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あなたは優秀な部下や同僚等が自分の元を去って行く事に耐えられますか??

2022-02-25 00:00:00 | 報道/ニュース
早いもので、昨年以上に激動の年である2022年も、もうすぐ2月が終わります。
そうなれば、今年の6分の1が終わります。

えっ、当たり前!?
そうでしょうか??
光陰矢の如し、ということわざをご存じでしょう!?
うかうかしていられないのは、仕事も人間関係も同じですよ!!

特に、翌月の3月は年度末。
この日本では進学や卒業、就職、転職、転勤、転居、退職、決算や半期末等でドタバタする時期に入ります。
そのような中、優秀な部下や同僚等が自分の周囲や仕事等で同じ組織から離れたり去られたりする事もあるでしょう。

筆者も多くの体験をしましたが、あなたは優秀な部下や同僚等が自分の元を去って行く事に耐えられますか??

そんな疑問に、2月23日08時00分にSankeiBizがmsnにて、「「優秀な部下が去っていく…」そんな上司が持つべき寛容さと“究極の回避方法”」の題で次のような記事を投じました。

『自分がやったことは自分もやられると思った方がいいです。新入社員の時、会議中に寝てしまったり、得意先に不遜な挨拶をしてしまったりということは、将来自分が上司になったときの新入社員がやってしまうものです。そのとき、怒るのではなく「自分もそうだったからしょうがないよな」と思うことによって、自分の度量の広さを見せることができます。「他人を許す寛容さ」を得ることで、その後の人生でもますます活躍できることでしょう。

優秀なクリエーターが次々独立する広告会社

なぜこのようなことを書くかといえば、私が関与している広告の世界ではよくあることなんですよね。広告会社のクリエイティブ部署で活躍したクリエーターは、自社がクライアントに対していかに高額の「企画費」「1時間あたりのフィー」「コピーライティング費用」などを請求しているかを知っているわけです。

となれば「もしも自分が独立した場合、広告会社の下請けとして、或いはクライアントと直接仕事をすれば、今もらっている給料の何倍ももらえるはず!」と考えるのは自然なこと。かくして独立しても自分の収入は減らず、むしろ激増する自信がある人が何人かの仲間を募って独立するわけです。

もちろんこうした人々は、古巣との関係性は良いまま辞め、同じ仕事を同じクライアントと一緒にやるわけです。広告会社の営業担当は、この独立した新社長を「吉田」とすると「吉田さん」と呼ぶ立場になります。すると吉田は「やめてください! 今まで通り『吉田』でいいですよw」と言い、営業も「それもそうだね。これまで通り『吉田』でいくね」などといったやり取りをすることになります。

その後、最初2~5人の精鋭で開始したクリエイティブ専門会社は、吉田社長の実力と顔の広さから次々と業績を高め、従業員が増えていきます。すると、その会社の中でも次なる「売れっ子」が出てくるわけです。その売れっ子を「山本」とすると、吉田社長は「山本も成長して嬉しいな。ヤツもカネを稼げる男になったか」と目を細めるのですが、数年後やってくるのは、山本社員からのこの一言です。

「吉田さん、僕、自分で会社を作って勝負してみたいんです。吉田さんには恩義がありますが、吉田さんと同じように自分の力でどれだけ社会に通じるのか試してみたい。吉田さんだったらこの気持ち、分かってもらえますよね?」

特に関係性が悪化したから辞めるわけではない、ということを山本社員はキチンと言っているし、吉田社長も「過去のオレをみているようだ」と思うものです。となると「分かった…今やっているすべての仕事の目途がついたところで退職して構わない。頑張れよ」と言うしかないんですよ。

「部下が去る」悲しみは回避できる?

こうして出会いと別れが続いていくのですが、私はこの「仲間に去られる人たち」から「いやぁ~寂しいんですよ」「もう少しアイツの力が必要だったんですよ」などと相談を受けることがありました。こうした経験は、これを読んでいる会社員の皆さんでも多く経験しているのではないでしょうか。

確かに、そのときの一時的な戦力ダウンは否めませんが、所詮、会社なんてものは社長と経営者以外にとっては「生活を成り立たせてくれる場所」「自分をステップアップさせてくれる場所」でしかありません。だから「辞めたい」「異動したい」「独立したい」などと言う部下が出てきても、それは仕方がないと割り切るしかないのです。

大きな会社であれば、去る部下がいる場合、補充を人事に頼む必要がありますし、小規模企業であれば知り合いを採用したり、採用広告を出す必要がある。いずれにしても、その後のケアが必要だし、去られたことに対する寂寥感もあります。

ただ、これを回避する方法があります。大きな会社の場合は当てはまりませんが、会社を一から作る場合、部下から去られないようにするには「自分と合わせて3人以上にしない」です。もちろん、2人しかいないのであれば劇的な成長はしないでしょうが、少なくとも去られる懸念は回避できます。何しろ互いに「自分が去るのは無責任過ぎる」と考えるからです。そして2人しかいない場合、派閥もできないし、争いが起きづらいので働きやすいのです。

2人で始めて、そこから大きく成長したベンチャー企業に関しては、創業社長と、その人物と一緒に立ち上げたもう一人は永遠に「副社長」として会社に残ってくれます。大きく成長した会社なら、この2人は莫大なる個人利益をあげているわけですから、会社を投げ出すわけにもいきません。しかし、この2人は、去る“エース級社員”を何人も外に送り出すことになるのでしょうね。


これを素直に祝って見送れない人は、3人以上にすべきではないでしょう。私はそのような人間なので、自分の会社は2010年2月の設立以来13期目に入りましたが従業員を創業メンバーのY嬢と2人だけを維持し続けています。


中川淳一郎

ネットニュース編集者 / PRプランナー

1973年東京都生まれ。1997年一橋大学商学部卒業後、博報堂入社。博報堂ではCC局(現PR戦略局)に配属され、企業のPR業務に携わる。2001年に退社後、雑誌ライター、「TVブロス」編集者などを経て現在に至る。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』など多数。』


浅学非才の筆者の経験で恐縮ですが、この記事にある「悪い例」のように、転職や退職、独立を「素直に祝って見送れない上司や会社経営者」だらけでしたので、散々、嫌な事を目にしました。

激動の現代社会ですから、引用した記事の中で中川淳一郎氏の言われる通り、「自分がやったことは自分もやられると思った方がいいです」と考えるべきなのでしょう。


あなたは優秀な部下や同僚等が自分の元を去って行く事に耐えられますか??

自分がやったことは自分もやられると思った方がいいです」と考えるべき!!



有名特撮キャラクターとポーズを取る天皇陛下(右)
出典:2月23日の天皇誕生日をお祝いするツイッターの流布画像の一つ

有名特撮キャラクターは、そのストーリーでも多くの「仲間」から去られました。
ある意味で、その気持ちが一番良く理解されるのは、天皇陛下ではないでしょうか。


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