
あなたの言葉を、待っている人がいます。
製作年度 2009年
上映時間 119分
監督 三城真一
音楽 吉俣良
主題歌 Skoop On Somebody『椛~momiji~』
出演 常盤貴子/林遣都/中島知子/岩尾望/竹財輝之助/ 萩原聖人/本上まなみ/吹越満/豊原功補/八千草薫/仲代達矢
伝えたくても伝えられずにいた大切な想いを、ラジオを介して届けることでつながりを取り戻していく人々の物語を、複数のエピソードを交錯させながら紡ぎ上げたヒューマン・ドラマ。
ラジオパーソナリティーの久保田真生(常盤貴子)は、4年前に父親と仕事のことでけんかしたあげくに絶縁し、仲直りをしないまま父親が他界してしまう。ある日、北海道の高校生・直樹(林遣都)から、一通の手書きの手紙が番組に届くが、笑わない祖父を笑わせたいという相談内容に、真生は思わず自分の父親の姿を重ね合わせる。
仲違いをしたまま父親が逝ってしまったことに、後悔と自責の念を抱えたままの真生が、いきなり北海道のリスナーを訪ねるとかはやや強引な展開だし、、
彼女の番組のリスナーたちの訳アリな日常が北海道と東京で展開されていく前半は、
ちょっとダルダルなんですが、
彼女が逃げていた自分の引き出しを開けた辺りから、急にテンポが良くなります。

親は子に―、その子もまた息子に、
男は妻に―、
子は親に――、
不器用であるが為に呑みこんでしまって行き違う…こころ。
込み入った想いを少ない言葉で伝えることが出来ず、つい、味気ない結論めいた言葉になる。
そしてそれは意に反して相手を傷つけ、返す刀で自分をも傷つける。
父と祖父の関係に心を痛める函館の少年。
一人暮らしの妊婦と、娘を気遣う母親。
遠く故郷を離れて家族を思いながら東京で奮闘するタクシー運転手。
両親に認めてもらえない若い医師。
一通の手紙によって開放されたラジオパーソナリティーの呼びかけで
引き出しの中の大切な言葉はリスナーに届くのか?
離れている為に言い出せない、ありがとう
近くにいるのに言い出せない、ごめんなさい。。。
そんな心の橋渡しを決意したラジオ局。
ベタだけど、想像すると嬉しい話です。
子供じみて行き過ぎた感のある真生の行動も、結果オーライ
40年の時を経て、ラジオから届けられるラブレターが胸を打ちます。
ちゃんとリクエストも添えていたじゃん・・Plattersの「煙が目にしみる」だなんて、、、
ほんとに沁みたわ
それに、吉俣良さんの音楽は優しくて心地よい。やっぱり好きだわ
そして、、、子供の幸せを願わない親は居ないと、全ての子供に信じて欲しいな~と思った作品でした。
製作年度 2009年
上映時間 119分
監督 三城真一
音楽 吉俣良
主題歌 Skoop On Somebody『椛~momiji~』
出演 常盤貴子/林遣都/中島知子/岩尾望/竹財輝之助/ 萩原聖人/本上まなみ/吹越満/豊原功補/八千草薫/仲代達矢
伝えたくても伝えられずにいた大切な想いを、ラジオを介して届けることでつながりを取り戻していく人々の物語を、複数のエピソードを交錯させながら紡ぎ上げたヒューマン・ドラマ。

仲違いをしたまま父親が逝ってしまったことに、後悔と自責の念を抱えたままの真生が、いきなり北海道のリスナーを訪ねるとかはやや強引な展開だし、、
彼女の番組のリスナーたちの訳アリな日常が北海道と東京で展開されていく前半は、
ちょっとダルダルなんですが、
彼女が逃げていた自分の引き出しを開けた辺りから、急にテンポが良くなります。


親は子に―、その子もまた息子に、
男は妻に―、
子は親に――、
不器用であるが為に呑みこんでしまって行き違う…こころ。
込み入った想いを少ない言葉で伝えることが出来ず、つい、味気ない結論めいた言葉になる。
そしてそれは意に反して相手を傷つけ、返す刀で自分をも傷つける。
父と祖父の関係に心を痛める函館の少年。
一人暮らしの妊婦と、娘を気遣う母親。
遠く故郷を離れて家族を思いながら東京で奮闘するタクシー運転手。
両親に認めてもらえない若い医師。
一通の手紙によって開放されたラジオパーソナリティーの呼びかけで
引き出しの中の大切な言葉はリスナーに届くのか?
離れている為に言い出せない、ありがとう
近くにいるのに言い出せない、ごめんなさい。。。
そんな心の橋渡しを決意したラジオ局。
ベタだけど、想像すると嬉しい話です。
子供じみて行き過ぎた感のある真生の行動も、結果オーライ

40年の時を経て、ラジオから届けられるラブレターが胸を打ちます。
ちゃんとリクエストも添えていたじゃん・・Plattersの「煙が目にしみる」だなんて、、、


それに、吉俣良さんの音楽は優しくて心地よい。やっぱり好きだわ

そして、、、子供の幸せを願わない親は居ないと、全ての子供に信じて欲しいな~と思った作品でした。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
親は子供の人生が順風満帆で幸福になる事を望む気持ちが大きいからこそ
親は“子供にはこうなって欲しい”という理想はあるだろうけど、
結局は子供の考え(生きる道)を受け入れ、応援する。
そういう温かい親心が伝わってきて良かったです。(*^-^*
それはともかく、仲代達矢と八千草薫の大ベテランの演技が流石に唸らされたのとともに、岩尾さんのような芸人を何故使うのかが疑問な作品だったことを覚えてます。^^
味のあるキャストと音楽で、とても後味の良い作品になっていました♪
現実には親族間の悲しい事件は後を絶ちませんが、
こういう風に、頑なさが緩み、いつか関係が修復できれば、、と思いますね。
BCさんのところで八千草お母さんの手紙の内容が判り、
「出て行った」とだけの説明しかなかった彼女がちゃんと離婚できていた、
(だから再婚もできたわけですよね?)事を知ってスッキリしました
ノーチェックの作品でしたが、ここでもまた"漁師"なんですね(笑)
地元での上映もあるようですので、時間が許せば観て見たいです!
そうそう、、
>岩尾さんのような芸人を
私も思いました。しかも妻まで芸人だった
芸能事務所の関係なのかしら?
でもあの二人のおかげで最後はじ~~んときましたね♪
TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m
もう何年も手紙を書いたことがありませんねぇ
学生時代は友人たちと毎日顔を合わすのに手紙の出し合いして、
誰が一番多く書くかを競っていたこともありました
もちろん、リクエストハガキも出したものです。
この映画は僕の昨年の邦画2位で、
主演の常盤貴子さんには主演女優賞を差し上げました
色んな“想い”が去来した映画でした
以前、やはり手紙が感動的な映画の記事で、
cyazさんの優しさの詰まったお手紙を読ませていただいてますので、
できたら欲しいなあ~、お手紙(爆)
リクエストハガキの競い合いですか?!
まさにこの、林遣都クン状態でしたね~
>常盤貴子さんには主演女優賞
そうでしたね。思い出しましたよ♪
しかし、美味しい所はベテラン2人が持って行きましたね。
八千草さん、仲代さん、味があって素晴らしかったです