相場の詩(うた)

青山在住のトレーダーのブログ

カナダの教訓  ~ 超大国に屈しない外交

2021年08月08日 | カナダ経済 & カナダドル

 

「 超大国アメリカの隣に位置し、

強い圧力をかけられながらも、

自主外交を貫いてきたカナダ。

本書では、

在カナダ大使館公使

を務めたこともある

元外務省国際情報局長が、

要人への膨大なインタビューをもとに、

カナダ自主外交の真髄を徹底的に探る。

カナダの歴代首相は、

安全保障・貿易・経済政策など、

アメリカとは異なる価値観の中で、

進むべき道を模索し続けてきた。

ピアソン首相は北爆反対の演説をして

ジョンソン大統領から吊し上げにあった。

ディフェンベーカー首相は

核保有とキューバ危機への対応をめぐり、

アメリカの圧力によって

首相の座から引き摺り下ろされた。

それでも、対米政策論議に

「不可侵とされる聖域」はない――

これがカナダの自主外交に

一貫して流れる思想なのである。

TPP、オスプレイ、尖閣問題……

超大国からの圧力に苦しみ、

混迷を極める日本外交に、

貴重な示唆を与えてくれる1冊。

ベストセラー『戦後史の正体』の著者の

伝説的名著、待望の電子化!      」(内容)

( kindle版あり )

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カナダドル ~ カナダでのコロナ変異株の感染拡大に注意

2021年04月14日 | カナダ経済 & カナダドル

カナダでコロナ変異株の感染が

急拡大しているらしい。

目先注意が必要だ。

「 企業の本社(中枢管理機能)立地についての

日本、米国、カナダ

中国、韓国、台湾の比較

から見える地域構造や

中国における工業立地の状況などを

豊富なデータにより解説。      」(内容)

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カナダの新規雇用者30万人増でカナダドル上昇

2021年04月10日 | カナダ経済 & カナダドル

下に掲げたのは、

カナダ出版賞を受賞した

東大出版会から出ている

「現代カナダ経済研究」。

カナダ経済の基本的性格

をトレースするうえでの

定番とされている書で、

カナダ経済が米国経済と

いかに一体であるかが分かる。

たとえば、

先日米国の雇用統計が

予想外の急増となったが、

当然ながら

カナダの雇用統計も

同様の結果となった。

「 対米依存しつつも、

日本やEUとの経済関係を強くすることで

アメリカとは一線を画する

カナダ経済の独自性を呈示する。

特に、国内における州経済の多様性と、

自動車産業を中心とした

日本との二国間貿易と直接投資の様相を解明する。

【カナダ出版賞受賞】 」(内容)

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住宅バブルへの懸念から、カナダ中銀は4月にもテーパリング開始 ?

2021年04月09日 | カナダ経済 & カナダドル

最近、住宅バブルへの懸念が

各国の中央銀行の

金融緩和政策を制約するようになるのでは ?

という論調が増えてきた。

冒頭に掲げたのは、

ロイターに寄稿された

高島修氏の論稿。

詳細については

ロイターの記事の本文を

お読みいただくとして、

拙ブログで注目してきた

カナダドルとの関連では、

カナダの住宅市場の過熱ぶりは

先進国でも突出して深刻で、

それへの対応として

カナダ中銀は他の中銀に先駆けて

テーパリングに動くのではないか、、、

とのこと。

そうなればカナダドル高は必至だが、

さてどうなんだろう ?

( kindle版 )

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バンクーバーで起こる不動産バブル

2021年04月02日 | カナダ経済 & カナダドル

「 海外投資のパイオニアとして名高い

日本人大富豪C氏自らが、

最近実際に行ったお金の動かし方を

包み包み隠さずお伝えしております!

今回その方法に行き着くまでの構想も

合わせて公開しておりますので、

非常に学びの濃いイーブックになっております!

大富豪ならではのお金の運用法を学び、

ぜひあなたのシチュエーションに合った

運用方法も見つけてみてください!!

■請求ページの説明文

昨年から不動産価格が30%の値上がり・・・!?

新興国のどこか?中国の中心部?

いやいや、

実はカナダ・バンクーバーの話なのです。

「ヘリコプターマネー」という言葉が

世の中で当たり前のように認識される中、

巻き起こる「金余り」。

紙幣が刷られるということは、

紙幣の価値が下がり、相対的に

例えば不動産やゴールドなどの

有限資産の価値が高まります。

特に不動産に関しては、

・レバレッジをかけた投資が可能

・保有して値上がり益を期待するだけでなく、
 運用してインカムゲインを得ることも可能

ということで、

お金が集まりやすくなります。

そして中でも、

新興国や中国での不動産バブルについては

よく耳にしますが、

住みたい街として

世界で一番人気の高い

カナダ・バンクーバーにも

世界中の余ったお金が集まってきているのです。

中国人富裕層が

中国元を他のものに替えるという流れの中での

バンクーバー不動産

というものは以前からありましたが、

現在の流れは違っており、

実は、、、

主に◯◯が

「今を逃すともう買えない!!」

ということで不動産を買いあさっている

ことが原因のようなのです!!

この流れはいかにしてそうなったのか?

そして今後どうなっていくのか?

世界的な金余りの中、

「お金が集まる場所」について流れを理解し

大きなチャンスを手にしていきましょう!  」(内容)

( kindle版 )

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アメリカの大型予算の恩恵を最も享受できる国はカナダか ? (その2)

2021年04月01日 | カナダ経済 & カナダドル

アメリカの大型予算の恩恵を

最も享受できる国はカナダだろう、、、、

ということで、このところ

カナダドルの相場を

詳細にウォッチしてきたが( → コチラ)、

バイデン大統領は

先の大型コロナ対策予算に次いで

大型の公共投資計画を発表した。

長い長い国境を隔てた

陸続きの隣国アメリカが

公共投資に沸くとしたら、

カナダ経済に相当の恩恵が

あると考えるのが順当だろう。

さて、どうなるか ?

下は、黄文雄さんの

「バイデン政権がもたらす新たな米中危機」。

「・バイデン政権で、米中対立はどう変化するか。

・日米同盟、台湾政策はどこまで弱体化するか。

・1月に海警法を成立させた中国は、

 尖閣で何をしてくるのか。……

WHOやパリ協定への復帰を決めたバイデン政権。

中国に対し、協調路線に転換するのか、

それとも最終戦争へと進むのか。

新大統領の習近平との個人的な関係、

息子の「中国スキャンダル」から、

日・米・台で進む中国外しの半導体連合の実態、

香港やウイグルなどへの弾圧に対して

動き出した各国の対応、

中国の覇権主義や「戦狼外交」の実態と背景、

そして世界と日本への影響まで、

最新情報から歴史背景までを紹介しつつ完全分析!

中国の特質や工作活動に精通し、

日本、台湾、アメリカの現状を

つぶさに観察してきた台湾人著者が、

新政権と米中対立、日本と世界の変化を解説!

第1章 バイデン政権誕生に広がる世界的懸念

第2章 「コロナ後」中華主義を世界に押し付け始めた中国

第3章 中国危機にさらされるアジア

第4章 日本主導の中国包囲網構築を急げ

第5章 追い詰められた中国の断末魔

第6章 バイデン後の中国はこうして衰滅する  」(内容)

( kindle版あり )

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21世紀初頭の資源価格高騰(スーパーサイクル)とカナダドル相場

2021年03月12日 | カナダ経済 & カナダドル

冒頭のチャートは、21世紀初頭、

リーマン危機が発生するまでの間(~2008年)

に起きた資源価格高騰(スーパーサイクル)時における

カナダドル/円相場をみたもの。

ほぼ一本調子で

70円近辺から120円台まで

上昇しているのが分かる。

下は、日経新聞夕刊に掲載された

スーパーサイクルに関するコラム記事。

筆者によると、

現在、国際商品で急騰しているのは

脱炭素の動きに不可欠な材料で、

それに逆行する化石燃料が

今回のスーパーサイクルで上昇するかどうか

については懐疑的、、、とのこと。

下は、「資源データブック」。

「 2050年には世界人口約100億人へ──

日本、アジア・豪州、北米・中南米・極地、

欧州・ロシア、中東・アフリカの各地域別に、

食料資源、森林・水資源、

燃料資源、鉱物資源等の現状を、

最新データと図表を用いて、わかりやすく解説。

世界の紛争の原因の1つとなっている

資源の基礎知識と歴史的背景を

大づかみにすることができ、

コラムでさまざまな資源の

話題・豆知識を得ることができます。

TPP、南沙諸島問題、シェール革命、水ビジネス、

核燃料、人口問題、食料自給率などについて、

自然に理解が深まるので、

若手社会人や学生の皆さんにもおすすめです。 」(内容)

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アメリカの大型予算の恩恵を最も享受できる国はカナダか ?

2021年03月11日 | カナダ経済 & カナダドル

カナダドルが堅調だ。

スーパーサイクル論に

代表されるような

国際商品の高騰現象は

資源大国のカナダにとって

願ってもない時代の到来

を意味する。

しかも、

カナダの強みは

原油やLNGといった燃料資源や

金やウランといった鉱物資源

にとどまらない。

脱炭素で見直されつつある

水力発電を支える

水資源にも恵まれているし、

山林資源については、

カナダの木材なしには

アメリカの戸建て市場は

成り立たない、、、、

とさえいわれている。

こうした点を考えあわせると、

たとえば、今回

米国で成立した大型予算の恩恵を

最も享受できる国は、

諸外国の中でカナダだろう、、、、

カナダは自国の財政を

悪化させることなく

隣国である米国の

過剰気味な景気対策の恩恵を

フルに享受することになる、、、、

スーパーサイクル論を踏まえると

カナダドルは10年、20年

単位で見た高値をつけても

おかしくない、、、、

と個人的には思うのだが

どうなんだろう  ?

下に掲げたのは、

カナダ出版賞を受賞した

東大出版会から出ている

「現代カナダ経済研究」。

カナダ経済の基本的性格

をトレースするうえでの定番。

「 対米依存しつつも、

日本やEUとの経済関係を強くすることで

アメリカとは一線を画する

カナダ経済の独自性を呈示する。

特に、国内における州経済の多様性と、

自動車産業を中心とした

日本との二国間貿易と直接投資の様相を解明する。

【カナダ出版賞受賞】 」(内容)

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カナダドル/円は、長期的に106円(2014年)、120円(2007年)を目指す ?

2021年03月08日 | カナダ経済 & カナダドル

カナダドル/円が堅調だが、

このカナダドル/円、

今回の米国バイデン政権による

財政政策の規模の異常さ

等を考えると、

・米国債大量発行による米国金利の上昇( → ドル高円安

・FRBの金融緩和政策の継続( → ドル安

が合わさって、

長期的には

106円(2014年高値)

120円(2007年高値)

を目指す展開となるのではないか ?

下は、テクニカル分析の定番

ジョン・J・マーフィーの

「マーケットのテクニカル分析」。

( kindle版あり )

「 この1冊でテクニカル分析のすべてをマスターできる!

世界的権威が著したテクニカル分析の決定版!

テクニカル分析の教科書――

『投資苑』を超える圧倒的実例

<目で見てよくわかる<チャート400以上掲載>

1980年代後半に世に出された

『先物市場のテクニカル分析』は大反響を呼んだ。

そして、先物市場のテクニカル分析の考え方と

その応用を記した前著は瞬く間に古典となり、

今日ではテクニカル分析の「バイブル」とみなされている。
 

そのベストセラーの古典的名著の内容を全面改定し、

増補・更新したのが本書である。

本書は各要点を分かりやすくするために

400もの生きたチャートを付け、

解説をより明快にしている。

●テクニカル分析とチャート作成の基礎

●トレンドとチャート分析の基礎として知っておかなければならないこと

●価格パターン――主要な反転パターンや継続パターン

●各種分析手法――移動平均、オシレーター、

コントラリーオピニオン、その他の知っておくべき指標

●サイクル、マネーマネジメント、トレード戦略

また、前著の改定増補版である本書は高まる需要に応じて、

対象を金融市場全体(株式、金利、株価指数、FX)にまで広げ、

この記念碑的著作の完全なる全面改訂を行った。

前著で好評だった内容の明晰性・簡潔性・論理性を保持しながら、

本書は新しく登場したチャート手法やチャート作成技法、

また変化の早い分野での最近の成果を盛り込んでいる。

各章で内容を一新し、多くのチャートを更新し、

以下のような内容を新たに追加した。

●株式市場の指標――値上がり銘柄と値下がり銘柄の対比。

 新高値と新安値の対比。

 値上がり銘柄の出来高と値下がり銘柄の出来高の対比。

 その他、マーケットブレドゥスを測るためのツールと

 トレンドの変化を前もって知るためのツールを紹介

●ローソク足――値動きがコンピューター画面から

 目に飛び込んでくるようなビジュアル性に富んだ

 魅力的なチャートであるローソク足の最良な使用法を解説

●市場間分析――市場分析に欠くことのできない

 各市場間の相互関係を明快かつ的確な解説

●コンピューターとトレードシステム、

 そしてトレードシステム構築の要点

●上級テクニカル指標――

 DI、HPI、STARCバンドとケルトナーチャネル

●マーケットプロファイル    

 

初心者から上級者までのあらゆるレベルのトレーダーにとって

有益な本書のテクニカル分析の解説を読むことで、

チャートの基本的な初級から上級までの応用から

最新のコンピューター技術と分析システムの最前線までを

一気に知ることができるだろう      」(内容)

( kindle版あり )

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