石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

千 宗屋

2011-01-23 22:13:33 | Weblog
2月に行われる市長選挙に出馬された
たたみ先生の女性ミニ集会に行った。

たたみ先生ブログ

男気のある、正義感溢れるお話に
涙が滲んでくるくらい感動した

お人柄も素晴らしく、こういう方が
市長になられたら どんな風に舞鶴が
変わるかなと思う

のんびりした日曜日
千 宗屋「茶ー利休と今をつなぐ」読む



茶道三千家のひとつ、武者小路千家の
若き次期家元 千 宗屋さんの御本。

茶道の歴史から 三千家のこと、
茶事の愉しみ・道具の愉しみなど
茶の湯の魅力を 堪能できた

今、茶道をなさる人は ほとんどが女性だ

でも戦国の世では
戦国武将たちが茶の湯に熱狂した

また、明治維新後
近代産業の実業家や明治政府の重鎮たちのなかに
茶の湯ブームが巻き起こった。

下克上で成り上がった大名たちが茶の湯に没頭したのと
明治維新の勝者となった政財界の大物たちが
茶の湯に熱狂したのには
不思議な共通点がある・・・

などなど大変興味深いお話が盛りだくさんで
茶道の深遠さを感じて
ますます深みにはまりそう

印象に残ったこととして。

宗屋さんの父上は 数多く茶事を開催されている。

お招きして楽しいお客様は
必ずしも茶道の作法に精通した方でない。

実業であったり 学問であったり
それぞれの領域で一家を成している方

子供のような好奇心や 自身の経験から
打てば響くような反応があったり
ユニークな見方があったり

作法に詳しくはないが
一期一会を慈しむ心の豊かさが大いにある。

この部分を読んで
お茶事とは
通り一遍の知識だけの時間でなく
その人の人生観や人柄があふれ出る
時間なのだと感じた。

自分も茶道を習っているが
形式ばかりを習うだけでなく
人への思いやり・心配り
また、日々の自分鍛錬をお稽古に
生かしていきたいと思った。

コメント
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