なんてねー
なんてねー
んなワケないわ～
自分発見とか自分探しとか、カッコいいこと言ってても
誰が本当に今まで知らなかった新しい自分とやらを発見してるのだろうか？
私は発見してしまいました。
ただ、ツライのは発見したことが全て知りたくなかったことばっかり。
惜しい！
世の中、知らないほうが幸せってことあると思う。
一人旅をしてると毎回新しい発見ができてる自分がかわいそうだけど
これも旅の醍醐味とか何とかでごまかしてしまおう。
まずは
私ったら現状の何が不満なのか自分でもよく知らないが
少しでも縋れそうなものを見るとすぐ近寄って行ってしまうようだ。（除：ワラ）
明洞のはずれ（方角で言うと東端）にあるカトリック教会。
繁華街の喧騒がうそのような静かで落ち着く広い敷地。
ルルド聖母像
前の女性のお祈りが終わった後、私も祈りを捧げてきた。
宗教とか国境とか道交法とか消防法とか会社更生法などに縛られることなく
純粋な気持ちでお祈りすればきっと誰しもの願いは届くことでしょう。 アーメン。
（内容によると思うのでクレームはおやめください）
そして別の日に祈願してきたのは、ここもソウルでは有名な
韓国仏教の最大宗派・曹渓宗の総本山（というのは帰ってから知ったんだけど）
【曹渓寺】
大仏３体が鎮座されていて大変ありがたみが深い。（3倍速で願いが叶いそうなところが）
ここは人がとても多くて、立って手を合わせ座って深く頭を垂れるという独特な祈願も
5分ぐらい見ていたら覚えてしまったわ。
ひたすら立って座っての繰り返しで足腰が丈夫になりそうと思った。
そういう方たちのじゃまにならないように、ここでもそっと手を合わせてきた。 南無。。。
仏教歴史博物記念館ではたまたま通った階段横に立派な仏像があり
よく見たら賽銭箱があったので仕方なく硬貨を入れたのにチャリンと音がしない。
？？？と思って箱を覗いたらお札ばっかりだった。（中を覗く私もどうかと思うが）
げ！みんな1000ウォン札入れてるじゃん～ とよくよく考えてみれば
1000ウォンは約105円。 日本の感覚で適当にコイン入れたけどケチってごめんね。
ケチといえば
いろいろな美術館や博物館では入場無料でありがたーく館内くまなく見せていただいたが
特設会場などはたまたま要チケットで、そういうコーナーには係員がいて「チケットプリーズ」
と言われる。
普通ならそこで『あら、チケット売り場どこかしら』と思うものだが
私は『あ、ここは入っちゃいけない場所なのね』と何も考えずに素直にUターンする。
チケット買ってきて入ろうという考えに全く及ばないというDNAレベルのケチ！
というか芸術に疎いだけなのかも。 どちらにしても情けなさすぎる。
[王室の生活]というコーナーがあって恭しく飾られた装飾品などを見てたときのこと
『あら、私のアクセとオソロじゃん～』と勝手に親しみを感じてしまった。
本当に同じようなの持ってるの～ そりゃ全然お値段違うんでしょうけど。
こんなリングみたいなの持ってる～
こういうアクセ持ってる～
はい、すみませんでした、と。 （もちろんここは無料コーナー）
更に自分の変な癖（ヘキだよ。性癖じゃないよ）を発見。
ケーキセットを頼んだときのこと。。。
ここは国立現代美術館ソウル館の中にあるカフェグラーノという
有名（らしい）イタリアンのお店。
季節の野菜パニーニかトマトソースのペンネパスタがおいしいということで
どちらか食べよう！と思って寄ったのにメニューを見たら・・・
チーズケーキセットに変更！
現地で気が変わることはよくあるんだけど、私が自分のヘンな癖に気付いたのは
ケーキを全部食べ終わったときのこと。
とってもおいしくて満足だったけど、ふと見たらカフェオレ一口も飲んでないじゃん。
前にも書いた有名なワッフルセットを食べたときも全く同じだった。
ワッフル完食後、コーヒー全く減ってない。
そういえば昔から一つのものをじっくり味わって食べて次行くという癖があるみたいで
給食の食べ方で指導される「三角食べ」みたいなことができない。
要するに、食べてー飲んでーという繰り返しができないの。
よく言えば
フランス料理コース食べ！ と言えるのではないだろうか。
ま、オナカに入ったら同じよねー
何と言っても今回1番の情けないエピソードとしては
4日目の帰国日の朝、起きようと思ったら頭が起こせなかった。
金縛りではない。
そういえば人生で一度も金縛りになったことはない。 お金に縛られたことはあるが。
持病の「頚椎症」で首が痛くて起き上がれなくなっただけ。（だけ、って言っていいのか）
たまにあることなので慌てず騒がず自分の手で頭を持ち上げてがんばって起きたわ。
ある一定の方向に動かすと痛いけどそれ以外は大丈夫そうだったので
その後も無事にあちこち観光して回った。 一応めでたし。
その後、マッサージ屋さんでもお姉さんに体を起こしてもらうという恥。
そうそう、今回はマッサージに凝って通ったわ。
足が凝ったんだけど（ややこし）足だけなら45分で18000ウォン（約1900円）というのが
明洞には少なくても4件はあるので5回行った。（4日で5回って行き過ぎじゃん）
ここは一度行っただけのところだけど、だいたい内部はこんな感じ。
スリッパに履き替え、下だけショートパンツに履き替えて荷物をロッカーに入れてマッサージ室へ。
殆どは大部屋で満室の時は人一杯だけど、何しろ安いので他人と一緒が気にならなければお得だ。
私のオススメは、どこのお店というよりも日本語が得意じゃないマッサージ師さん。
日本語が流暢だとずっと話しかけられておちおち寝られないのよねー
マッサージの人同士が喋ってるのは私はあまり気にならないし（中国圏では皆すごく喋ってる）
ニホンゴ分からなくても、痛い～！もっと弱めにお願い！というぐらいは通じる。
人によると思うが、私以上に痛がって唸ってる人がいておもしろかった。（他人事だと思って）
ここは明洞唯一（だと思う）ドクターフィッシュもあるのでオススメ。
ということで、今回も別に知りたくもないことモロモロ発見してしまったが
今更矯正もできなさそうなので、やーだ、私ったら！でごまかしたい。
（テヘペロと書かなかっただけマシだと思ってください）
このお店に入っていくのだ
店内左奥の階段をあがるのだ
カフェが見えてくる
3階
５０００ウォンもした（約５３０円）
ネコのぬいぐるみが。 かわいい～
ここは部屋を再現したようなコーナー
センスがいい置物など
ドリンクの種類が豊富
