産能な日々、その後の非日常

2010年4月~2012年3月までの産業能率大学通信教育課程在学中の記録と、卒業後の非日常の様子です。

足利市立美術館「リアルのゆくえ」

2017-07-01 | つれづれ日記(卒業後)
5/27たまたまテレビをつけたらテレ東で「美の巨人たち」という番組をやっていた。
その日は犬塚勉さんの「梅雨の晴間」という作品を紹介していて、ネットで検索したら、6/17~7/30に足利市立美術館で本物を見ることができるとわかり、行って来ました。

 

このチケットの右の鮭、美術の教科書に載っていたような…

「梅雨の晴間」は私と同じようにテレビで見たと思われるお客さんで大人気。
人を描かずして人を描くを本物で感じてきました。

他に印象に残った作品は今も活躍する方々の作品。

「The Volcano -大地と距離について/浅間山ー」水野暁さん
浅間山の迫力ある絵です。館内で流されていたDVDで、水野さんが制作について語っていました。3年間、浅間山に通って仕上げた作品だそうです。DVDでは、作品が出来上がっていく過程もわかり興味深かったです。
この作品の右下の方に、岩がうずくまって祈っている人のように見える部分があるのですが、そう見えるのは私の気のせいかなぁ~

「鮭図ー2001」三浦明範さん
黒い背景の下半分に木の机があって、その上に鮭とか描かれているのですが、私が気になったのは、背景の黒と机の質感。もちろん銀色の鮭もリアルだったけど。
作品の解説に「シルバーポイント、黒鉛、墨、パネル」って書いてあって、係員の人に制作方法について質問したかったけど、学芸員さんではなさそうなので遠慮してしまいました。聞いたら学芸員さんを呼んでくれたみたいです。でも私が聞きたかったのは、シルバーポイント(銀尖筆)で描かれたであろう鮭の部分のコトじゃあないからなぁ~(笑)
となりの作品(三浦さんのではありません)も背景の黒が印象的な作品で、作者の方のコメントに「黒には無限の空間性」とあり、そうだなぁ~と思いながら時間をかけて鑑賞しました。

美術館を出ると、というかいる間に外はどしゃ降りの雨
ずぶ濡れになりながら(もちろん傘はさしていましたが)足利市内を散策しました。
それはまたのちほど。
コメント
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