人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

年末のご挨拶

2021-12-28 14:02:22 | Weblog

前略

 早いもので本年も残すところ、あとわずかとなりました。

皆様には1年間大変お世話になり、心より感謝申し上げます。

2021年も話題豊富な年でしたが、私自身にとっても半世紀ぶりに連絡が取れた何人かの知人がいました。

ネットはセキュリティ事故が多い反面、検索で思いもかけない人との出会いも生まれます。

年齢を問わずデジタル技術を広く国民が自由に使えるようになれば、国民の幸せの輪がさらに広がることでしょう。

おそらく近い将来には、ボタン一つでTV画面を通して国内外の人と自由に対話ができるようになることが考えられます。

人・物・金がネットを通じて自由に往来できるようになってきたからです。

リアルとバーチャルでの臨場感の違いはありますが、年齢相応に戸外で活動すればよいわけで、人々の営みも工夫次第でこれまでにない活用方法が生まれることでしょう。

デジタル社会において人々の様々な生き方が模索できると思います。

では来年もどうぞよろしくお願い致します。

皆さまのご多幸を心よりご祈念申し上げます。

草々 

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年末に際して

2021-12-27 16:44:53 | Weblog

 今年も残すところ出社日はあと1日となりました。コロナ禍が1年を覆ったせいかあっという間に年末を迎えました。東京オリンピック・パラリンピックもコロナ禍で開催が危ぶまれましたが、結局、無観客で開催する運びとなりTVで応援する事態となりましたが、お茶の間がコロナでの暗いムードを払拭してくれたように思います。

しかし、新型コロナの異常事態宣言が告げられる中で、医療崩壊とも言える夏場の自宅療養中で大切な命を失われた多くの人がいたことも我々は忘れてはなりません。人はどんなに経済的に裕福でも人命はお金には換えられません。健康でさえあれば周囲の援けで人は生きていくことは可能です。

地球温暖化による異常気象で地球人の生存権さえ奪われかねない時代が到来しないように、CO2の排出量を減らすことに尽力し、再び地球人がオミクロンのような新型ウイルスのターゲットとならないことを願います。この2年間は新型コロナで始まり、新型コロナで終わりましたが、2022年はインフルエンザ並みに感染予防が整備されることを期待します。 

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猫の話

2021-12-24 14:51:52 | Weblog

最近、コロナ禍もありペットブームだと聞いています。中でも猫の飼い主が急増しているそうです。犬の数を猫の数がペット数として抜いたようです。つまり都会に住むマンション住居者においても留守番させるには猫の方が飼いやすいとのことです。私の子どもの頃は猫も屋外で飼っていたので部屋に閉じ込めて飼うのは理解できませんが、都会生活では止むを得ないのでしょう。

実は私の高校時代の友人が田舎でこの春にメス猫を飼い始めました。ところが程なく妊娠して5匹の子どもを産んだようで、母猫と5匹の子猫の成長記録を毎日ブログに上げてきました。毎日のように市販の餌を規則的にあげているうちに、子猫も大きくなり母猫と変わらないほどに成長しました。この1年ずっと様子を窺ってきましたが、つい最近に親猫が突然行方不明になったようです。

飼い主の友人は狸か他の動物に攻撃されたのか、姿を見せないオス猫に付いていったのか原因がわからないようです。これまで子どもが成長するまで親子で仲良く過ごしていたようですが、最初から大事に育てた母猫が突然いなくなって寂しいようです。猫は死が近いと人の目を避けて死んでいくと言われています。そのようなことを彼も話していました。 

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落し物

2021-12-23 17:30:31 | Weblog

今日は思いかけず1か月前の落し物が見つかりました。病院で診察中に落としたみたいですが、最初は落とした当日の足取りを病院をはじめ追ったり、交番に遺失物の届けをしたりと随分探しました。もう諦めていたのですが、病院からの電話に驚きとともに安堵感を抱きました。

人から見れば大したことはないのですが、悪用されない形で出てきたことに大変感動しました。病院にはちょっとしたお礼をしたのですが、あまりにも偶然に見つかったことと、ご丁寧な連絡が自宅に二度もあったことに感謝の気持ちを伝えたかったのです。

現在、今回、落し物が見つかったところは総合病院ですが、その病院には人間ドックから歯科診療や内科でも時々お世話になっています。最寄りのJR駅からは離れていますが、かかりつけの医院を含め、自宅から徒歩圏内に大体の医院が揃っていることは大変便利です。

何でもない話で本日は終わります。

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子ども家庭庁

2021-12-22 14:32:41 | Weblog

いじめ、虐待、不登校、貧困への対策を実現するため、愈々23年度に「子ども家庭庁」が創設されるようです。遅すぎた感もありますが、将来を担う子どもたちのために必要なお役所だと思うわけです。昨日のNHK・TVで、東京新宿の歌舞伎町に「トー横」という家出をしてきた子どもの溜まり場があることを初めて知りましたが、もっと事実が報道されるべきだと感じました。

何十年も前から学校での子どものいじめや虐待が問題にされてきたにも拘らず、学校側も気が付かずに問題が放置されていることが多々ありました。このような現状においては、行政側がもっと主体的に問題に関わるべきだと思われます。問題が放置された結果、不登校に及んで義務教育における教育の格差を生じさせることになります。

また家庭問題で生じた母子家庭による貧困においては、子どもの生活を保護するとともに教育の機会を親の収入の多寡に関わらず平等に与えることが大切だと思います。現代社会において 貧困にはやむを得ない事情もあり、子どもにしわ寄せが及ぶべきではないと考えます。日本国憲法が謳っている基本的人権の保障はそのことを記しています。

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ティール組織

2021-12-21 17:08:32 | Weblog

日頃から会社を経営している時、常に何百人、何千人の会社だという認識で経営しています。そのためにスタッフはプロ意識で仕事に臨むことで、会社の規模にもかかわらず能力は成長していきます。組織はできるだけフラットにして、全体的に情報が見えるように考えています。

最近、ティール組織の是非が論じられますが、業務の効率と生産性やスピードを高めるにはティール組織の考えは有効的だと思います。問題のたらい回しや先送りは、相手先(顧客)の立場も考えて一番避けなければならないのです。役割と責任を明確にすることは、それぞれの職場においても大変重要なことです。

コロナ禍でデジタル化が一気に進み始めました。コロナが収束しても世界のデジタル化の流れは止まりませんので、アフターコロナで日本が世界の潮流に付いていけるかが来期以降には必ず問われてくると思います。オンラインツールをフルに活用して自社の競争力を失わないことが最も大切なことだと思います。

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青天を衝け

2021-12-20 15:45:18 | Weblog

 NHK大河ドラマ「青天を衝け」も第1回から楽しみに観てきましたが、来週は愈々最終回のようです。昨日の放送は明治を終わって大正時代に差し掛かったところでしたが、日本中が日清・日露戦争の勝利に湧きだっている時期だったのでしょう。ちょうど伊藤博文が韓国人に暗殺されたりする中で、軍部が次第に政治への主導権を握り始めかけているように感じられました。

その中で渋沢栄一は、政治の上層部と軍部の一部が日本の領土拡大に走り始めていることに危惧を抱いて、彼が一民間人として反対を表明している場面がありました。おそらく彼の死後に徐々に中国大陸への進出へ日本政府が舵を切り始めたものと思われます。近代では国連加盟の下で国家として許される行動ではありませんが、当時の日本は徐々に軍国主義の国へと変遷していったようです。

幕末から明治維新の激動期に掛けて500余り事業を起こした稀有な人材、渋沢栄一という人物には大変興味を抱きました。国家の産業を発展させることは国家間の和平への道を開きます。渋沢栄一の意に反して国の財政を軍事費につぎ込み過ぎたために、やがて領土拡大のため中国への進出し、結果として欧米諸国との戦争へと発展してしまったのです。 

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名経営者に学ぶ

2021-12-17 12:52:04 | Weblog

実業界では超有名な方なので知らない方はいないと思いますが、元日立のCEOで現在は名誉会長である川村隆さんのインタビューを視聴しました。日立製作所が7,873億円の純損失を出した頃に、大規模な経営改革を託されて白羽の矢が立って社長に就任されたのが御年69歳だった川村隆さんでした。現在は81歳ですが今でも大変ご健在です。

その後、見事に日立製作所はV字回復して順調に業績回復へと繋がりました。後任は7歳年下の中西宏明さんですが、これまた超有名な方で経団連前会長でしたが、惜しくも御病気で帰らぬ人となられました。家内が元日立出身なので知人も多く、多々学ばせていただきました。

このお二人は経営者として今でも立派な方だと思っています。その川村さんの経営者論としての訓話が長時間でしたがとても為になりました。川村さんは「企業は戦略、戦略は人、故に企業は人に依る」であることを強調されていました。また「小には情、大には理」という表現に、沈みかかった戦艦を大規模リストラされたご苦労を感じました。

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公文書

2021-12-16 18:00:35 | Weblog

公文書の改ざん事件に漸く政府が動いて訴訟への和解に道が開かれた模様です。事件が発生して以来何年も掛かりましたが、改めて罪の重さを関係者は再認識されるでしょう。公文書の改ざんを指示したキャリア幹部が、職責を全うする部下を死に追いやった事件は決して許されるべきではないと思います。

昨日、50年になるロッキード事件を振り返るオンライン対談に参加しました。当時の贈収賄事件に伴う金権腐敗は政・官・民間にはびこんでいました。私も一時身を置いていた建設業界では汚職が裏ではまかり通っていました。摘発されるたびに時代とともに浄化され、今では事件が摘発されることもほとんど少なくなったようです。

戦時中の機密文書のほとんどが敗戦後に軍部によって証拠隠滅のため廃棄されたと言われています。公文書は記録として保存が義務付けられているのですが、真実を改ざんすると虚実として保存の価値は無くなります。キャリア幹部が虚偽と分かっていながら、故意に文書を改ざんしたとなれば当然に犯罪行為となります。

 

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新規事業

2021-12-15 17:55:22 | Weblog

次世代は脱炭素に伴うエネルギー革命が避けられない時代となりますが、同時に昭和・平成時代に代わる産業革命が新たに起きることになるでしょう。来るVUCAの時代を生き抜くために、産業界も新規事業の創出にかなり熱心に取り組み始めています。デジタル産業の担い手である我々もその流れを先取りしていかなければなりません。

アフターコロナにおいて新規事業の創出のために既存産業界から人材の流動化も加速するかもしれません。当然、新規学卒者も成長力のある産業界を求めて動くことでしょうし、成長が望めなければ途中で転職する若者も増えてくるでしょう。今後重要なことは、欧米に倣って日本人の賃金所得を増やすことだと思います。そのためには生産性を上げて、一人当たりの稼ぎ高を増やすしか方法はありません。

残念ながら生産性が非効率なのか日本人の賃金所得が30年近く横ばいとなり、円安に安心しきっている間に海外と比べて購買力も年々弱まっています。産業界のデジタル化も今後の課題ですが、昭和時代と違って平成・令和時代生まれた日本の若者にビジネスチャンスは十分に期待が持てると考えています。昭和時代の諸先輩が若者をサポートすることで新しい時代を切り開いていきましょう。

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