ほのぼの生活*ちょっとHAPPYさがしませんか?

ささやかだけど大切な日常の記録
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記憶を辿るレシピ・きゃらぶきの佃煮

2023年04月18日 | 記憶を辿るレシピ




一月の終わりから咲きだした蘭の花が
全部、咲きそろい
窓辺を華やかにしてくれています

この季節になると食べたくなるきゃらぶき
珍しくスーパーで見つけて
早速、佃煮を作りました




両親が元気な時は
毎年、たくさん炊いて送ってくれていました
自分で作るようになって
ふきの筋を取る作業が大変だとわかりました

両親は、この何倍ものふきを炊いていたので
爪の間が痛くなったのではないかと思います
そんなことを思いながら
一本ずつ丁寧に取りました




サッとゆでてあくを取り
お水は入れずに
醤油・みりんだけで炊きます

仕上げに火を止める前に
塩昆布を入れるのが母親流
味に深みが出て美味しくなります
父は、山椒の実を入れるのが好きでした

炊くと写真のように
たったこれだけになってしまうので
私には、貴重品のように思えて
ごはんの度に、少しずつ味わって食べました

ひとくち食べたら、あぁ、この味
懐かしく心に沁みる味です
両親の顔が浮かびました




今日は、メルカリで
福岡県の糸島産のタケノコを取り寄せました
送料込みで2400円
掘って茹でてあく抜きをして
それから梱包して送るのは手間がかかるのに
このお値段はありがたいと思いました



早速、タケノコご飯にして
お昼に頂きました
やわらかくてあくが全くありません
おかずは、昨日の残りで
煮込みハンバーグを作りました

今日は、母の祥月命日なので
お供えして一緒に食べました
もう、7年になりますが
いつも見守ってくれているように思います




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記憶を辿るレシピ*母の太巻き寿司

2023年02月21日 | 記憶を辿るレシピ





節分に巻こうと思って買っていた食材で
少し前、太巻きを作りました

太巻きって、なかなか準備が大変ですよね
シイタケやかんぴょうを戻したり
具を揃えるのが面倒で
よほど気が向かないと作れません






母は、私と違って
思い立ったらすぐに準備して
いとも簡単そうにくるくる巻いていました

出来上がった太巻きを食べて
やっぱり自分で巻いたお寿司が
一番、美味しいと満足そうでした

そう言えば
母は太巻き寿司のことを
「お巻き寿司」と呼んでいました
こうして書いていると
ふと思い出すこともありますね






私も、母みたいに上手に巻けるかしら
さあ、集中して巻いていきましょう





この巻く所がおもしろいけど難しい
手前から具を押さえながら
くるんと巻いて
軽く形を整えます

昔、巻き方を教わった時に
そんなにギュッと押さえなくていいよ
しばらく置いとくとしまるから
そう言われたことを思い出しました

それでは、巻けたのでカットして
巻き具合を見てみましょう




具が真ん中にきていて良かった♪
母は合格点をくれるでしょうか



食べてみて
母の味とほとんど同じで
懐かしい気持ちになりました
でも、1つ足りない物がありました

それは三つ葉を買い忘れて
入れてなかったので
鼻に抜けるような
あの香りが足りません

今度は、必ず入れましょう
そして、また
母の思い出と一緒に
お巻き寿司を作りましょう




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小さな春をさがしに*なつかしい思い出の味

2023年02月09日 | 記憶を辿るレシピ






立春を過ぎて少し暖かくなったのに
明日は気温が急降下
東京も雪予報が出ています

やっと伸び伸び咲きだしたビオラも
明日はびっくりするでしょう

さて、寒くなる前に
小さな春を探しに行きましょう
毎年、秘密の場所に顔を出すフキノトウ






今年も少し摘んできて
母から教えてもらった
フキ味噌を作りました





お湯に重曹を入れ軽く茹でたら
水にさらしてから細かく刻み
すり鉢で当たります






フキノトウが細かくなったら
白みそと砂糖を入れ、お酢を数滴加えます
さらにすりこ木でぐるぐる混ぜて
なめらかになったら出来上がり
これだけでご飯が食べられる美味しさです





母が元気な頃は
庭に顔を出すフキノトウで
毎年、作って送ってくれました




病院から外泊した時
私が作ったフキ味噌を味見して
「もう少しお砂糖を足して」と言いました
その言葉が頭に残っているので
つい、甘めに作ってしまいます

胃の調子が良くない時に
フキ味噌を食べると
不思議と胃がスッキリします
今年も、母を思いながらいただきました



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記憶を辿るレシピ*チョコチップクッキー編

2022年06月08日 | 記憶を辿るレシピ


昔、昔、シンガポールに住んでいた時に
とても、美味しいチョコチップクッキーを食べました
そのクッキーは、同じコンドミニアムで仲良くしていた
シンガポーリアンの友人が焼いたものです
その友人は、クッキーをお店に委託して販売していました

日本に帰ることが決まった時
友人にレシピを教えてほしいとお願いしました
でも、これだけは教えられないと断られ
その時は、しょんぼりしましたが
試行錯誤の末、出来上がったレシピは
とても、大切なものだったと思います

そこで、友人が作る様子を見ていたので
見よう見まねで作ってみました




バター・太白ごま油・砂糖をしっかり混ぜる
クリーム状になったら、卵黄を2回に分けて入れ
上の写真のようになるまで混ぜる




ふるっておいた薄力粉とベーキングパウダー
塩ひとつまみ・オートミール・バニラオイル
刻んだチョコレートをざっくりと混ぜる




スプーンを使って
クッキングシートの上に置いていく




指で押さえながら、薄く平らに伸ばす
180℃に予熱したオーブンで15分加熱
それから、ここがポイントです
100℃に下げて10分、生地を乾かすように焼きます

2段階で加熱することで
食感が、よりサクっとします
友人が、「温度を下げて焼くのよ」と言っていたので
何度か焼いて、この温度と時間にたどり着きました



シンガポーリアンの友人が焼いたクッキーは
もう少し、やわらかい生地でしたが
ひとくち食べた瞬間
これだ!と思える食感でした

オートミールを入れることで
ザクザク感があって歯触りもいいです
子どもが小さい頃は、思うように作れませんでしたが
今になって、ようやくできました

もしよかったら作ってみてくださいね
オーブンによって、温度が微妙に違ったりするので
最初は、様子を見ながら焼いてくださいね


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<チョコチップクッキー*甘さ控えめ>

無塩バター・30g 太白ごま油・30g 卵黄1個
(太白ごま油の代わりにバターでもOK)
バニラオイル・数滴 薄力粉・80g
オートミール・20g
ベーキングパウダー・小さじ1/4
塩・ひとつまみ 砂糖・30g
板チョコ・100g



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