クラウド会計ソフトで漏れがちなもの2点。

2017年03月23日 | MFクラウド会計
石川県野々市市・金沢市・白山市で活動している「かわした税理士」のブログへようこそ!


昨日、初めて「amazon go」というアメリカのコンビニの動画を見ました。

店に入って、商品を自分のバッグに入れ、レジを通さずそのまま店を出る、というコンビニです。

まるで「万引き」スタイルのコンビニです。



それには当然訳があって、入店時にIDの入ったスマホをゲートでピッとします。

後は、AIが顔を認証して、自動で取った商品を記録します。

最後にゲートを通ると精算され、クレジットカードで決済されるという仕組みです。

すごい時代になりました。


それと比べると、「freee」や「MFクラウド」などクラウド会計ソフトはまだまだの部分が多くあると思います。

一番の問題はやはり現金勘定です。

銀行口座やクレジットカードは自動化されましたが、現金はまだまだです。


銀行口座からの入出金は自動で入ります。

領収書も手入力ですが、入力を忘れることはないでしょう。


しかし、漏れがちなものが2点。

1.生活費への出金

2.プライベート口座からの入金


1.生活費への出金の入力が漏れると、現金残高が100万円とか200万円などに膨らみ、

「そんな現金、財布の中にないだろう。」という状態になります。


2.プライベート口座からの入金の入力が漏れると、現金残高がマイナスとなります。

数学的にマイナスはあっても「財布の中を見たらマイナスだった。」ということは現実ではありえません。


もし税務調査が入り、財布の中身が30万円なのに、帳簿上は2万円だったりすると、

「28万円売上を抜いてるんじゃないですか?」という、あらぬ疑いをかけられかねません。


現金勘定の管理は実は大事なんです。

記録をもらさないよう気をつけましょう。


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「amazon go」の動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=NrmMk1Myrxc