蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

古民家で生け花  奴奈川姫の家  松代地区

2014-06-20 22:09:09 | 古民家、庭園
十日町観光協会のサイトで見つけたのは「古民家で生け花」というテーマ名と簡単な地図だけであった。松代の観光地図をもらって、奴奈川姫の家が奴奈川という地名によるものらしい事は分かったが、肝心の古民家がどのような方によりどのような方針で公開されているのかも全くわからなかった(現地を訪れても分からなかったという事態である)。


ともかく、地図を頼りに現地を訪れれば、正しく伝統的に復元された古民家があり、古民家の中には驚く程に繊細な感覚をもって生けられた花がそこかしこに展示されていたということである。展示の説明をされる方もおられたが、パンフレットにするような一般的な事項の説明はなぜかうかがった覚えが無い。
これ以上、この展示会について言葉で説明するものを私は持たない。後は、映像を見ていただく事につきる。



























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4 コメント

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Unknown (j-garden-hirasato)
2014-06-22 07:42:53
松代(まつしろ)で、
こんな素敵なことをやっているんだ、
と思ったら、
新潟の松代ですね。
この活け花は、
すべて同じ作者の方のものでしょうか。
それとも、
活け花をされている方々の
発表の場となっているのでしょうか。
いずれにしても、
古民家に活け花というのは、
素敵な展示ですね。
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Unknown (シャレード)
2014-06-22 11:01:11
活け花と古民家のマッチング、其処に身を置いての実感が全てなのでしょう。
奴奈姫なる新潟の地酒が、ですが糸魚川の蔵です。
何か離れていてもこの松代の古民家の名との係わりがありやかと想像していますが。
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Unknown (kikouchi)
2014-06-22 22:17:36
>j-garden-hirasatoさん
どうやら、この地区の方々の発表の場のようです。花器はそれぞれ生けられた方の持ち寄りという事までは分かったのですが。
どうやら、花自体もこの地区に育つものがテーマのようですが、朴の木のように大きく育つと、一枝切り取るにも相当な苦労が必要なようです。それを承知で、日常見知る枝を狙い、展示される方の見事な目、それが今回の展示全体にみなぎっておりました。
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Unknown (kikouchi)
2014-06-24 00:19:09
>シャレードさん
古事記に語られる奴奈姫と大国主命の婚礼は、古代の政の礎ともなる、重大な動きとしてその時代の人々の心をとらえて離さなかったのではないでしょうか。姫は翡翠が輝く糸魚川を現すのでしょう。翡翠博物館を訪れ、古代のいかに広い範囲に翡翠の装飾物が広まっていたのかを知りました。

その伝説の重さにあえて建てた看板を立て、翡翠に勝る花の立ち姿を見せる。これを企てた方はただ者ではない。
この館で、ごく普通に屋敷内部の説明をしていただいた方のようだが、次の展示は来年秋だと言う。それくらいに、エネルギーを貯める必要のある展示会である。
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