尺八・土笛演奏家 山崎箜山(やまさき こうざん、三代 山崎北山)

都山流竹琳軒大師範、都山流講士・検定員。日本音楽家ユニオン、日本尺八演奏家ネットワーク会員。北九州市小倉南区在住。

令和2年 上村貴子 ぴあのソロコンサート「雅」

2020-12-31 09:00:00 | 日記
八幡西区・黒崎ひびしんホールにて、ピアニスト・上村貴子さんによる隔年開催のソロコンサートにお邪魔。帯金真理子さん(二胡)もご一緒です。

こちらもやはり色々と感染防止対策を取りつつ、お客さま同士の距離を保ちながらの満席。前半はまず上村さんのソロ「月」「Autumn」から、帯金さんを呼び込んで二胡とのデュオ「蘇州夜曲」「戦馬」。次いで尺八とのデュオ「黒田節」「Imagine」、再びソロで「マイケル・ジャクソン・メドレー」。

休憩(換気)を挟んで、後半は二胡・尺八とのトリオで「雅 組曲」、更にパーカッション、ダンス、めくり(!?)も加わって「紅白メドレー 2020」。最後にソロ「デッドエンド」で本編終了後、アンコールに応えて今年急逝されたギタリスト・浅野孝己さん(元ゴダイゴ)の映像に合わせて、追悼曲「Summer」でお開き。

あちこち引っ張りだこで、年末まで超多忙な上村さん。このご時世のためお客さまのお見送りもできなくて残念でしたが、ご本人のキャラ全開の楽しいコンサートで、最後まで盛り上がりました。ご来場の皆さまとご縁に感謝!


2020年の舞台はこれにてすべて終了。今年も拙いブログをご覧いただき、ありがとうございました。来年は良い年になりますように願いつつ・・・箜山(三代 北山)敬白

忘年会ライブパーティー 2020

2020-12-30 09:00:05 | 日記
新宮町・日高音楽サロンにて、忘年会を兼ねたライブパーティー。

日高美佐さん(Pf)のお宅で時折開催されている集まりですが、当然ながら音楽関係者が中心。今回は特に検温や手洗い、マスク着用など感染防止対策を徹底した上での開催。私は野田かつひこさん(Vo, G)と「わらしこ」「ルーツ」や日高さんと「イパネマの娘」、独奏で都山流本曲「木枯」などをご披露。その他にも歌やゲームで盛り上がりました。

年末の楽しいひとときに感謝!

九州大学 邦楽部 第33回 定期演奏会

2020-12-29 09:00:00 | 日記
福岡市・九州大学伊都キャンパス椎木講堂にて、九大邦楽部の定期演奏会を鑑賞。

こちらの大学もご多分にもれずコロナ禍で、今年の部活が始まったのは10月。12月の定演目指して集中練習を重ねたものの、開催数日前に再び部活中止。それでも感染防止対策の上、関係者のみ入場可能という形で、なんとか実現できたとのこと。

関係上、演奏曲目も限られたようですが、いつものように邦楽班と雅楽班交互のプログラムで「合竹の賦」「平調 越天楽」「花かげ変奏曲」「双調 武徳楽」「四季彩」「壱越調 迦陵頻急」「木もれび」の7曲を、新入生も交えつつ熱演。最後まで惜しみない拍手が送られました。

皆さん、お疲れさま。コロナに負けず、更にご精進くださいね。

平野小学校 2020

2020-12-28 09:00:00 | 日記
大野城市立平野小学校にて、先日に引き続き「まどかぴあ芸術の時間」によるアウトリーチ邦楽教室。お筝の宮本直美さんとご一緒です。

この日は5年生3クラス合同で、計91名が体育館に集合。尺八の前には透明ビニールシートを設置して、鑑賞曲1「君をのせて」、尺八のお話と「鶴の巣籠」抜粋、筝のお話と「六段の調」抜粋、鑑賞曲2「春の海」、質問コーナーで終了。みんな好奇心旺盛で、時間内に収まりきれなかった質問が終了後の休み時間に続々と!

体育館の気温計を見ると5.8°Cという寒さの中でしたが、皆さん最後までお行儀よく聴いてくれました。感謝!

大福企画 〜やがて小さなPlant〜

2020-12-26 09:00:00 | 日記
八幡東区・枝光本町商店街アイアンシアターにて、劇場企画「灯プロジェクト」による、大福悟さん(劇団C4)のプロデュース公演を鑑賞。

以前にも拝見したことがある、大塚恵美子さん作・演出の作品ですが、今回は飛沫拡散防止の紗幕に覆われた舞台の中に浮かび上がる役者さんたちを、観客が三方から眺めるという配置。そもそもマスクが欠かせない設定の作品に加え、いわば舞台がマスク(蚊帳!?)をしているようで、まるで今年のコロナ禍を象徴しているかのような感覚に。

素晴らしい演技を見せてくれた三人の役者さんたちも当然ながら全員マスク着用でしたが、年末のこの時期、いろんな意味で今年の総決算と来年への希望を感じさせてくれたひとときでした。感謝!

いきいきシニア塾 〜今年を振り返って 癒しのコンサート〜

2020-12-24 09:00:00 | 日記
八幡西区・熊西市民センターにて、ESD推進いきいきシニア塾主催のコンサート。お筝の宮本直美さんとご一緒です。

いつもは筒井市民センターで定期的に開催されているコンサートだそうですが、今回はコロナ禍の影響で会場も変更になり、参加者も2班に分かれて2回開催とのこと。この日はその1回目です。

年末でも気分は新春ということで、まず「春の海」「千鳥の曲」。尺八独奏「木枯」、楽器のお話、筝独奏「羽根つき」、尺八&筝「日本のわらべ唄」で前半終了。換気を兼ねた休憩を挟んで後半は「四季の日本古謡」「六段の調」、土笛独奏「祈り」「石窟」、筝独奏「荒城の月」、尺八&筝「黒田節による幻想曲」で本編終了後、アンコールをいただいて「コンドルは飛んでいく」で約100分のコンサートはお開き。

次は年明け1月16日(土)に再びこちらへお邪魔する予定です。お集まりの皆さまに感謝!

LIVE 〜日本の美〜 @ 北九州市立大学

2020-12-21 09:00:00 | 日記
小倉南区・北九州市立大学の大講義室にて、ブライダル着付けショー。宮原ゆかりさん(着付け、ヘアメイク)、宮本直美さん(筝)ほかスタッフの方々とご一緒です。

市の観光課による事業で何度か海外からのお客さまのためにご披露していますが、今回は市立大学の留学生のための日本文化紹介・体験。英語通訳を交えて、尺八独奏「宮城たんす長持唄」〜尺八&筝「六段の調」「千鳥の曲」で白無垢着付け、尺八独奏「アメイジング・グレイス」でモデルさんウォーキング。再び尺八&筝「さくらさくら」でお色直し、「コンドルは飛んでいく」に合わせて再びモデルさんウォーキングという一連の流れがここで一旦終了。

その後、留学生の皆さんには実際に着物の着付けを体験してもらっている間、オンライン参加している学生さん(留学生)たちのために楽器の紹介と質疑応答。しかし一番多く質問をくださったのは、担当なさっていた名誉教授の先生でした(笑)。最後に色とりどりの着物に身を包んだ留学生の皆さんたちと記念撮影をしてお開き。

日本の伝統文化が国際理解の一助となることを願いつつ、ご縁に感謝!

LIEBEVOLL -闇を照らす光展-

2020-12-19 06:00:00 | 日記
小倉北区・tamtam7にて、美術家・大森和枝さんとひょうたんランプ作家・矢野克諺さんのコラボ展を鑑賞。

先日ご紹介した、芸術家/書家・杉田廣貴さんとのコラボ作品を出品なさっていた大森さんの作品展示即売会が、小倉城から程近いギャラリーで開催されているとのことで早速訪問。優しさとファンタジー感溢れる大森さんの小品と、これまた優しくも温かい光を放つ矢野さんのひょうたんランプが目と心を癒してくれます。

こちらのコラボ展は、アートと雑貨とナチュールワインのお店tamtam7にて2021年1月17日(日)まで開催中↓

『LIEBEVOLLー闇を照らす光展』開催します。 | 美術家 大森和枝 / Artist Kazue Omori

告知が遅くなりましたが、12月3日(木)より瓢箪ランプ作家の矢野様と共に西小倉にあるcafébar TAM-TAM7にて作品の展示販売会をし...

美術家 大森和枝 / Artist Kazue Omori

 


お店のFacebookページ↓

アートと雑貨とナチュールワイン tamtam7

アートと雑貨とナ̌...

 

杉田廣貴展「存在」

2020-12-17 09:00:00 | 日記
小倉北区・小倉城4Fギャラリースペースにて、小倉城公認アンバサダーで芸術家/書家・杉田廣貴さんの個展を鑑賞。

今年(2020年)の10月20日から始まったこちらの展覧会は11月末までが第1部・書作品展で、12月からは第2部・現代アート作品展。海岸の漂着物や金属板を使用した様々なオブジェ、美術家・大森和枝さんとのコラボ作品など、内容もバラエティ豊か。音楽プロデューサー・堤秀樹さんによるオリジナル楽曲が会場に流れていて、雰囲気を盛り上げています。

観覧無料(入城料350円が必要)で、2021年1月17日(日)まで開催中。皆さまも是非どうぞ。

10/20(火)~杉田廣貴展開催のお知らせ | 小倉城 公式ホームページ

イベント " 杉田廣貴さんからのメッセージ " 小倉城にて、杉田廣貴展を開催します。 春に、 コロナによる緊急事態宣言て...

小倉城 公式ホームページ

 

令和2年度 福岡県高文連 郷土芸能部門 福岡県大会

2020-12-15 09:00:00 | 日記
古賀市・玄界高校にて、高校生による和太鼓の競演会審査。筑紫珠楽さん(審査委員長)、小路美保さんとご一緒です。

ここ2年ほど審査員を外れていて、今年は3年ぶりに復帰。コロナ禍により大会そのものは11月28・29日の2日間、なかまハーモニーホールにて無観客で開催され、この日はその録画を観ながらの審査。いつも目の前で繰り広げられる熱演を肌身に感じながらの審査だったので、これまでとは随分様子が変わってしまいましたが、それでも画面から生徒さんたちの若いエネルギーが伝わってきました。

出場者の皆さん、お疲れさま。結果は後日こちらで発表予定です↓
https://fukuoka-koubunren.jp/section/geinou