今日9月22日は、二十四節気の秋分、春分と同じく太陽が真東から昇り真西に
沈む日、昼と夜の長さがほぼ等しくなるお彼岸の中日ですね!
お彼岸の「彼岸」とは彼方(かなた)の岸、つまり向こうの岸のことで、悟り
や浄土の世界を意味しています。
お墓参りに行かれる方も多いと思いますが、仏教でいう極楽浄土は真西の方向
にあるとされており、その方向がはっきりと分かる日です。
ただし、お彼岸は仏教国の中でも日本だけの独自の行事だそうで、春は自然に
対する感謝や豊作を祈る自然信仰、秋はご先祖様に感謝する先祖崇拝が結びつ
いてお彼岸は大切な行事となったと考えられています。
現在では仏教と関わりの深いお彼岸ですが、元々は太陽信仰から始まった習わ
しであるとされています。
私たちの先祖は大地の恵みを育てる自然と太陽の力に感謝し、昼夜の時間が
一緒になるこの日、特に太陽に感謝したのだと思われます。
この辺りでは春の春分と、秋の秋分の日の前後の1週間くらいの間は、富士山
の周辺に夕日が沈むので富士に沈む夕日を観るのを楽みにしているのだが・・
しかし、空気が澄んで晴天の続く冬場には毎日の様に見える富士山も、季節の
変わり目の今頃は秋の長雨などで天候が崩れたりして、条件が良くないとなか
なか姿を見せなくなってしまう・・
特に富士山の山頂付近に夕日が沈むダイアモンド富士は、1日か2日の間し
かチャンスがないので、その日に良い条件に恵まれないと観る事が出来ない。
残念ながら今年も南から近づく台風12号や、秋雨前線の影響で天候に恵まれず、
ダイアモンド富士は観られそうもないので、蔵出しの画像を貼っておきます。
これは数年前に撮った蔵出し画像のダイアモンド富士です。
春分と秋分に夕日の沈むこの向こうに極楽浄土がある?。
チョッと左側にズレてるけど・・ ほぼダイアモンド富士です。
夕陽が沈んだ後、山頂付近に夕焼けの光芒が美しく輝く!