
考えろ、裏をかけ。
そして未来を手に入れろ。
製作年度 2009年
上映時間 130分
原作 福本伸行
監督 佐藤東弥
出演 藤原竜也/天海祐希/香川照之/山本太郎/光石研/松尾スズキ/佐藤慶/松山ケンイチ
自堕落な日々を送る26歳のフリーター伊藤カイジ(藤原竜也)は、友人の借金の保証人になったために多額の負債を抱えてしまう。そんな彼に金融会社社長の遠藤(天海祐希)は、一夜にして大金を手にできる船に乗ることを勧める。その船で奇想天外なゲームをするはめになったカイジは、人生を逆転するための命懸けの戦いに挑む。
いまやテレビでも映画でも漫画原作の実写化が激増というのも頷ける面白さ、
コチラも、原作は全く知らないで観に行きましたが、解りやすく、面白かったです!
初日の午後の回、大勢の若者に混じって楽しんできました!
初っ端から中学生の清掃シーンみないな藤原くんに、そうそう、あんなだったよね~と、いきなり親目線(笑)
その人物像に危うさを覚えながら、ある程度闇の世界の予測はついてしまいますが、
ドラマの「ライアーゲーム」は複雑で乗れなかった私でも付いていけるシンプルなゲーム。
ゲーム開始時からあからさまな組織側の(勝ち組?)罵詈雑言。
カイジを含む負け組みのこれまでの「生きるスタイル」が曝されて・・・と、
これはある種、社会の中で大人が負うべき若者に向ける叱咤、指導する姿を、
そうしてこなかった大人や社会への自戒を込めた作品でもあると感じました。
うかうかと知り合い程度の「友人」の保証人になりながら、
その事実すら忘れ、
その日暮らしのような頼りない生活をしてきた情けないカイジは、借用書を前にしても言い訳三昧。
この時の遠藤サンのセリフには親として(笑)同感でした~。
ゲームが始まっても、借金が増えていくという事だけでもカイジにとってはなんとか逃げたい思い。
しかし、自分の都合のために下した安易な方法では直ぐに騙される。
それは信じるに足りる男か?という事よりも、楽な方に乗っかった結果。
しかし、進退窮まって一つ彼は勝つことへの最初のヒントを得る
それは、なにも勝負に勝つだけに限らない、ちゃんと生きていく為に必ず必要と思われることなんですよね。
しかし、ここで彼はまだほんの一歩、前進(人として)しただけ。
「限定ジャンケン」では命の危機はまだないのです。
そして彼の苦難の道すがら、彼は更に己の甘さ、人間の汚さと闘うことになるのです。
本当に悪趣味な「鉄骨渡り」、「Eカード」の真実
コレより先のキャストの演技はもう最高~
演出的に(?)な部分も個人的にはいくつか気になりましたが、
これはその非現実の展開と、役者の演技で引っ張っていかれます。
そして、何か上手くいかない現実に、いつも言い訳して逃げている気味な若者に、
ぜひ、カイジからの、というよりこの負け組みを演じた人たちからのメッセージを受け止めて欲しいと想いました。
モチロン、悪の帝国の面々からのがんがんな暴言も胸に!
最悪の状況でも人生は逆転でき得る!・・・かも?!
藤原くんと松ケンの2ショット~
カイジと利根川(香川照之)の心理戦!見応えありました
地下帝国の大槻(松尾スズキ)とのやりとりの場面もなかなかでした。
ここに載寧龍二くんの姿もありましたね、久しぶりでした。
やっぱり日本の漫画家はスゴイ
面白いよ
そして未来を手に入れろ。
製作年度 2009年
上映時間 130分
原作 福本伸行
監督 佐藤東弥
出演 藤原竜也/天海祐希/香川照之/山本太郎/光石研/松尾スズキ/佐藤慶/松山ケンイチ

いまやテレビでも映画でも漫画原作の実写化が激増というのも頷ける面白さ、
コチラも、原作は全く知らないで観に行きましたが、解りやすく、面白かったです!
初日の午後の回、大勢の若者に混じって楽しんできました!
初っ端から中学生の清掃シーンみないな藤原くんに、そうそう、あんなだったよね~と、いきなり親目線(笑)
その人物像に危うさを覚えながら、ある程度闇の世界の予測はついてしまいますが、
ドラマの「ライアーゲーム」は複雑で乗れなかった私でも付いていけるシンプルなゲーム。
ゲーム開始時からあからさまな組織側の(勝ち組?)罵詈雑言。
カイジを含む負け組みのこれまでの「生きるスタイル」が曝されて・・・と、
これはある種、社会の中で大人が負うべき若者に向ける叱咤、指導する姿を、
そうしてこなかった大人や社会への自戒を込めた作品でもあると感じました。
うかうかと知り合い程度の「友人」の保証人になりながら、
その事実すら忘れ、
その日暮らしのような頼りない生活をしてきた情けないカイジは、借用書を前にしても言い訳三昧。
この時の遠藤サンのセリフには親として(笑)同感でした~。
ゲームが始まっても、借金が増えていくという事だけでもカイジにとってはなんとか逃げたい思い。
しかし、自分の都合のために下した安易な方法では直ぐに騙される。
それは信じるに足りる男か?という事よりも、楽な方に乗っかった結果。
しかし、進退窮まって一つ彼は勝つことへの最初のヒントを得る

それは、なにも勝負に勝つだけに限らない、ちゃんと生きていく為に必ず必要と思われることなんですよね。
しかし、ここで彼はまだほんの一歩、前進(人として)しただけ。
「限定ジャンケン」では命の危機はまだないのです。
そして彼の苦難の道すがら、彼は更に己の甘さ、人間の汚さと闘うことになるのです。
本当に悪趣味な「鉄骨渡り」、「Eカード」の真実

コレより先のキャストの演技はもう最高~

演出的に(?)な部分も個人的にはいくつか気になりましたが、
これはその非現実の展開と、役者の演技で引っ張っていかれます。
そして、何か上手くいかない現実に、いつも言い訳して逃げている気味な若者に、
ぜひ、カイジからの、というよりこの負け組みを演じた人たちからのメッセージを受け止めて欲しいと想いました。
モチロン、悪の帝国の面々からのがんがんな暴言も胸に!
最悪の状況でも人生は逆転でき得る!・・・かも?!
藤原くんと松ケンの2ショット~

カイジと利根川(香川照之)の心理戦!見応えありました

地下帝国の大槻(松尾スズキ)とのやりとりの場面もなかなかでした。
ここに載寧龍二くんの姿もありましたね、久しぶりでした。
やっぱり日本の漫画家はスゴイ


カイジだぁ~。
原作読まなくても楽しめたんですね☆
前の仕事の時にゲストに福本さん呼んでお話聞いたんで興味あるマンガで。
観たいな~♪
公開中に観られるかな?何しろ今月めちゃくちゃ観たいの多くて。
観たらまたきまーす
久しぶりに面白いなぁ~と素直に思える
作品でした。無意味な人生…生きるんだと
生を渇望する主人公に前のめりに見入って
しまいました。
でも、冷静に考えるとこんな事態を招いた
事を反省しないといけないのですが…
続編の公開を期待したいです。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
おっしゃるように、漫画の映像化が激増してますよね、でもホント斬新だし、クオリティは高いし、納得いく流れですよね。
「カイジ」も「ヴィヨン」も観賞予定だったんですが、疲労と懐事情により断念・・・ダサッ(笑)今月は、マイケル映画一本のみです。
こわくて見ていられませんでした。
利根川(香川照之)たち、
キャストの演技、
素晴らしかったですね!
ただ、2時間にするとゲームの面白さより、
その心理面を描いたほうが納まるのでしょうね。
ちょっと「イキガミ」を思い出させる雰囲気もありました。
お時間があれば観てみて~。
やっぱり日本の漫画は新鮮だわよ
終了後、出口に向かう若者たちの会話でも、
かなり口々に面白かったという声が聞こえてましたので、
荒唐無稽のストーリーの中に、
ぜひ、日常に潜む罠についても考えて欲しいと思うおばさんでした(笑)
『デスノート』だったんですよね~!
しっかり忘れてました~(爆)
そんな、うっかりなワタシは
松ケンが友情出演してることに
「へ~!ふたりは知り合いだったんだ~!意外ね」という
間抜けな感想を持っていましたよ(滝汗)
それは勿体無いです~。残念ですが、仕方ないですね。
「デスノート」の二人とは180度違いますが、
「負け組」の普通の青年の心情を巧く表現して、ここは見所の一つ
わくわく、ゾクゾク、ピリピリ
油断も怖さも、
凄く巧く取り入れられてましたよね♪
あの地下にもぐった辺りからの心理描写、
みんな良かったと思いました
「鉄骨渡り」怖かった~~~。
CGだと分かっていても、心臓バクバクものでした・・・
おっちゃんが哀れでした。(まぁ、そこまでいくまでが駄目なんだけど)
今回も藤原くんの“静”と“動”の演技が冴えてました。彼の、あの大げさとも思える演技にいつも惹き込まれてしまうんです。
いろんな世代で、色々感じさせてくれる映画でした~。