | Weblog
一国のリーダーが選ばれて、国の将来が懸かる大事な時期だというのに、議院内閣制とはいえ、これ程までに国民が冷ややかな目で結果を見ている現状を、国のあり方としてどう評価したらいいのでしょうか。諸外国ならば大変な騒ぎで、国民は仕事も手に付かない状態で運動が起きるわけですが、日本人はそれ程の不満も無く、これからも安心できる国なのでしょうか。かつて三角大福時代は自民党内での権力争いが国民にも俄かに伝わってきていましたが、今は永田町の騒ぎも聞こえてきません。小選挙区制で派閥が力を持たなくなったのかも知れませんが、何れにせよ、将来の国家ビジョンを語り、国民にも正直な政権ができることを望むばかりです。政治家や官僚の驕りを無くさなければ、国民の信頼は益々遠のく可能性があると思われます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

結果オーライ

2018-09-18 13:01:02 | Weblog
人の人生はそれぞれですが、出来れば「結果オーライ」の人生を歩みたいものです。オーライの語源は「all right」からきているようですが、車や電車の出発時の「発車オーライ」や車がバックする場合に「オーライオーライ」などで日本語としても頻繁に使われます。「結果オーライ」も最終的によろしい、ということになります。人生は後悔しても仕方がないので、たとえ道を間違えたとしても、その後コツコツと真面目に努力すれば良い結果となる、というわけです。振り返れば私自身の人生においても道を間違えてばかりでしたが、結果的には良かったと信じています。皆様も、当初は失敗したと、自分の人生を後悔されたこともあるでしょうが、順風満帆は有り得ないのであって、良い方向へ導くよう努力していけば、何れは結果オーライになると思います。寧ろ自分の歩んできた人生は誰しも肯定的に捉えたいものです。後悔しないように、若いうちから自分の定めた道で精一杯努力することが大切だと思います。そうすることで自分の人生を「結果オーライ」に出来ると考えるからです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女子パワー

2018-09-14 12:40:38 | Weblog
此処では敢えて女性パワーでなく、「女子パワー」と呼ばせていただきます。先日、弊社のまだ入社してそんなに経っていない女子社員の、ハングリー精神に満ちたモチベーションの高さに正直、感嘆しました。女性の同期が全員ライバル心を燃やして上の地位を競争して目指していると言うのです。世の男性においても、同様に努力してもらわなければなりませんが、近年、やや気迫に欠ける傾向も無いとは言えないのが現状です。世間では漸く女性活躍推進を異口同音に叫んでいますが、未だに圧倒的に男性が優位なのが日の丸企業の現実ではないでしょうか。欧米比べて、政治の世界も、官僚の世界も、女性の力を活かすことで遅れているのが日本の実態です。昨夜ラジオに登場したある女性漫画家は、ご主人が専業主夫で育児、家事を一切して、彼女は一家の大黒柱として仕事で稼ぐという家庭でした。そういえば、私の住んでいるマンションでも、30年前からご夫婦の役割が全く逆のパターンというのがありました。最初は奥様の存在に全く気が付かず、ご主人は買い物から育児まですべてを1人でこなしていたのです。変わった家庭だなと周囲の方たちは見ていたはずですが、今思えば、日本社会における時代の最先端を行っていたご夫婦だったと言えます。欧米ではそれが普通なのですが、日本が古式ゆかしき伝統にとらわれて、欧米と比較して時代遅れになっていただけの話です。これからの日本再生には、女子パワーを最大化することが、産業界にとっても、国にとっても、大変重要であると思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

趣味

2018-09-12 17:19:32 | Weblog
人から「ご趣味は?」と聞かれる事が多いのですが、趣味として特に定着しているものは無いので返事に窮します。小・中・高の時代に夢中になった事が現在まで継続していれば趣味とも言えるのでしょうが、考えてみると無趣味かも知れません。小・中学生の頃は晩飯のおかずを当てにして海釣りにはしょっちゅう行っていました。都会へ出てきてからも釣りには何度も行きましたが、釣りへの電車や道路は混むし、場所も遠く、田舎と違ってあまり釣れないし、次第に遠ざかったと言うわけです。スポーツもこれと言って趣味と言えるものはありません。音楽も楽器を弾くこともないし、時々コンサートを聴く程度です。老後は何を趣味にしたいかと考えますと、田舎でのんびり岸壁で釣りをしたいというのが長年の想いでもあります。文芸的な俳句とかも誘われますが、自分自身にそのようなセンスがあるとも思えないし、継続しないだろうと快諾はしていません。書道は好きですが、趣味かと言われるとそこまでのめり込んだこともありません。茶道も戴くのは興味がありますが、本格的に自分がチャレンジしたことはないです。さて、何を今後の趣味としてやってみようかと時々考えたりしますが、今のところ見つからないというのが本音です。仕事が趣味でもないのも当然です。趣味というより何でも広く浅く好奇心だけはあるようです。今回はつまらない話で申し訳ありません。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする