松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

仕事の優先順位て大切ですよ

2011-06-17 21:18:15 | Weblog



教師の仕事は、ほんとうに多いと思います。それも雑多なものであり、現実にはとても専門職などと言えるようなものではありません。だから仕事の何を切り捨てるか、何から優先して始めるかはとても大切なことです。
第一は、緊急を要する提出物や分掌の仕事などをします。他に迷惑をかけてはいけませんからです。
第二は、授業の準備(教材研究等)です。授業が充実すれば他のものは、ある程度手を抜いても子どもはよくなります。保護者も安心します。
学級のめあてなどの掲示物を何時間もかけてつくる。「学級便り」を何枚も書く。保護者への連絡帳や子どもの日記を毎日書くことも大切ですが、こういうことがあまり必要にならないために、それらに先んじて、授業つくりや子どもつくりを綿密にすることです。「教室が楽しい、授業がわかる、先生が好き」などは、子どもにめあてを書かせたり、日記を書かせたり、教室の掲示物に時間をかけたりしてもできるものではありません。もっと直接的に一人一人の子どもに働きかける授業や学級づくりが必要になるのです。そのためにも仕事の優先順位が大切になります。また、いくつかの仕事を切っていく、そして本質的な仕事に時間をかけるようにしたいものです。
もう少し踏み込んでいうならば、教室はすっきり整頓され、掃き清めてあればよい。その中で充実した授業がされる。これが一番です。子どもの実態や教科の進度に従って、少しずつ教室をつくっていけばよいのです。