林 富永邸は年に2回、春と秋に公開されるのだが、新緑の姿を見るのは初めてである。
新緑の鮮やかな色合いが、歴史ある館に不思議な力を添える。
南側の廊下は畳敷きの格式の高いものである。
革張りのソファーは、この館のオーナーのお好みの場所のようである。
最も奥の上段の間には、手水鉢の構えのある縁側が専用にある。
その昔は、ごく限られた人しか垣間みることもかなわなかったのだろう。
せいせいと晴れ渡った空ではなかったのだが、新緑が見事に日の光を反射して、とても明るい姿を見せてくれる。秋の姿とは、確かにひと味違う姿である。
苔の庭から見通す借景が、海を思わせる。
今日まで、この借景が保たれているのは奇跡的な事tに思われる。
あまり目立たないように配置されているのが、この庭には由来のありそうな石灯籠が数多く置かれている。
撮影した時には全く気がつかなかったのだが、奥の間のガラス戸に庭の姿が映っていた。
視野の中に不自然なものが写り込まない環境は、見事としか言いようが無い。
新緑の鮮やかな色合いが、歴史ある館に不思議な力を添える。
南側の廊下は畳敷きの格式の高いものである。
革張りのソファーは、この館のオーナーのお好みの場所のようである。
最も奥の上段の間には、手水鉢の構えのある縁側が専用にある。
その昔は、ごく限られた人しか垣間みることもかなわなかったのだろう。
せいせいと晴れ渡った空ではなかったのだが、新緑が見事に日の光を反射して、とても明るい姿を見せてくれる。秋の姿とは、確かにひと味違う姿である。
苔の庭から見通す借景が、海を思わせる。
今日まで、この借景が保たれているのは奇跡的な事tに思われる。
あまり目立たないように配置されているのが、この庭には由来のありそうな石灯籠が数多く置かれている。
撮影した時には全く気がつかなかったのだが、奥の間のガラス戸に庭の姿が映っていた。
視野の中に不自然なものが写り込まない環境は、見事としか言いようが無い。
なるほど見事な建物
自然との融和がなんともいい感じですね
苔の緑も鮮やかです。
ちょっと雨が降ったすぐ後に訪れれば、
最高でしょうね。
硝子戸に写った庭、読む前は裏庭が見えるのだとばかり。
オーナーの好んだ広縁、皮張りの重厚なソファーに身を預けてみたいですね♪
この館の公開は、数年前に始まったばかりのようで、それ程知られていないというか、知る人ぞ知るに近い世界のようです。
この日、オーナーは囲炉裏端に座り、訪れた客に丁寧に茶菓子をふるまっておられました。
2011年3月12日に起こった信越地区の大地震の話など、なかなか興味深かったです。
庭先にある樹が背が高く、全般に適度な日陰になるためか、この庭の苔はなかなかのレベルです。
確かに、雨の直後がいいでしょうね。
公開されるのは3日だけなので、なかなか、そういうタイミングに見られません。
海に見立てた、この館周辺の田圃に新しい建物などが建てられず、ずっと風景が維持されてきたのは奇跡的とまでも思われる事です。
館の公開日に地元の方が多数ボランティアとして動いておられましたが、その意識の高さが、借景までも保存する事につながったのではないかと思われます。