柔軟体操の指導について記すが、この指導法の考え方は、朗読、歌声、器楽など、ほとんどのドリル学習に生かされるものと考える。
1 柔軟体操の意義
○ 誰の目にもできるできないがはっきりわかる。そのため、できたときの喜びが大きく、自信や勇気につながる。
○ 柔軟体操で鍛えた体や心が他の学びに生かされる。
○ 健康な体をつくり、ケガの予防にもなる。
○ あらゆるスポーツの基礎となる。
2 柔軟体操の練習の方法
① 毎日継続してやる
○ 「朝の会」や「夕の会」のプログラムに入れる。
○ 体育の準備運動の中に必ず取り入れる。
○ 休み時間でも教師は見てやる
○ 家庭でも取り組ませる
※ 雨が降っても風が吹いてもやり抜く
※ 教師はいつも柔軟体操を意識している
② 褒めて伸ばす
○ 前日や一週間前と比較する
○ 記録を書く。表に合格の印をする
○ できる子どもを見本にさせる
○ 1ミリ、1センチの進歩を見逃さずに褒める(特に苦手な子どもには)
③ 子ども同士で教え合う
○ 教師は忙しいので子ども同士で練習させる
○ 合格は教師が見てやる
④ 発表の場を持つ
○ 参観日で見せる
○ 学年集会で見せる
○ 学習発表会で披露する
○ 運動会で発表する
※ 小さな積み重ねの成果を集大成して発表する
⑤ 柔軟体操で学級づくり、子どもづくりをするという強い願いでやる。これもあれもと手を広げないこと。
※下記のブログも検索しご覧ください。
①totoroの小道
②藍色と空色と緑のページ(各教科等の実践事例が掲載されています)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます