怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

千葉マリンマラソン大会 レース編

2008-01-22 07:12:09 | Un dou kai

スタジアムに背を向け、スタートへ向かいます。事前予想通り確かに気温は低く肌寒いものの、凍えるレベルではないし、懸念されてた浜風はさほどひどくない模様。コースも相当フラットなだけに、アクシデントない状態で横浜マラソンのタイムすら下回るようだと、、、トレ不足とはいえそれだけは避けたい。

スタート位置に並んでストレッチしながら作戦を考えてみるというか皮残用だ。名前を出した前年11月の横浜マラソンでは、スタートから5kmで力みすぎたことが後半バテた要因なだけに、まずは参加者の多さに惑わされないように、5kmまでは27分辺りで抑えめの立ち上がり、そこから5km25分で刻んでいけば1時間47-8分のフィニッシュ。ただ、最後まで5km25分が続くのか。いまだかつてそんなうまくいったことはないだけに、やはり所詮は皮算用だ。ただ、どこかで23-4分とかで貯金を作ることは想定しにくいだけに、どこまで続くかわかんないけどとにかくキロ5分ペースだ。

そうこうしているうちに、スタート。人がたくさん。横浜マラソンとか河口湖マラソンのような混み混みで自分の走りができなかった過去が脳裏をよぎる。スタートライン通過が1'50。意外に早く抜けたなという感触。三車線と広いコースだけに、多分ばらけるのも早い、、、そうだ、湘南マラソンみたいな感じなのかなという思いで、先ほど予測の5km27分くらいの立ち上がりくらいをイメージしなおします。1km5'20。心拍数も150前後で、じっくり漸進。2kmでのところが美浜大橋。でかい。でかい橋はたいがいアップダウンを伴いますが、ここも例に漏れずじわりじわりとのぼらせます。まだ2kmとかなんで、力を入れすぎないよう、歩幅を少し縮めて前へと進みます。海岸近くの広い道路いっぱいにランナーが広がって走る様は、やはり湘南マラソンを思い出しますって全然千葉マリンのほうが歴史ある大会なんですけどね。

しかし、1kmごとの距離表示が素晴らしい。プラカードみたいな標識を高く掲げてくれてるので、見落としせずに走れます。けっこうしんどいだろうにありがたいことだと心の中で感謝しつつのラン。そうこうしているうちに、早くも5kmの標識が。


0-5km 25'20 HR/AVR155


5km通過時点で、瞬間的な心拍数で162とか。アベレージでキロ5分の滑り出しでこの数値は予想以上。焦りもなく、息もまだ整ってるところで、今まで出場してきたレースの中でも最高と言っていいスタート。レースコンディションがいいとはいえ、最近走る大会では満足できる結果が出てなかっただけに、結構いけそうかなとの思いが出てきます。

その後すぐに北へ方角を変えて京葉線に向かうコースに。4分55秒から5分あたりで6km7kmを通過し、7km地点にある初めての給水へ。バニラ味のカーボショッツを服用します。ドロッとした液体が水の後押しを受けて食道へと流れます。口の中に残るとベトつくんでそこは残さないように。

8km過ぎあたりから海沿いのコースへ。何かを作っているにおいがしますが、そうそう空気も悪くなく、それよりもほぼ無風というところに心からガッツポーズ。時折日差しが垣間見えたりするところでは、風の弱さもあいまってバイクジャージでも暑さを感じてしまうほど。しかもまっ平ら。こんなベストコンディションに感謝しながら、二つめの給水所併設の10km地点を通過。すかさず二本目のカーボシュッツを摂取。


5-10km 24'36 HR/AVR170


このラップを押した時点で心拍数はまだ172とか。10km50分でこれか。気温が低いからか、上がりが悪く、このペースがけっこう維持できそうな雰囲気。当然まだまだ体は軽く、はっきり言って絶好調そのもの。ついペースを上げたくなるところですが、 バテると元も子もないので、とにかくキロ5分をこころもち上回るペースで引っ張り続けるだけ。そのキロ5分を念頭にというマインドで、とにかく1kmごとの標識がとにかくありがたい。標識を過ぎる度に、まだまだいけると気を引き締め直す行為が5分毎に繰り返されます。

そうしているうちに誘導にしたがい、稲毛海浜公園に突入。昨年、運営側の誘導ミスがあり、公認記録不成立となったあの場所、です。道幅が狭くなり、ぐにゃぐにゃとした道路は、フラットで広いこれまでと比べたら当然走りにくくなります。次第に落ちていくペースと上がる心拍数。瞬間で180を越えることも出てきたところで、15kmを通過。


10-15km 24'53 HR/AVR177


公園内道路を走るのは、、、昔出た赤穂のデュアスロンが記憶をよぎるところ。あの時は、ランで置いてけぼり食らって悲しいばかりでしたが、今日は同じくらいのレベルのランナーばかり。ついていければ自己記録更新も手が届くところにあるだけに、公園内にたくさん設置されているピットインゾーンに目もくれず走り続けます。

16kmで給水を行なったに左手には砂浜が竹柵の先にうかがえます。さすが海浜公園というだくあるなぁというか、ランニングするには最高の公園じゃないかなと思ってコーナーを左手に曲がるとそこは湾岸道路。ラスト5kmを切って最後のヤマへ。

15kmからの2kmは10分を少しだけ過ぎてしまっており、やはりこのペースの維持が難しいというか、いつもの体力的な壁だ。当然のように心拍数も182とかを指したままで、まさにここからが正念場。18kmで15'10とか。踏ん張りどころ、だけどあと3kmだからと次第に重くなっていく体に鞭を振るいつつ目前には、再度の美浜大橋。

なだらかな登りがとても辛い。歯を食いしばって、視線は下にでとにかく一歩一歩歩を進め何とか早く橋を越えられないか、その一心。橋の頂上を迎えるところで、、、ゴールの千葉マリンスタジアムが彼方に伺えるところ。橋を下った19kmで20'50か。。。橋の上り下りでタイムの消費とキロ5分前後のランも正直限界に近い。はっきり行って止まって歩く気満々、ながらももうあと10分とかそこいらだ。息は上がってない、ながらもいつもの走りは、、、いやたかが10分じゃないか。なぜか脳内にオザケンが流れてきたよ。。。へんなドーパミンが分泌されたのか、こんなニュースを最近見てしまったのかはわかりませんが。そうして少しづつ少しづつマリンスタジアムが近づいてきたところで、20kmの標識。


15-20km 26'04 HR/AVR181


ああ、へばってきたんだなと痛感されるレッグ。しかし、なんとか踏ん張っていることは事実で、あと少し。というところで、マリンスタジアムへと向かう花道へとコースは変わります。沿道にあふれる人。しかし結構抜かれていく現実もあるわけですが、もうあと4,5分なんで最後のひと踏ん張り。並ぶ人々の中に0930さんと千葉在住の同級生とが声援。この 熟女軍団 おねえさまがたから力を頂き、ぐるっとマリンスタジアムを回って、球場内へ。球場を横切った先が晴れてのゴール。人工芝って案外走りにくいんだなと微妙な足元を気にしながら、ゴールを通過します。


20-goal 5'54 HR/AVR182


その結果、

RaceTotal 1:46'50 HR/AVR170 1541kcal

結局、自己記録に30秒ほどの差で走りきることができました。なんとかやりきった、というほっとした心持ちで記録記録用のRTタグを返しに歩いていきます。

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