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WADIA6LTD(後期型)とWADIA6SPIRIT(前期型)2022-02-01

2024年03月11日 | LTD仕様音質改善

前期型6と後期型6の大きな違いをいうと

前期型は18ビット

後期型は20ビット

と、いうことになるが・・・・

これが、後々、LTD化(リミテッド・上限)において

LTDとSPIRITという名前の違いになってくる。

むろん、名前だけの違いであるわけがない。

前期型の構造から

トランス増設ができないため、LTDという上限に達せない。

また、もともとが18ビットのため

20ビットに変えることはできない。

当初、後期型しかLTD化できなかったのだが、

途中から、前期型もLTD化を図ることにした。

SPIRITという名前を冠することにはなったが、

6前期型個体としていえば、

リミテッドに仕上げている。

一番問題になるトランスの増設ができないという部分であるが、

これは、高橋のある工夫で、

トランスの増設がなくても、LTDとほぼ同じ音が出るようになっている。

トランスを増設すると、

音質もあがる。

と、いうよりも、

余裕のない電圧で例えば100通りの音世界をだしていたとする。

ところが、トランスを増設すると

200通りとかの音世界を再現できるようになる。

むろん、その前段階に

LTD仕様温室改善(SPIRITも同じであるが、SPIRIT仕様と案内することがある)により

空気感や深み・実在感・輪郭・響きなどなど、が出るように作る。

トランスの増設で、まだ、性能的に出し切れなかった部分が出るだけでなく

LTD仕様音質改善の本領が発揮できるようになる。

同じように、前期型にも、LTD仕様音質改善を施すわけであるが・・・

トランスが増設できない。

これでは、100通りのままになるのではないか?

と、いうのは、代理の素人考えで

高橋が施した策により、

LTDと同じ世界を構築する。

ただ、問題として考えられるのは

18ビットというところだったが、

それが、まず、LTDと並べて聞き比べないとわからないという

些少な差しか出てこなかった。

むしろ、18ビットである良さがよくでていると感じた。

LTD仕様音質改善の効果で

緻密な分解・表現ができているおかげで、

ぶれることなく、18ビットの音が解析されてくる。

すると、音として感じるのは

「粗削りな成長途上の若者(もっと、幼いか)のみずみずしい純粋さ」

で、

これが、情感に訴える力がすごい。

極端に言えば

青年が歩いていても涙がこぼれるなんてことはないけど

あかちゃんが歩いているのをみると、時に涙がこぼれる。

実際には、うまくたとえられないけど

SPIRITーBlueの音が、情感を揺さぶる・・というのは

音の中に「みずみずしい煌めき」という世界が内包されることによるのだろう。

むろん、LTD-Blueも情感を揺さぶるのであるが

たとえて言えば、青年像の見事な彫刻に圧倒されるような揺さぶりがおきる。

-再度、書くが 2機種を並べて聴かないと、このような微妙な差異は、見えてこないー

こう考えると、

トランスやビット数よりも、

大事なのは LTD仕様音質改善であるとわかる。

LTD仕様音質改善で、アナログ的どころではない

自然な音を再現できるように施工し

その音・データを、減衰させているトランス不足やビット数不足を補正することになる。

ところが、前述のとおり、

トランス増設という手法でなくても、補正できるわけで、

ビット数不足もまた、自然な音の際現により

LTD-Blueと寸分たがわぬ音世界を作り上げていく。

ーしいていえば、ダイナミックさにわずかに、差があるかと思うー

 

 

改めて、考え直してみたが

 

やはり、OH(全コンデンサG-up品に交換・全半田まし(クオリティの高い半田を増す)

という礎があったうえで

LTD仕様音質改善という音世界の引き出し(CDのデータを忠実に再現)があってこそ

LTD化・SPIRIT化によりさらに、充実した性能となり

ますます、自然な音が再現できるようになる。

これは、何度か書いているが

自然な音だけでなく

音世界(空気感・臨場感・温度・湿度・深み・厚み・・・などなど

実在する自然の世界が音で再現される)を構築する。

そして、Blue化により

メーカー由来のコンデンサ他が

LTD(SPIRIT)までの音を減衰させているところがあるので

ここを、減衰させないようにし

ありのままをプッシュできるようにする。

他、ここでもまた一工夫で、

さらに艶となまめかしさがアップしていく。

無音のところにまで気配をかんじたり

多くのインプレが証言してくださっているところである。

Blue化までの施工は

システムの要となる。

画竜点睛を欠く

とか

だるまに目をいれない

とか

に、ならないように願う。

本当の完成形は、

「再現できてない音を再現できるCDP」(つまり、Blueまでの施工)をもとにして

作り上げていけるものだと思っている。

 


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