京都・左司馬の河童さん日記

いよいよ大工のハルちゃん達も大詰め。
左官屋さん、タイル屋さん、塗装屋さん、電気屋さん、水道屋さん、
板金屋さん、屋根屋さんと次々と、入れ替わり、行程が進む。
みんな、楽しそうで、真剣で、新鮮で、きもちいい一匹狼の若者達。
今日は、みんなで、河童さん達が仕入れて来た古い建具の合わせ。
数㍉の違いを、ドキドキしながらのハルちゃん。
いい雰囲気で、かっぱさん二人もワクワクの一日やった。
霧も深く、雨が続く寒い日も、アトリエ屋根の下は，アツ～イ空気に包まれていた。
河童母さんも，隙間で植えてる野菜の間引き菜を、雨にぬれながらつんでいる。

夏日だと思ったら、今日は、ぐっと冷え込んだ寒いアトリエ。
すこしづつ改修も進み、大工のハルちゃんたちも、河童さん二人も現場で熱が入る。

44年目の二人の記念日は、ギャラリーもアトリエも、リニューアルでリセットの記念日や。
長い間、体調不良だったが、やっと検査も行き、原因もわかって少しづつ回復。
夏の野菜づくりの支度も終わって、展示会に向けて、工事現場の中で奮闘中の河童母さんも、
ほっとしてる。
窯場の前に、二人がこれからも元気でいられるようにと、記念に植えた枇杷の木が、新しい緑の葉をのばして、揺れている。