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(恐るべしOSコン) (2)(再掲載3)

2023年09月16日 | 音を聴く耳

OSコンの使い方によっては、

(この使い方は、企業秘密)

濁りがでてくる。と、いうことがあるので、

これまた、企業秘密でそこを抑えるわけですが・・・。

通常に使う場合

OSコンの整音効果は実に優れものなのです。

タンタルも音のよさでは、ぴか1らしいのですが、

ーこいつ、爆発するからなー

と、いうことで、

1つのタンタルがふっとぶとその関連についているタンタルも

付け直さなければならないらしく

ちょっと、扱いにくいものなのですね~~(感心してるだけの代理です)

 

一方でOSコンのてんこ盛りの時に

オーナーさまの要望でつけたわけですが、

高橋の考えは

たとえて言えば スパイス

代理がたとえると、お汁粉に塩をほんの一つまみ入れることで

甘さがひきたつ。

そういう元の音質を引き立てる調味料的役割があり

てんこもりしなくても、大丈夫だよ。

ちょっと、が良いのだよ。と、忠告はしたのですが、

実際、てんこもりなどやったことはなく、

それが、とんでもない結果をつれてくるとはおもわず

どうしてもやりたいというのならしてあげるしかないなと施工したわけですが・・・。

そのスパイス論を考えれば、スパイスだらけの音

しょっぱいお汁粉が良いわけはなかったのですよね。

てんこもりにした当初はOSコンもこなれてなかったのでしょうね。

どーんとおちるような低域もかもしだすし

まあ、それはそれでありかなといいつつ

「自分のLTDにはつけないよ。ちょっと、で、良いんだよ」

と、やはりつけなかったし

どういうんでしょうね。

当方の補強コンデンサはやはり、クリアというか、

輪郭をはっきり出しながら滑らかさがあり

迫力や低域をだせるもので、

「俺はこれでよいと思う」と、自分のチョイスをわかっていました。

ともすると、

中音を低域だとおもいこませるような音になれてしまうと

本当の低域がみえてこず

唸りや振動・響き・底鳴りの、時に耳に聞こえない音が中高音を支えているということに気が付かず

中音(だと、気が付かず、中音を低音だと思いこむ)の迫力をあげたがってしまうということがおきてしまいます。

低域というものを理解されていないというところで

高橋のチョイスでなく、OSコンてんこもりという選択になってしまうのなら

それはしかたがないなということで、ひきうけたわけです。

blog_import_53b8dc2380279.jpg

左上隅のアルミプレートの下に新設のアナログ電源用トロイダルトランスを取り付けています。
D/A・アナログ基板は後期型の物をベースに電源回りに変更を加えアナログ回路のコンデンサをOSコンに変更です

 

そして、OSコンてんこもりが再度やってきたとき

なんだったかな・・・トレー開閉??・・

そんな理由で再入院になったとき

奇妙な現象が起きたわけです。

クリアではあるのだけど・・なにか、引き込まれない。

おまけに、聴いてると頭が痛くなってくる。

WADIA6というのは、微妙な濁りがあるのです。

その雑味が深みや厚みをつくり、音が立体的になるのです。

その雑味をOSコンがきれいに整えてしまうのです。

微妙な倍音もととのえてしまう。

こうなると、立体感がなくなってしまうのです。

SPのうしろにまわると、当方のLTDだとうしろにまで響きや振動がおきてきて

この音がさらにSPの中で位相をつくるのではないかと思うのですが

これで、前にまわると、さらに立体的で響きが心地よいので

CDPの能力判定ができる状態だったわけです。

ところが、OSコンてんこ盛りのLTDはSPの後ろ側に振動も響きもおきていません。

あ、と、思って前にまわると

やっと、響きがないことに気が付いたわけです。

つまり、どういう仕組か判らないのですが

OSコンが振動、響きまでも整えてしまっているということです。

 

本来自由にビブラートする音をしばりつけて整えてだしているため

音としては、きれいにきこえるわけです。

ところが、振動すべき音を無理やり振動しにくいようにしているため

耳にはきれいにきこえても

体感として皮膚が聴く部分がうけつけなくて頭が痛くなっていたようです。

体でたとえれば

本来自由に動くところを固定してしまったら

体が痛くなるし、ストレスをおこしてしまうわけです。

耳にはよく聞こえても

その振動のない状態が代理にはかなりのストレスになったのでしょうね。

 

ここら辺の耳の個性?が高橋と代理では、微妙にちがっていて

最初は上にかいたような理屈(原因)がわからないので

もう、代理のやま勘というか・・・

当方の機器とOSコンてんこ盛りの違いをとっぱらうしかないとかんがえますので

プロトとおなじにしようと高橋にたのみこむわけです。

こんな状態じゃ 

音楽でなく

音が苦だよと・・・

ところが、このころ祭りのあとで、半鐘よりも甲高い鐘のおとを

連日ききつづけていた高橋の耳も高い音にやられてしまっていて

こう、なんていっていいんだろう・・・

鐘の音などしてないのに耳の中でまだなってるような・・

そんな状態になっていて

代理のような頭痛で体感するというタイプでないのか

納得できないというわけです。

そこをごり押しして

ーこら、頭痛で代理をくたばらそうと企んでるだろうー

と、ちくちく、つつきたおして

ま、しばしのち

やはり低域がでてないとつぶやきながら

OSコンをはずしてくれて

プロトと同じ仕様にした途端

ああ・・・この音だ

と、いうことになって

OSコンは要所要所にスパイスとして使うことで

音をひきたてていくー隠し味ーになるんだと

改めて、OSコンの価値づけ・ラベル付がはっきりとできたわけです。

このほかにも、のちに

OSコンの変わった使い方も知ることになり

OSコンの整音効果もさることながら

OSコン自体の性能も優れていて

なによりも

タンタルみたいに爆発しないwwwwというところが

ベリーグッドでしょうねwww

馬鹿とはさみは使いようではないですが、

使い方次第ではこういうことになるんだと知ることができたのは収穫でした。

また、ひとつ、根拠を持つことができたと言えます。

 


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