東北被災地2県を訪ねてー気仙沼市

2019-09-23 16:06:16 | 災害について
14日夜は 気仙沼に宿泊
宿舎のある地域は津波被害があった所です。
暗くなってから着いたので、翌朝、近くを歩いてみました。

目の前には 気仙沼漁港があり、魚市場も再建されていました。
朝早くから 直売場も開いていました。
その壁面に、津波の高さが記録されていました。









気仙沼市の東日本大震災遺構・伝承館へ行ってみました。
元水産高校の校舎です。
まず、映像で被災状況を見た後、校舎内を見せてもらいました。
校舎は 見た目 あまり被害はないようです。
しかし、一歩中に入ると被災の後が生々しく残っていました。












体育館は 当時の津波で、屋根がそのままはがされたと言います。
当日生徒たちは全員避難し、
改修工事をしていた事業者と、職員室に残った職員は屋上に避難して無事だったと言います。





ここでも 被災状況を正しく後世に伝え、
災害被災を少なくしようという決意を知りました。

高校の屋上から見渡す かつて水産加工などの工場があった地域は
広大な跡地が広がり、工事が進んでいましたが、
建築物ではなく、市民みんなの遊技場の造成がされているようでした。
被災前のジオラマには、たくさんの住宅があり、田舎の普通の集落が広がっていましたが、
今は それを再現することは無いようです。

地域の皆さんが 今を一生懸命に生きていらっしゃることに敬意を表します。

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