to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

カフーを待ちわびて

2009-03-06 23:43:40 | the cinema (カ行)
絵馬に返事が来ました。
製作年度 2009年
上映時間 121分
原作 原田マハ 『カフーを待ちわびて』(宝島社刊)
脚本 大島里美
監督 中井庸友
音楽 池頼広
出演 玉山鉄二/マイコ/勝地涼/尚玄/宮川大輔/白石美帆/高岡早紀/沢村一樹
第1回日本ラブストーリー大賞を受賞した同名の小説を映画化したピュアなラブストーリー。
タイトルの“カフー”とは、島の言葉で“果報”、“幸せ”の意味。
沖縄の離島で雑貨店を営む青年・明青(あきお)は、愛犬のカフーとのんびりした毎日を送っていた。そんなある日、一通の手紙が届く。それは、以前明青が縁結びの名所という神社を訪れたときに冗談半分で“嫁に来ないか。幸せにします”と書いた絵馬を見た幸(さち)という女性からのもので、自分を嫁にしてほしい、というものだった。そして数日後、長い髪の美しい女性・幸は本当に明青の前に現われるのだが…。

去年恭子ちゃんとテレビで共演して直ぐに勝地涼くんの「吉祥天女」は観たのに、感想記事は埋もれてしまってますし、
玉鉄の映画も久々なので観てきました~♪

ってか、原作を知らないし、予告も観てないし、だったので、Yahoo!の画像の玉鉄が
なんでロングなの?どっか身体悪いの?ってそればっか気にしていました(笑)

ただ、怠惰なやる気の欠落した男子だったんですねぇ~(笑)

とにかく、ゆったりと起伏の無いストーリー運びですが、これが所謂沖縄時間なのかー!みたいな。
どこか日本に似てる他所の島みたいな、「医者が居ない」といった時にはコトーが出てきそうでした(笑)
でも、他所の島・・って言ったのは、あり得ないくらい海がキレイだったから!

主人公明青はたしかにカフーを待っていた......それはもう、長いこと、、、
彼はきっと時が止まっていたんだ、と思う。
家も替えたくなかった。きっと、大人にもなりたくなかったんだと思う。
現実から目を逸らして、、、待っていた。

だけど、幼馴染にうながされ、ふと書いた絵馬に返事が来て、
おばあが明青のカフーを予言する。

明青の待ってたカフーとは違っていたけれど。
その為にたくさんの、周囲の彼を心配する心ともちゃんと触れ合い、彼は目を覚ます。
静かに・・・ちゃんと。

もう、殆ど先が読める展開で、なるほどね・・というよりやっぱりねぇという感じですが、
大層な謳い文句があるわけじゃないのでそれはそれでいいかなーというラブストーリー。

恐らく沖縄を舞台にしたこれまでのテレビドラマの比ではない海の色のキレイさ、
沖縄の家庭料理、路地裏の佇まい。
字幕が無いと全然理解できない会話に、とってつけた感のないリアルさが良かった

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございました (KGR)
2009-03-07 08:20:55
>ゆったりと起伏の無いストーリー運びですが
うまく見せていてだらだら感は全く感じませんでした。

演出もさることながら編集によって
テンポよく仕上がってたと思います。
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TBありがとうございました (にゃむばなな)
2009-03-07 16:16:44
ムリに観客を泣かせようとか、これが沖縄の一般的イメージだとかいうのがなかったのがこの作品のいいところだと思いました。

沖縄に限らず、自分の地元を愛せるような気持ちになれたいい映画でしたよ。
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こんにちは♪ (ミチ)
2009-03-07 17:06:45
おばあの台詞、ぜんぜん聞き取れなかったです~。
なんかもう、方言というより違う言語に聞こえました。
それがまた良かったんですけどね。
おばあの言葉を明青が通訳するシーンが好き♪

今日「ヤッターマン」見てきましたよー!
恭子ちゃんすっごくがんばってたと思うわ!!
キレイでしたし☆☆
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こんにちは~☆ (こべに)
2009-03-08 15:38:37
お世話になります!kiraさん☆
それはそれでいいっかなー
って、そうなの(笑)
でも悪い印象はぜんぜん残らないし
楽しめましたよねん☆

昨夜ヤッターマン見ようと思ってたのに
間に合わなくて始まっちゃってたの(泣)

「愛のむきだし」超良かったですよん☆
機会があったらぜひぜひです!


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KGRさん* (kira)
2009-03-09 12:19:52
こんにちは!

このチラシなどから受けるイメージだけで
他に何も情報を持たず観にいったのが幸いしたのでしょうか、
ある日突然、この美しい島に連れて行かれ
休暇を楽しむウチナンチュのような気持ちで観ていました。
玉鉄、勝地くん目当てだったのですが、
爽やかなラブストーリーでしたね
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にゃむばななさん* (kira)
2009-03-09 12:30:26
そうでしたねえ。
力みの無い、という感じを受けましたね。
自然な役者の演技を通して
自然の美しさを愛しながらも、生活をしていかなくてはいけない島民の日常も
ごく自然に取り込んでいたかも知れません。
こころにも脳にも優しい作品でした
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ミチさん* (kira)
2009-03-09 12:42:03
あのおばあの存在感は絶大でしたよね?
明青にだけでなく、恐らくは島の人たちにとって。
こういうおばあの存在の意味が解っていて、どこかで誰もが繋がっている感が
自然にコチラにも伝わるものがありました。

私も、通訳するシーンはスキ♪(笑)

ミチさんの「ヤッターマン」記事タイトルと
上下数行はすぐにみました!
ミチ姐さん(笑)の合格の記事(笑)嬉しくて、
「ヤッターわん」でした!
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こべにさん* (kira)
2009-03-09 18:17:41
もう始まってあれこれ想像しながら観ていたら、
あら不思議(笑)予知能力があるのかしら私(笑)なぐらい予測が嵌ってましたが、
うん、
いやみの無いキャストで、
それもありかな~と思えましたね

「ヤッターマン」始まっちゃってましたか
私は座席もとったのに間に合わなくて~ってドジ踏んだことが・・
超~恥ずかしくて誰にも言えなかった(爆)

「愛のむきだし」観たいです~。でも、、
もう終わっちゃうかな
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