みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

「共謀罪法」は怖い!怖い!  その1

2017年06月01日 | 憲法守るべし
5月30日、「共謀罪法案」が参議院法務委員会で審議入りした。共産党山崎拓議員の質疑を参考に「共謀罪法案」について考えを整理してみようと思う。山添議員は以下のような質疑を行った。

山添議員 「自民党は、現行法では『テロ組織が水道水に毒物を混入することを計画し、実際に毒物を準備した場合であっても、この時点で処罰することができません』(自民党政務調査会作成資料)。だからテロ対策法(共謀罪)が必要だと主張している。しかし、この例の場合、客観的に相当の危険が認められれば殺人予備罪になりうる。にもかかわらず『処罰できない』とする理由は何か」
法務省林真琴刑事局長 「客観的に相当な危険性が認められず、予備行為に該当しないからだ」
山添議員 「危険な発想を持っているかもしれないが、客観的には誰が見ても危ないと把握できる状況にないということだ。まさに、共謀罪は起こった被害や危険を基に処罰するのではなく内心を処罰するものだ」
金田法相 「組織的犯罪集団が関与する計画と実行準備行為について総体として危険が高い」
山添議員 「危険な集団が危ないことを考えているから処罰するべきだという、これだけの話だ」「客観的な危険性のない段階の行為を一挙に277も犯罪に仕立てるのが共謀罪法案の中身だ」


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