![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/44/259f4c6fe0a9aeaf38fa4085b7877cff.jpg)
前の晩からの雪が20センチは積もっていたと思う。160号線からの道は雪のために道幅が狭くなったような印象ががあり、帰り道の事を考えて気ぜわしくなっていたようにも思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/4d/b3f67b080ea0f8d40f98e14883c481a1.jpg)
一度クルマを停め、長靴にはきかえて境内を歩けば、そのような心配事でわさわさした気分など、消し飛んでしまう。
山門はあくまで威厳があり、雪でほとんど無音となった世界が展開した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/78/f43e4bc27b297f19519a28159807f6a5.jpg)
臨済宗の古刹でありながら、この時には他の拝観客の姿は見られなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/8c/52844410f489e345ec04def548587314.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/00/ded4be29a63f99a44060e068b1a2657e.jpg)
本堂の手前の池の周辺は、碧豊かな季節には瑞々しい姿を見せるのだが、全てが凍りついた雪と氷の世界と化していた。
雪はこれだけ庭の姿を変えてしまうが、春になり暖かい季節がめぐれば、その痕跡など一つも残さずに消え去ってしまう。見事な自然の装置である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/eb/02554caadfe93877cd9fb368334257df.jpg)
方丈庭園の月泉庭は、普段は厳しい石庭なのだが、雪に覆われた石がまた別の表情を見せてくれた。
右手の裏山は、あくまで静まりきった世界。
しかし雪に覆われた石は、さらに表情豊かになる場面も感じられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/9d/10ebdc5a7a2f1fc20769c38dfa6045ad.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/3e/68e03f29dde51526bf4881463cba0167.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/23/1d9d04c4beaa6be674797762c035ea49.jpg)
海沿いの湿気の多い雪は、石の表面にペッたりとへばり付くような感じがある。内陸のサラッとした雪の姿とは大分違いがあるように思った。
石庭の撮影は、靴を脱ぎ素足で縁側に立って行った。全身の体温を吸われてしまいそうな、冷え切った縁側だったが、撮影時にはそれ程とも感じなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/4d/b3f67b080ea0f8d40f98e14883c481a1.jpg)
一度クルマを停め、長靴にはきかえて境内を歩けば、そのような心配事でわさわさした気分など、消し飛んでしまう。
山門はあくまで威厳があり、雪でほとんど無音となった世界が展開した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/78/f43e4bc27b297f19519a28159807f6a5.jpg)
臨済宗の古刹でありながら、この時には他の拝観客の姿は見られなかった。
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本堂の手前の池の周辺は、碧豊かな季節には瑞々しい姿を見せるのだが、全てが凍りついた雪と氷の世界と化していた。
雪はこれだけ庭の姿を変えてしまうが、春になり暖かい季節がめぐれば、その痕跡など一つも残さずに消え去ってしまう。見事な自然の装置である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/eb/02554caadfe93877cd9fb368334257df.jpg)
方丈庭園の月泉庭は、普段は厳しい石庭なのだが、雪に覆われた石がまた別の表情を見せてくれた。
右手の裏山は、あくまで静まりきった世界。
しかし雪に覆われた石は、さらに表情豊かになる場面も感じられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/9d/10ebdc5a7a2f1fc20769c38dfa6045ad.jpg)
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海沿いの湿気の多い雪は、石の表面にペッたりとへばり付くような感じがある。内陸のサラッとした雪の姿とは大分違いがあるように思った。
石庭の撮影は、靴を脱ぎ素足で縁側に立って行った。全身の体温を吸われてしまいそうな、冷え切った縁側だったが、撮影時にはそれ程とも感じなかった。
人のいない
音のない風景が広がっている様が
写真からも伝わってきます
雪でモノトーンになっているせいで、
ますますその感が強まっているのかも
知れませんね。
しんしんと降りしきる雪景、
北国の厳しさが感じられます。
このお寺は国泰寺派の大本山で、結構大変なお寺だと思うのですが、不思議に参拝客が少ないように思います。吹雪の今回に限らず、前回5月に訪れた時にも、無音の世界に近かったように記憶しています。
石組の勢いは、見ものだと思うのですが。
臨済宗の中で、重要な位置を占めるお寺のようです。
ただ禅宗のお寺で、世俗の拝拝客と気安く会話する事は無いのでしょう。それが、信心の足りないkikouchiなどのあしらいには、ちょうどよいように感じられます。
不思議に、宗教が生きているように感じられたお寺です。
雪景色そのもので、
庭だか何だか分からないですね。
雪景色を楽しめる庭園って、
雪国には、
それほどないのかもしれません。
雪自体は素材なので、それ自体を被写体として活かす事ができるプロはいるのでしょうが、その他大勢にとっては、別に新しい事もない雪景色に。
となれば、雪国の庭園でも、冬の入口に庭の上に細雪が少しだけ積もった姿を狙うのが必然でしょうか。