レッツゴー!花輪ジロー!

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桜ハウス・ほろにがいカラダ~藤堂志津子

2012-06-13 | Book

藤堂志津子の「桜ハウス・ほろにがいカラダ」読んだ。桜ハウス・シリーズで、「夫の火遊び」に次ぐ第三弾。

十数年前に市役所に勤める蝶子が亡くなった叔母から譲り受けた家を親しい友人に賃貸し、4人の共同生活。今風に言うシェアハウスだが、その家の名前が桜ハウス。

桜ハウスの住人は家主の蝶子、遠望子(ともこ)、綾音、真咲。家主であり年長者で聞き上手な蝶子以外は、ちょっとくせ者揃い。そのくせ者3人もそれぞれの道を歩むべく、桜ハウスを卒業。

あれから十数年、蝶子は50才になった今も桜ハウスに住む。遠望子は未婚の母。子育ては同居する姉夫婦に任せ、病院勤め。綾音、真咲はそれぞれ離婚を経験し、4人とも今はシングル。4人、それぞれ恋愛に悩み、自分の行き方を試行錯誤。人生はいくつになって試行錯誤!性格、年齢も違う4人だが、桜ハウスを卒業した後も、付かず離れずながらも絆は羨ましいほど強い。

4人のなかで最も若い真咲の不倫相手の誠一郎の行く末にはちょっとびっくり。4人の中で最も地味な風貌で、もてそうにない遠望子は未婚の母になったうえ、今、流行り(?)の二股恋愛と、人は見かけによらない大胆さ。

第四弾があるような終わり方だ。次作に期待しましょう。第三作では恋愛マニアの綾音に色気のある話がなかったので次作ではやらかしてくれそう。キャラクターと人間関係を理解するために第一作の桜ハウスから読むことを勧めたい。テンポの良い小説なんで、3冊読破しても大して時間はかからないと思う。


女性のみならず男性も楽しめる。アラフォーの女性心理を研究すべし。

昨日は会社帰りに門仲のジムに。マシンで40分のランと10分程度の筋トレ。今年の走行距離は833キロ。

マリーンズは今日からマリンに戻ってカープとの2連戦。スカウト読んで、カープを応援する気持ちが沸いたが、今日と明日は負けられない。今日はカープの先発はルーキー野村。マリンで勝つ難しさを教えてあげよう。マリーンズのルーキー中後は二軍降格。最近、安定感がないので妥当な処置。もう1回鍛え直してこい。上がってくるのは古谷あたりか。

 

 

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