クローゼットを開けるたびに
目に入っていたディオールのスーツ
初めて両親と東京に来た時
このスーツを着て
いろんな所に行きました
あれから、何十年もたって
もう着ないとわかっているのに
なかなか捨てられなかった思い出の服
もう、役目が終わったのに
いつまでも、このままではかわいそうな気がして
ふっと、手放す気持ちになりました
ありがとう
感謝の気持ちを伝えて
お別れすることができました
洋服ダンスの奥の方にあった半袖のセーターは
なんと、20代の頃、購入した物です
どれだけ、青春時代にしがみついていたかったのか
自分でもおかしくなりました
物を手放したら
思い出が消えそうで
そんな寂しさから
物を大切にしてたけど
これからは
心の中を軽くして
もっと、自分の心と向き合いたいと思います
それから、このキーボードは
息子が小さい時に
父が買ってくれたものです
ドレミファのシールを剥がしてしまってから
そのまま撮ればよかったと思い
ソラシドだけになった所を撮りました
これも古い物ですが
音がきれいに出るので
区の施設に持って行き
必要としている方に
また、使ってもらうことにしました
これからの道は
今まで歩いて来た道より短いので
背負ったり、抱えてきたものを
少しづつ軽くしながら
より良く前を向いて歩けるようにしたいです
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