![]() ★東日本大震災被災後のJR八戸線――僕の内の闇から闇を疾駆して朝の光に至る「ふたりっ子はん深夜特急」(2001/3~2004/3)の軌道――の、陸中八木駅(基地ステーション)、有家駅(「朝の光」の直前駅)の復活・復元状況が気になり(地元発信の最新情報によると、かなり厳しい状況)、昨日、午後、交通手段に関する情報を収集し、往路・帰路の行程を組み立ててみた。 ★いちばん簡単なのは、八戸市から自動車で国道45号線を南下する方法だ。 しかし、これは(これまでも鉄路を語る場面で、たびたび述べてきたように)僕の内側にいる「僕」にとっては禁じ手(反則)なのだ。 ★昨夕の段階でベスト案は次の通りだ。 ・JR八戸線0537八戸駅発―0558鮫駅着 ・代行バス0610鮫発―0729有家臨時駅着 ・徒歩0830有家駅発→国道45号北上→小子内経由→1000陸中八木駅到着 ・代行バス1252陸中八木駅発―1405鮫到着……。 昨夕は、陸中八木駅界隈での3時間をどう過ごすかぁ~?と考えているうちに、行程検討は立ち消えになった。 ★深夜、ベットに入ってから、臨時バスにはなむけ号(僕の折りたたみ自転車)を――ちょっとシンドイけれど――組み合わせる方法もあることに気づく。 ![]() ★僕はこれまで何度も「僕の存在の仕方=ホームページ(含 ブログ、チャット、掲示板)だ」といってきた。 最近、この命題に少し補正を加え、「僕の存在の仕方」=「現実のなかで、ガラスの破片のように散らばった僕・僕・僕……を必死に結合しようとする存在」=「ホームページ(含 ブログ、チャット、掲示板)」。 東日本大震災被災後、この僕のホームページ(含 ブログ、チャット、掲示板)が変だ。 もちろん、これまでが完璧だったというわけではない。 ホームページ上で、散らばった僕・僕・僕……を結合させるというのは、あくまで、そうあってほしいという願いであって、実際にはその実現はなかなかむずかしかった。 「変だ」……というのは、東日本大震災被災後、その実現がさらに遠のいたという意味だ。 原因は、これまでも述べてきたように――ま、きわめてきわめて観念的、抽象的な言い回しになるが、今後、修正を加えていくための叩き台、思考の原初のカタチとして――(1)まず、僕の13、4歳頃から、僕の精神的時空間の、現実と非現実の境を支えるポイント(=出発点)でありつづけた、鮫、陸中八木、有家、田野畑、宮古、気仙沼、小高、九十九里等の被災により「僕の半分が壊れ」、「見るべき程の事は見つ」の心に近い状態に陥る。 すなわち、これは「現実のなかで、ガラスの破片のように散らばった僕・僕・僕……を必死に結合しようとする存在」の構造・骨組みが消滅したということなのだ。 (2)しかし、僕は自己を消滅、破壊しつくすことなく、(結構、しぶとく)生き延び、(現実と非現実の境を支えるポイントが壊れたため、仕方なく)一旦、僕自身の拠って立つところを「非現実」エリアとし、そこから「現実」に突き抜ける道(方途)を選択したのだ。 ★このところの詳細を語るのがめんどうなので、ト、ト、トッと、ぜんぶ飛ばす。 苦しまぎれに「非現実から現実に突き抜ける道」といったが、そんな「道」が簡単に見つかるわけがない。 おまけに、その過程で、「散らばった僕・僕・僕……」が、さらに飛散してしまった……というところが、最近の「ホームページ不調、荒れ放題」の原因だろう。 ★対策として、しばらく、「飛散した僕」の破片を、ひとつひとつ拾い上げていくことに……。 「結合」は、また今度の話。 ![]() ★はぎちゃん様、震災見舞いのコメントありがとうございます。 せっかくコメントをいただきながら、長い期間、返信できず、ホンマ、もうしわけありませんでした。 震災当日は、イベントがあり、地震発生時には、赤信号で停車(先頭)中の、自動車内(助手席)で遭遇。 地震のとき、よく放送局の屋上カメラの映像が流れますが――あれは地上が揺れているのではなく、カメラがカタカタと揺れているだけなのですが――今回は、ああ、ホンマに地上そのものが上下に左右に激しく揺れているぅぅ~……、それも結構、長い揺れだったので、まさしく、この世の終わり……という思いでした。 長い揺れの中に身を置いているとき、僕の耳に『増鏡』の老婆の「この日本国の衰ふるはじめはこれよりなるべし」の声が聞こえましたよ。(巻2.「新島守」――老婆の発言のシチュエーションは自然災害とは異なります。) 目の前の信号の赤が青に変わりつつ、プツッと消えたのが、スゴク、ショックでした。 しかし、僕個人の物的被害については「極微」――天井までの書架のひとつが、激しい揺れで、耐震つっぱり部分が外れ、倒壊、その他、直後から1、2日の停電、慢性的なガソリン、灯油不足……程度。 ただ、ま、やはり、日本人の多くがそうであるように、精神的ショックは、ことばにできないものがありますね。 「見るべき程の事は見つ」(平家物語)の心境。 大震災当日、宮古取材計画を立てていて――八戸10:16~12:04久慈(JRうみねこ)、久慈13:04~14:40宮古(三陸鉄道北リアス線)――直前に、別のイベントが入り、計画変更。 計画通りだったら、地震の直前に宮古到着ですから、不案内の土地で、僕はきっと右往左往したことだろう……あるいは右往左往しつつ、もしかしたら……という思いが僕のショックを倍加させているのかもしれません。 僕なりに被災地チェックをしたいのですが、まだ八戸の一部にとどまり、今後、様子をみて、階上、陸中八木、有家、田野畑、宮古等を訪れるつもりです。 ![]() ★小春のパパ様、いやぁ~、ひさしぶりです。(僕の精神的混乱から)掲示板コメントへの返信もできず、ホンマ、失礼いたしました。 ★小春のパパがいう「無意識の〈言動〉に、明確な根拠――誰もが理解、納得する?――を感じさせるようなイイ〈男〉になりたいなぁ」 むずかしい話だとは思いますが、常に、そういう「男」でありつづけるというのは確かにむずかしそうですが、――特に「無意識」というのが……ね^^;――、しかし、ある時、ある場面に限定するというのであれば、だれにでもそういう「男」になるチャンスはあるのではないか?と思いながら……、また、小春のパパは、僕の周囲では、そういう「男」にいちばん近い存在なのではないか……とも思いながら、小春のパパのコメントを読みました(^_-)。 しかし、こんなことを突然いいだすって、何か変ですね。 小春のパパの周辺に何かあったのでしょうか? ★以前、ふたりのあいだでマンデリンのことを話題――小春のパパの昔の彼女がマンデリンが好きだった……という話――になりましたが、最近、僕のマンデリンは絶好調です。 ネットで生豆を取り寄せ、手鍋焙煎をやっています。 〈僕流の手鍋焙煎のやり方〉 ◇手鍋(僕は直径14㎝くらい、厚さ2㎜程度のものを使用)に、 ◇生豆50~60グラムくらいを入れ(60グラムを超えると作業の後半に手がだるくなる)、 ◇ガスコンロの強火の上で(鍋を火からあまり離さないようにして)手首を小刻みに振り(回転させ)つづける。 ◇①5分くらいすると、アーモンド色に変色。 ②やがてバチッバチッと爆ぜる音。 いわゆる1爆ぜ(イチハゼ)だ。 ③と同時に、鍋から、半透明の、香ばしい煙が湧きあがる。 このバチッバチッの音と、湧きあがる煙(香り)がいい。 ◇バチッバチッが(①はじまってちょっとしてか……②ちょうど中間あたりか……③おさまりかけた頃か……で、次の「2爆ぜ」に影響するので、むずかしいが、はじめは①~②でやめておくといいと思う)はじまってちょっとしたところで、コンロを極弱火にし、僕の場合は、手鍋をゴトクに置き、お好み焼きのコテでガラガラと混ぜつづける。(弱火にしても鍋は熱いので、すぐコテで混ぜないと黒こげになる) と、バチッバチッにつづいて、ピチピチ、ピチピチと、豆の油成分が燃える、2爆ぜの音が聞こえはじめる。 僕の「定義」―― このピチピチがはじまった瞬間でやめると浅煎り。 ピチピチの途中でやめると中煎り。 ピチピチの終わりでやめると深煎り。 ◇やめた(ガスを止めた)瞬間、僕の場合、即、鍋の底を水に浸け(水に浸けるのは「豆」ではない。「鍋」の底)、ジュジュッと冷やす。 冷やしながら、コテで混ぜつづける。 ここも素早くやらないと、鍋の熱は相当あがっているし、マメそのものも手ではさわれないくらい熱いから、それらの熱で焙煎がさらに進んでしまう。 その後、手鍋をもって庭に出て、ドライヤー、あるいは団扇で、チャフ(豆の薄皮)をぶっ飛ばす。 豆によっては大量のチャフが舞い上がる。 ★マンデリン(中煎りと深煎りの中間)とブラジル(浅煎り)を混ぜて飲みながら、PCラジオでバロックを聴くのが、近時の僕のマイブーム。 ★画像=3月末の雪の散歩道。 ![]() ★関連記事 ・再び、東北関東大震災で被災したJR八戸線・有家駅界隈の情報。山の稜線のカタチだけが変わっていない ・無人駅への往路か復路のどちらかが必ず鉄路であること。自動車や自転車で無人駅に直行し、そのままさっさと舞い戻るのは不可。自転車を(折りたたんで)往路と復路、またはどちらか一方を列車に乗せるのは可 ・当然のことだが、僕の存在の仕方をWEB上に表現したのがホームページであるという意味だ。もう1つは、逆方向で、ホームページの存在によって形成された僕というものが存在するという意味だ ・現在の「茫漠時空間」は、ガラスの破片のように散らばった「僕」「僕」「僕」をいじくるのではなく、そこにそのまま存在させ、荒っぽい話だが、逆に、「僕」「僕」「僕」が絡みついている空間軸&時間軸を撤去、溶解させようというものだ ・東北関東大震災によるJR八戸線・陸中八木駅&有家駅の被災状況。全線開通までに相当の困難が立ちはだかる ・マンデリンの手鍋焙煎。コンロの火の加減と、混ぜ方の工夫で、炭にして以来やめていた深入りに再挑戦 ★公式ホームページへ ★WEB無人駅線ページへ |
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