人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

主体性

2019-02-27 11:23:26 | Weblog
年齢に関係なく、どんな分野においても主体性を持って仕事に取り組んでいる人が好きです。人の指示だけで動くと結果に対する満足感も低いと思います。ITの仕事は見えないユーザーの意図を深く知ることで、依頼された仕事に遣り甲斐が生まれます。しかしながら、上からの指示だけで仕事をしていると、年齢を重ねても主体性が育(はぐく)まれない為、仕事で大きな満足感は得られないのです。初めは会話のピントがズレていても、自分から発して当事者意識でヒアリングすることで、数多くのやり取りの中から全容をつかんだりするものです。その分野のプロになることは一朝一夕には不可能容易なですが、当事者意識を持って仕事をして、常に学習を怠らなければ、必ずプロへの道は自然と拓けてきます。人に言われて動くより、自分が主体的に動いた方が、同じ仕事でも結果による達成感は断然違ってきます。是非若いうちから、自分が主人公に躍り出るくらいのプロ意識のつもりで仕事に向かってください。
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進化

2019-02-26 16:52:26 | Weblog
私は進化するという言葉が大好きです。さなぎの脱皮のように常に新しく生まれ変わることを言います。昆虫など儚い命で、命をかけて受精して産卵しても1週間くらいで寿命が尽きたりするわけです。その点、人間は平均寿命も長いし、他の生き物から見るとそれぞれ複雑な人生を歩む動物だと言えます。しかし人間社会で見ると、さなぎのように脱皮して新しい人生を再スタートするような人生は中々送れないものです。春になると企業社会では人事異動が盛んです。大きな会社ほど自分の人事が毎年どうなるのか判断できません。その点、中小企業はいいかどうかは別としてあまり大きな人事異動の変化はありません。戦略にややインパクトと緊張が欠けるのも仕方が無いのかもしれませんが、中小のオーナー会社は経営危機に対応して乗り越えさえすれば、平時は人事異動の心配も無く平和な社風だと言えます。しかし、同じ会社で長く勤めるためには会社規模の大小に関わらず、常に個々人の進化が無ければ会社の成長は止まり、徐々に消滅の道を歩みます。ですから若いうちから読書と行動により見聞を広め、人との交流で考える力を養い、年齢を重ねるごとに判断力を身につけなければなりません。いつまでも元気さを失わず、これからも明るく快活な会社づくりを目指していきたいと思います。
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林業

2019-02-25 12:56:16 | Weblog
今日は最近話題になっているSDGsのシンポジウムに参加しました。内容は森をテーマにした自然環境を守る取り組みを議論するものでした。実は高校時代に山林の苗木を植林するアルバイトをしたことがあります。国の植林事業の一つだったと思いますが、「モリシマ」という現在でも聞いたことのない名前の苗木を植林するものでした。当時、何を目指した植林政策だったのか疑問は感じませんでしたが、早く育つ苗木だと言われて積極的な植林事業が行われていました。結果的には、成長してもその後木材として使われず、その後放置され雑木の林で終わりました。近年、急に日本の林業を見直す動きがありますが、欧米のように古くから計画的な林業政策を進めてこなかったため、全国のあちこちで山林は管理もされていない状態にあるのが現実です。外国産の木材の輸入に依存してきた日本で、国内の林業を立て直すことは容易なことではないですが、陰ながら来るべき林業の復活を待ち望みたいと思います。
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選別

2019-02-22 09:22:16 | Weblog
安倍政権下の好景気は未だかつてない程、長期間続いております。仕事があるのに人が足りない、と多くの業界で嘆いていますが、今のこの環境は恵まれていると考えなければなりません。不況になると、仕事はないし、失業者が市場に溢れます。そのような環境は過去に何度も経験しました。他社より多く人を確保すれば、会社は必ず大きく成長します。今のこのチャンスの時期に人材を確保できる会社が他社を凌ぎます。残念ながら自然減以上に人を採用できない会社は景気が下降線を辿り、不況になれば倒産せざるを得ないでしょう。これからは会社も規模に関係なく、明るい元気な会社とそうではない会社へ恐らく2極化していくでしょう。将来の見通しがあるかないかで、抱える社員のモチベーションは大きく変化していきます。人材が集まる会社か、諦めて去る会社か、随分差があります。会社がどちらに傾くかは、すべて経営者の責任であります。会社は完全に選別の時代へ突入しました。弊社は、これからも働き易く、働き甲斐のある会社を今後も目指していきたいと考えています。
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失敗

2019-02-21 14:44:56 | Weblog
勝つ見込みの無い連合国との無謀な戦いに臨んだのが太平洋戦争でしたが、戦争における負けたときの代償は計り知れません。例え勝敗が五分五分と予想されても戦争はやめるべきです。しかし、世の中にはビジネスにおける失敗の事例は山ほどあります。大体の失敗は、途中で諦めてしまうことで失敗に至るケースが多いようです。一旦食いついたら、情勢が有利にならない限り絶対に途中で諦めない、という強い意志と我慢強さが必要です。株式の話をしますと、景気や不景気で株価は上下するのが普通であって、不景気に耐えられないで手放すと必ず損で終わりますが、好景気になるまで辛抱強く持ち続けると復活することもあります。会社が倒産すれば話は別ですが、歴史のある堅実な会社はまた復活する可能性があるので我慢強く時を待つのも大切な心がけです。人はそれぞれ人生において失敗することもあります、しかし、たとえ失敗してもタダでは起きない、必ず何かを掴み取る、精神的しぶとさを身に付けることも必要だと思うのです。私自身も30数年の経営者人生で奈落の底から這い上がった経験もしてきましたが、苦しかった経験は今でも経営に生きています。繰り返すようですが、途中どんなに苦しくても決して最後まで諦めないことですね。諦めなければ、いつか必ず光が見えてきます。
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プロレス

2019-02-20 10:50:31 | Weblog
毎回、堅い内容の話ばかりしていますので、今回は少し砕けた話題を書きます。私は小学生の頃から30歳の頃までプロレスの大ファンでした。かつての日本人レスラーの名前は殆ど知っています。アントニオ猪木の引退試合を5万円のチケットを購入して後楽園ホールでプロレス観戦したのが最後です。20代の頃はリングサイドに近い場所のチケットを購入して、時々生のプロレス観戦を楽しんでいました。昨日、テレビでカナダ出身のプロレスラー「アブドーラ・ザ・ブッチャー」が引退するというニュースが流れていたので、久しぶりにブッチャーの勇姿を拝見することが出来ました。78歳という年齢に関わらず随分長くプロレスラーとして現役を務められたのだと吃驚した次第です。日本プロレス、新日本プロレス、国際プロレスと私がファンだった全盛期はテレビ中継されるスポーツ番組で、プロレスほど迫力があり、観ていて面白かったものは無かったように思います。かつての日本のプロレスラーの中で未だ現役で健在な方は少ないと思いますが、外国人レスラーは名前も忘れないほど現役時代は凄い方ばかりでした。今となっては懐かしい記憶ばかりです。
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デジタル化

2019-02-19 13:49:48 | Weblog
異業種交流のある勉強会で日銀の担当者による講演を聴く機会がありました。意外でしたのは、IT人材の採用・処遇方法について述べられた事でした。産業界の競争力を高めるために世界のデジタル化の波は急速に進んでいます。産業のソフト化を進めるために高度人材の育成を急がなければならないのです。日本国内だけでなく、世界的に見てもIT人材の奪い合いが起きています。海外のIT人材の能力は日本を遥かに超えていると言われています。国内のデジタル化の波が遅いうちに海外は急速に先を歩んでいます。国の主導で社会のIT化を強制的に進めなければ、産業競争力は落ちていく一方だと思われます。国の為政者はもっと危機意識を持って海外の動きを知るべきです。
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2025年問題(その2)

2019-02-18 15:13:08 | Weblog
人口の20%が75歳以上の後期高齢者となる「2025年問題」が、社会保障費の急増で大きな問題になっています。今や1100兆円以上の国の借金も年々積み重なることも予想される中、労働力人口の減少を補うために移民や外国人労働者の受け入れも法制化されました。国内で成長しているIT業界も人材不足に陥っており、今後の対策としてベトナムなどの技術者を活用しようと様々な動きが見られます。20年度から小学校でプログラミングの科目が必修科目となることも決まりました。中学、高校もプログラミング能力としてその上を目指すことになっていくでしょう。理工系大学は更に高度のプログラミング技術を身につける科目が設けられるはずです。欧米や中国、インドなどに比べるとかなり遅れを取っていますが、日本も産業構造の転換と何年も前から言われながら、実際に産業構造が転換されてきたとはとても思えません。しかし、漸く国の教育政策として欧米に習って打ち出したのが「小学校でのプログラミング必修授業」なのかもしれません。まだ英語力やメディア・リテラシーなど、日本が他の先進諸国と比べて低いと言われている分野の教育も改革を急ぐ必要があります。20年も前から少子高齢化社会は予想されていましたが、残念ながら誰も将来に危機感を持っていなかったのだから仕方ありません。建設需要は20年でピークを迎えますので、外国人を含めた建設労働人口は徐々に余剰となり、他の職種への転向が必要となるでしょう。IT業界の人材不足も長期的な視野で優秀な外国人を競争力強化のため活用していくこととなるでしょう。
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報道

2019-02-15 17:00:00 | Weblog
最近、暗い犯罪性のあるニュースが一日中報道される中で、明け方の愛媛県への匿名での1億円寄付のニュースは非常に明るいニュースでした。自宅で一日中繰り返しで暗いニュースを自宅で聴いている人たちはTVのスイッチを切ればワイドショーも見なくて済みますが、働いて帰宅しても朝からの暗いニュースの繰り返しを聴くと、帰宅しても元気が失せてしまいます。今はニュースもスマホで簡単に情報を得られるので、TVでは寧ろ明るいニュースを全国から集めて繰り返し報道して欲しいものです。人身事故が耐えないのも、虐待のニュースが増えるのも、世の中の空気を暗くしているニュース報道が多過ぎるのも原因ではないでしょうか。凶悪犯罪ばかり報道されると、日本人は悪い人が年々増えているみたいに勘違いします。先のような匿名の寄付を、金額の大小に関わらず実践している人は世の中に多分少なくないはずです。明るく皆が感心するようなニュースの話題を、ジャンルに関係なく、もっと頻繁に報道したらよいと思います。犯罪がらみの暗いニュースは真似をする人も出てきます。子供の教育のためにも、そんなニュースが目立ってはいけないはずです。明るく、人生に為になる話題は世の中に無限に転がっているはずです。若い人たちがTV離れするのは、明るく、面白く、参考になるコンテンツが無いからだと思います。電車の中でもニコニコ顔が増えていけば、サラリーマンの方ももっと元気が出るはずです。本日も、くだらないブログを最後までお読みいただき、誠に有難うございました。
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アナログ

2019-02-14 16:50:17 | Weblog
私の友人で未だにガラケイも持たずに生活している人がいます。特に必要が無いので自宅の固定電話以外は使用していません。現代の感覚からは想像できませんが、一昔前はそれが普通だったので、彼自身が日常の生活に不要だと判断しているだけなのです。周囲の仲間は連絡を取るのに不便だから、スマホはまだしもガラケイを持って欲しいと自分たちの都合で思うわけですが、デジタル時代だからと無理に追随することも無いと思います。寧ろ、時代の流行に振り回されないで頑なに信念を保持している、彼のような人がいることも国外を見渡せば不思議なことでもないはずです。大事なことは、その人にとって幸せな人生が送れているかどうかではないでしょうか。昨日、ある会の集まりで女性の経営者が「レクサス」を毎日乗り回しているという話を聴きましたが、私自身は正直なところ高級車には全く興味がありません。バスや電車や徒歩で目的地を目指すことが私には向いているようです。何にお金をかけるかは人それぞれで、物事に対しての満足度も幸せの度合いも人によって違います。健康で普通の生活が営めれば、幸せな人生体験はいくらでも可能だと思います。友人も自分の幸せを見つけて生きているのだと考えます。アナログ人間ですが、こんな友人との関係こそ生涯大切にしたいですね。
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