人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

上半期を終えて

2022-09-30 18:42:15 | Weblog

人生100年時代だと言われていますので、健康管理をしてなるべく長く仕事を続けたいと思いますが、人間は否応なく老化していきます。数日前にある社員が20年前の入社式の写真を見せてくれました。20年が経過して自分自身の変わり様を見て大変ショックでしたが、人間も生き物ですから仕方がありません。これまで健康で過ごせたことに感謝したいと思います。

さて来春、入社予定の内定者を迎えて内定式が来月早々に行われます。20代前半の若者たちに将来に向けてどのような話をすべきか考えてみました。世間では何かと海外と比較してマイナス面ばかりが主張されますが、まだまだ日本人には潜在能力がありますので国が方向性を誤らなければ魅力的な国づくりは可能です。

一企業としても全社一丸となって創立50周年を目標に更なる成長を目指していきます。VUCAの時代だと言われますが、時代の変化は今に始まったことではありません。弊社も43年の社歴を経てきましたが、過去とは全く違う会社になっています。人間も変化しますが、企業も常に変わっていきます。地道に歩んでいくことが大切だと考えます。

 

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博物館

2022-09-29 16:27:49 | Weblog

今朝は東京国立博物館の調査研究部長をされている松嶋雅人さまのインタビューをラジオ深夜便「私のアート交遊録」で拝聴しました。東博で開催の「150年の美の旅」にもっと足を延ばしてほしいという事だったと思います。仕事をしていると上野の博物館の見学というと足が遠くなりがちです。でも特別展覧会でも開催が予定されているのであればお勧めです。

私も今年の春、大学時代の友人たちと久しぶりに待ち合わせる場所が上野駅と決まって、早めに自宅を出てたまたま開催されていた沖縄の展示会を見に東京国立博物館を訪ねました。帰りのお土産は自宅のベランダに置く「シーサー」にしました。てっきり顔つきが怖い顔の獅子だとばかり思っていましたら最近はニコニコ顔のシーサーが流行りだそうです。

東博には常設で様々な日本や海外の美術品も展示されているため、テーマ館もいいのですが博物館には滅多に見る機会がない展示品も多いことを知りました。近くの上野動物園には何十年も入場したことはありませんが、大人だけの楽しみは美術館や博物館あるいはクラシックコンサートと静かな楽しみは幾らでもあります。しかし上野公園は広くて現地まで歩くのも大変です。

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フレキシブルな頭脳

2022-09-28 17:06:12 | Weblog

コロナ感染から3年目にして漸く人々の移動が活発になってきました。次第に感染者も減っていくことでしょうが、では働き方がコロナ前の元に戻るかというとあり得ないと感じますし、戻してはならないと考えます。AIなどのデジタルテクノロジーを使いこなして、これまでの作業的な仕事を大胆に減らして業務の生産性を高めることが必須です。

中小企業でDXが進まないと言われていますが、先ずは手作業やペーパレスを極力減らすことが重要です。会議も現在はオンライン中心で、しかもペーパレスで行われるのが普通です。今後は法改正とともにインボイス制度など企業内の様々な電子データの保存が義務付けられます。企業内における人の働き方はデジタルテクノロジーによって役割が変わります。

メタバースが産業界を変える話題も遠い話ではありません。ネットワークの高速化とともにあらゆるデータをメタバースに取り込む時代が到来します。IT関係に所属する我々は新しいテクノロジーを積極的に吸収して産業にイノベーションを創出する支援をしていきたいと考えています。是非、過去にとらわれないで一歩先に踏み込むフレキシブルな頭脳の持ち主を目指してください。

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朝の時間

2022-09-27 18:55:17 | Weblog

毎朝4時起きでラジオ深夜便を聴くのは10年以上前からですが、3時からの「にっぽんの歌こころの歌」の時間だけは残念ながら聴けていません。懐かしいメロディーも聴けるので3時から通しで聴きたいのですが睡眠不足が気になるため控えています。

聴き逃しサービスがあればいいのですが、歌番組は著作権の問題があるので再放送されないのだと思います。ラジオ深夜便が5時ちょうどに終わると、今度は朝5時からclubhouseの二つのルームにリスナーとして6時半まで参加しています。

その後、TVのラジオ体操を済ませて朝食を摂り、一服してさらに7時25分から8時40分頃まで別のルームに参加しています。この日課はもう半年以上続けていますので、最近はすっかり慣れました。当然、出社する時には最後のルームは通勤途中で聴いています。

朝の時間は大変貴重だと考えて私自身は行動していますが、40代くらいの方たちが毎朝4時くらいから深夜まで、様々なclubuhouseのルームを開いて活動しているのは大変な驚きです。コロナ感染が齎した音声だけのSNSの普及で、多くのコミュニティが生まれて活発化しているようです。

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余談

2022-09-26 14:32:43 | Weblog

小・中・高と単なる暗記物の歴史は嫌いでした。世界史も日本史も本当に好きになったのは成人になってからです。NHKの「映像の世紀」は大好きな番組で過去にはたくさん録画しました。結局、繰り返して見ることはなかったのですが、最近、再放送されているので再び見ながら録画しています。やはりドキュメンタリーは歴史的に現実味があって面白いです。

一方、NHKの大河ドラマも長年見ていますが、歴史家による歴史考察が様々なので録画して繰り返し見ることはあまりしません。今放映中の鎌倉時代の頼朝も頼家も実朝も、北条政子や時政に関しても歴史考察は様々なので、作り手の妙味を尊重して味わっています。脚色した映像表現より寧ろ歴史家たちによる古文書による新たな歴史分析が議論される場が興味深いです。

そういう事もあり、ビデオは録画ばかりでディスクに溜まり放題です。最近、推理小説物は英国のアガサクリスティ作品で名探偵ポアロや刑事モースを見る機会が多いです。日本の推理物は様々な作家に長年付き合ってもう少し見飽きた感じですが、倍速で時間つぶしに今でも見ています。映像は見て頭の中で連想しますが、小説は想像が自由に膨らむのでやはり読み応えが違います。

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逆発想

2022-09-22 18:57:40 | Weblog

 ほんの数日前まで高温多湿の毎日でエアコンから排出される水の量の多さに日々驚いていたのですが、急に気温が低下し低湿の天気に変わったようです。また南方には熱帯低気圧が発生し次に台風に変わると予想されていますが、この寒暖差や急激な気圧の変化で体調を崩す人も多いと思われますので、無理な行動は控えて体調を見ながら日々をお過ごしください。

さて朝方から米国の利上げ声明で円安が145円まで進み、財務省が約24年ぶりに円買いドル売りの為替介入を実施したところ140円に落ち着いたようです。しかし米国によるインフレを抑え込むための金利の引き上げは継続するようなので、我が国の為替介入にも限界があると言われています。日銀は投機的な動きを警戒して金融緩和を継続して静観する構えのようです。

各種輸入価格の上昇で打撃を受けている業界もありますが、企業経営上は事業継続のために販売価格の上乗せもやむを得ないと考えます。需要と供給が長期的にバランスがとれるように、輸入に頼り過ぎないで国内調達を増やすための国内産業への財政的支援が必要と考えます。円安がさらに進むとなれば、日本の食料需給率を上げる絶好のチャンスと逆発想すべきではないでしょうか。

 

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スポーツマンシップ

2022-09-21 17:13:53 | Weblog

毎年1月の箱根駅伝は地元の戸塚中継所周辺で応援しています。たまたま本日は東洋大学陸上部の酒井俊幸監督の講演を聴く機会がありました。常連の優勝チームを率いる青山学院大学の原監督の講演は何度か拝聴しましたが、伝統ある箱根駅伝でトップ争いをしている両大学のチームを率いている監督が、何故好成績を上げることができているのかその一端を垣間見ることができました。

ビジネスの世界で成長する要因も駅伝に通じるものがあります。チャンスと時間は誰にも平等に与えられていますが、能力を伸ばすには目標を定めて緻密な計画による考動(考えて動く)が必要だという事です。どのようなスポーツにおいても同じことが言えますが、理論的にはビジネスにも共通します。スポーツが苦手の人でもプロのスポーツ選手の話を傾聴することはできます。

本日の早朝にはラジオ深夜便で元中日ドラゴンズの今中投手のインタビューを聴きましたが、人はスポーツに全身全霊を注ぎ込むことによって、知らぬ間に人間性が磨かれることが良く分かります。スポーツの世界でスポーツマンシップという言葉があるように、ビジネスの世界でもビジネスマンシップもあって当然だと考えます。そのためにも様々なスポーツ選手に生き方を学んでほしいと思う次第です。

 

 

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小説を愉しむ

2022-09-20 15:33:47 | Weblog

最近、小説が売れないと直木賞作家の方が話していました。でも何のジャンルかわかりませんが書籍の販売部数はアマゾンなどを通じて伸びているようです。Clubhouseなどで紹介されて書籍の販売に寄与している面もあるのではないかと考えます。私も紹介された書籍はビジネス絡みのハウツー本が殆どでその都度ブックマークにデータ保存していますが、実際に購入するのは一部で殆ど読み切れないのが現実です。

最近の方は時間を節約して多くの情報を収集することに夢中となっていますが、歴史小説や純文学作品を読むことも人格のバランス形成の上で大切ではないかと考えます。確かに時代の変化が著しい中で短期的にビジネスの成功を夢見ることも必要ですが、20年30年の視点で日本の有り方を捉えてじっくり腰を据えて長期戦略を練ることも重要です。そこには文学的な思考も人間的に身に付けなければならないと考えます。

私自身もいつの間にか文学に触れる機会も少なくなりましたが、直木賞作家の嘆きに共感して素晴らしい文学に触れてみたくなりました。実はサスペンスものは書籍も読みましたが、TVドラマで消化することが殆どです。書籍の中には小説をドラマ化して内容がつまらなく感じることもあります。書籍には深くて自由な想像力を掻き立てる魅力がありますので、日本の小説に若い新たな読者が今後とも増えていくことを願っています。

 

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週末のつぶやき

2022-09-16 16:49:31 | Weblog

63歳で旅立った私の父が人生100年時代のこの世にもし生きていれば、昨日の9月15日に満100歳を迎えるところでした。父とは一度も同じ屋根の下に暮らしたことが無いので、正直なところどのような人物的なのかは息子ながら分かりません。晩年は横浜の桜木町で小さな会社を経営していましたが、会社の内情までは存じ上げておりません。

父は大正生まれで農家の一人っ子でしたが、家業を継ぐまでもなく周囲の人の勧めで両親(私の祖父母)は遠く筑豊炭鉱で出稼ぎをしながら父を旧制高校(現在の国立大学)へ進学させたようです。当時は戦時中のため父は学生予備隊で関東の土浦で海軍航空隊に所属していたと聴いています。軍人魂のせいか非常にプライドの高い人物に私には見えて生涯親しく接触することもありませんでした。

何故、関係ない父の話をしたかと言いますと、Googleカレンダーに誕生日は意識ありませんが、命日だけは登録していましたので自動的に知らせてくれました。再婚を繰り返した父なので私自身両親の傍で育ったわけではありませんが、仏壇には祖父母と一緒に父の位牌は祀っています。母は福岡の太宰府にあるお寺の納骨堂に安置して私が管理しています。

最近は夫婦の離婚も珍しくありませんが、私の子ども時代は夫婦の離婚も周囲ではなかったし、子どもを手放す家庭は少なかったと思います。しかし、両親離婚や親の事業の失敗という環境で子ども時代を過ごしたからこそ、次第に反面教師が芽生えて今日の自分を支えてきたような気がします。恵まれない環境ながらも陽転思考で生きてきたことが逆に幸いしたように思われます。 

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親の責務

2022-09-15 16:42:16 | Weblog

 親がわが子を命を懸けて守り抜くのは責務です。テレビで人間以外の動物を観察しますと、子どもを外敵から必死に守る親の姿に感動を覚えます。時には人間社会も人間以外の生き物に見習うべき点が多いと考えることもあります。2002年9月に小泉首相が電撃的に訪朝して20年の月日が流れましたが、昨日は当時の模様がテレビで報道されていました。

時の小泉首相による訪朝の英断があったからこそ拉致被害者救済への突破口となり、同年5人の日本人拉致被害者が無事帰国を果たしました。田中均アジア太平洋局長による北朝鮮との事前交渉の報告を受けて、首相官邸は秘密裏に米国との合意を取り付けて訪朝が決断されたようですが政治家の命がけによる行動が拉致被害者救済において実を結んだと言えます。

その後は、対北朝鮮への日本の継続的な戦略と交渉に繋がらなかったために今日の事態に至っています。今日の田中均さんや蓮池薫さんのインタビューを聴きながら、日本政府の拉致被害者救済への戦略の欠如と困難さに成程と感じました。拉致被害者ご家族の20年にわたる運動が未だに実を結ばないことに子どもを持つ親として切なさを深く感じた次第です。

 

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