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「 筆者が世界を観察する切り口は3つと決めている。
金融経済、情報技術、社会システムだ。
これらの切り口で世界を俯瞰すれば、
おおよそすべてのことが分かる。
本書に登場する多くのストーリーは、
突拍子のない絵空事ではなく、
各分野のビジネスパーソンや
投資家たちとの情報交換、
世界各国の視察から導き出した、
「起こり得る」可能性が高いものだ。
(「まえがき」より、一部改変)
未来を読む投資家による、未来への処方箋 」
「 ◎内容
・義務教育に金融リテラシーが追加される
・一億総契約社員化、兼業が当たり前に
・アジア人富裕層の経済移民がやってくる
・「技術力でつくる」産業の育成が国策に
負けない投資家による、未来への処方箋。
◎目次
第1章 〈金融経済〉のゆくえ
1、[2025年の景気動向]日本は再びバブルを経験する
日本経済の躍進は東京五輪のあとも続く
東京五輪後は物価、不動産ともに上昇
国策バブルで日本中が躍る
金利緩和が出口を迎えて日本の金利が上がるとき
住宅ローンは固定か変動か
日本の借金の4割は帳消しに?
消費者庁はあやしい金融商品の専門家に
【コラム】バブルとは何か?
投資や融資で世界の富が増えるのか?
2、[2025年のマイホーム事情]
アジア人富裕層が経済移民として押し寄せる
東京の高級不動産はアジア人富裕層のものに
経済移民がマンション価格を押し上げる
旧耐震マンションの建て替えが社会問題に
築古マンションは外国人労働者の住処に
築古マンション再生への処方箋
都心の一等地を頂点とする土地のヒエラルキー
空き家問題は地方特有の問題
都心の再開発を急速に進めるには
郊外の不動産価格は下落する
弱者のためのシェアリングエコノミー
欧州型社会福祉と日本の生活保護の違い
家はレゴブロックのように均一化される
ハイクラス世帯のためのシェアリングエコノミー
3、[2025年の地方都市]地方にこそ世界を変える夢がある
地方再生のために必要なユニバーサルサービス廃止
地方分権の本当の意味
過疎地にこそ世界を変える夢がある
砂漠を大経済都市に変えた海外の成功事例に学べ
地方主導で魅力的な開発プロジェクトを
第2章 〈情報技術〉のゆくえ
1、[2025年のスタートアップ企業]
渋谷のビル街の栄枯盛衰
渋谷のスタートアップ企業ブーム
キラキラした経営理念の裏にギラギラした別の夢
新規性のない新サービス ばらまき投資の顛末書
スタートアップ企業に共通している本当のビジネスモデル
ベンチャー企業の社員はライフスタイルも冒険的である
スタートアップ2・0は「技術でつくる」がテーマ
【コラム】 会社員の働き方と事業家の仕事の違い
2、[2025年の花形産業]まとめサイトは終わり理工学ベンチャーへ
日本を追い越していったアジアの発展途上国
日本製品不要論の衝撃
1対n産業で日本の製造業は再び輝きを取り戻す
新産業擁立の特命チーム
ニッポンの新しい基幹産業5選
3、[2025年のデジタル技術]人工知能
と遺伝子情報で情報工学は神の領域へ
コンピュータが人間に代わり判断をする時代
脳型コンピュータと人工知能2・0のはじまり
スマホ業界にこれ以上の発展はない
遺伝子情報のデータ分析で世界が変わる
第3章 〈社会システム〉のゆくえ
1、[2025年の学校教育]古典と漢文は
社会で役に立たないのでなくなる
英語は誰でもできる時代に
リーダーシップとイニシアチブが求められる時代
教
育コンテンツは国際競争社会で必要なものだけになる
「文系も理系もみな平等」の教育理念はなくなる
末っ子の大学進学と社会的貧困
2、[2025年の働き方と就活]一億総契約社員時代の到来
仕事のコミュニケーションは非同期通信型に
一致団結のチーム戦から成果報酬の個人戦へ
副業が当たり前になり会社への帰属意識がなくなる
日本人が普通の若手アジア人に仕事を取られる日
アジア人アルバイトが崩す日本のランゲージ・バリア
一億総自営業時代のセーフティネット
日本版シェンゲン協定で就職活動が変わる
大学は社会に実力を示すための卒業制作を作る場になる
【コラム】
就活生に「あなたのやりたいことは何ですか?」と問うべきではない
3、[2025年になくなる仕事]
士業の多くは仕事がなくなり廃業する
マイナンバー2・0が始まる
税のシステムは簡略化され歳入庁が新設される
行政手続きの電子化で士業は廃業ラッシュ
社会的地位の向上する現場系士業
天下りと利権団体は解体される
【コラム】世界で存在感を高める電子立国エストニア
4、[2025年の社会インフラ]購買履歴で個人の行動が丸裸に
行動履歴をデータ分析して人を判断する社会
日本版クレジットスコアとTポイントカード
5、[2025年 効率化社会の行く末]
人工知能と無人倉庫は幸せな未来か
物質的に恵まれた近代社会の誕生
なぜノルウェーよりスウェーデンの自殺率が高いのか
効率化を突き詰めるのは非効率という矛盾に気づいたとき
◎プロフィール
玉川陽介(たまがわようすけ)
1978年神奈川県大和市生まれ。学習院大学卒。学習院さくらアカデミー講師。
大学在学中に統計・情報処理受託の会社を立ち上げ、
28歳のときにM&Aにより上場会社に売却。
その資金で世界の株式、債券、不動産などに投資する個人投資家となる。
世界20カ国以上で銀行と不動産市場を調査し、経済誌などへの執筆も行う。
主な著書に『不動産投資1年目の教科書』(東洋経済新報社)、
『Excelでできる不動産投資「収益計算」のすべて』(技術評論社)などがある。 」(内容)
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「 ★100年に1度のチャンス到来!不動産投資をはじめるには絶好の「今」を逃すな!
■アベノミクスと量的緩和による不動産市況の活性化
■円高不況の是正とデフレからの脱出
■東京五輪の開催決定
★不動産投資は「わからない、こわい」となかなか踏み出せない方へ
■株やFXよりルールが簡単な不動産投資のポイントをやさしく解説
■不動産投資1年目にピッタリのわかりやすいQ&A方式
■「収益試算Excelシート」で負けない不動産投資が今日からできる
★実際に寄せられた中から初心者にピッタリの質問80を厳選
●都心か地方か
●区分所有か一棟マンションか
●安い木造建築かしっかりしたRC構造か
●現金購入かレバレッジの効く借入か
●ローン完済まで保有か中途売却か
●個人か法人か etc.
これからはじめる人・はじめて間もない人・うまくいってない人すべての人に
必ず役立つ「?」が満載!最初の一冊として最適! 」(内容)
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「 ■実際にさまざまな投資をしてきた「個人投資家」の知恵と経験が満載!
著者は、『不動産投資 1年目の教科書』(東洋経済新報社)、『勝者1%の超富裕層に学ぶ「海外投資」7つの方法』(ぱる出版)など、
すべての本で増刷を重ねる玉川陽介氏。
国内外で、不動産投資と証券投資を幅広く行う個人投資家です。
その実体験にもとづいた投資理論、金融商品の解説は、いち個人投資家の立場で書いた公平さから、人気を得ています。
本作でも、いち個人投資家の立場で読者の皆さまに有益な情報を提供します。
■海外のETFやREITなどの配当や分配金で、着実にリターンを得る!
本書では、15年超にわたり、さまざまな投資をしてきた玉川氏がたどり着いた、リスクを抑えて安定的に高利で資産を増やす投資法を紹介します。
株やFXなどの「キャピタルゲイン」(売買益)でリターンを狙わずに、海外のETF(本書では債券中心)やREITなどを長期保有して、
配当や分配金などの「インカムゲイン」を得る方法を教えます。証券投資を中心に解説します。
■100年使える「投資の知識」を、あなたにも知って欲しい!
本書は、レベルアップを目指す投資家、そして初心者にも参考になる投資の知識が満載の、一段階上のレベルを目指すための入門書です。
投資は、金融商品の「しくみ」を理解することが大切です。本書ではそれぞれのポイントを教えます。
さらに、長期で投資をするインカムゲインは世界経済の動向がカギになるので、その概要も冒頭で解説しています。
★この知識なくして金融市場で勝つことはできない! ★
★経済的“自由"を手に入れるための金融リテラシをすべての人へ! ! ★
<本書の主な構成>
◆安定・高利回りは正しい知識から
◆世界的な量的緩和とこれからの経済
◆債券ETFで少資金でも安定・高利回りの長期投資を実現
◆債券へ投資するファンドの秘密
◆すべての投資に影響を与える「為替」のルール
◆FX取引の秘密
◆インカムゲイン投資家のための高利回りREIT投資
◆海外REITにも投資できる
◆長期投資に適したレバレッジのかけ方とリスク管理
◆長期の国際分散投資は本当に正しい投資法か 」(内容)
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「 経済成長を情報成長ととらえ、
経済学にネットワーク科学を組み合わせたアプローチの、
「経済複雑性指標」なる予測力の高い手法で注目された、
WIRED誌「世界を変える50人」に数えられた
気鋭の研究者が説く、
斬新な切り口で「成長」を理解するための科学解説 」(内容)
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「〔特集〕コロナ株高の崩壊 バイデン勝利で急変
・金利上昇で沈むハイテク株 11月にダウ5000ドル暴落も
・米バブル 「恐怖指数」高止まり 下落局面への転換点
・GAFA 米IT潰し ソフトバンクも試練
・米大統領選勝敗予想 宗教票が剥落したトランプ バイデンの「雪崩的勝利」も
・失業率が示唆する「バイデン勝利」
〔特集〕サイバー攻撃と日本
・偽メールに騙される大企業
・緊急アンケート サイバー被害の10社
〔ワイドインタビュー〕
・松重豊
〔エコノミストリポート〕
・法律 巨額の制裁金 日本企業が欧州で“独禁法”違反 楽器メーカーなど摘発相次ぐ
【インタビュー】2020年の経営者 和里田聰 松井証券社長 」(内容)
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「 コロナ禍の下で日本の不動産は二極化している。
徹底的な現場ルポによって不動産市場の先行きを展望した。
【特集】不動産 熱狂の裏側
スペシャルリポート
「満足度No.1」は本当か
連載
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|クラシック音楽最新事情|
|「英語雑談力」入門|
|話題の本|
|経済クロスワード|
|読者の手紙 次号予告| 」(内容)
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