BRIDGE OF SPIES
上映時間 142分
監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 トム・ハンクス/マーク・ライランス/エイミー・ライアン/ビリー・マグヌッセン/アラン・アルダ/スコット・シェパード/オースティン・ストウェル/ウィル・ロジャース/ピーター・マクロビー
一触即発の緊張状態にあった米ソ冷戦時代に、実際に行われたスパイ交換をめぐる驚愕の実話をコーエン兄弟の脚本、スティーヴン・スピルバーグ監督で映画化。
米ソ冷戦下の1957年、ニューヨーク。ルドルフ・アベルという男がスパイ容疑で逮捕される。
国選弁護人として彼の弁護を引き受けたのは、保険を専門に扱う弁護士ジェームズ・ドノヴァン。ソ連のスパイを弁護したことでアメリカ国民の非難を一身に浴びながら、弁護士としての職責をまっとうし、死刑を回避することに成功する。
5年後、アメリカの偵察機がソ連領空で撃墜され、アメリカ人パイロットのパワーズがスパイとして拘束されてしまう。アメリカ政府はパワーズを救い出すためにアベルとの交換を計画、その大事な交渉役として白羽の矢を立てたのは、軍人でも政治家でもない一民間人のドノヴァンだった。交渉場所は、まさに壁が築かれようとしていた敵地の東ベルリン。身の安全は誰にも保証してもらえない極秘任務に戸惑いつつも、腹をくくって危険な交渉へと臨むドノヴァンだったが…。
冒頭、これは事実に基づいた物語であるとのテロップが映されるが、
この、「基づいた」というのがどの位の割合なのかはいつもながら疑問を抱くところ(笑)
さすがに拷問シーンは、アメリカ国民の夢と名誉に配慮したカタチになっている。が、
映画としては、人間ドノヴァンに焦点を当て、スリリングな展開で、
「U-2撃墜事件」を、スパイと弁護士の心の交流に持って行って、それなりに見応えがあった。
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