Kボーイの根岸線日記

鉄道が大好きな管理人によるブログです
主に京浜東北・根岸線について書いていきます 
とかいいつつ模型ネタ多め

面目一新~リニューアルしたKATO「キハ58系 4両セット」を買う

2018-03-31 20:46:05 | 鉄道模型-特急・急行形

こんばんは

今日で運行を終了する三江線は、
ある意味忘れられない路線となったKボーイです

さて先日、KATOから注目の新製品が発売されました
それは…


フルリニューアル、生まれ変わったKATOのキハ58系!

ということで


KATOの品番10-1464「キハ58系 4両セット」が入線しました

キハ58系は1961(昭和36)年に登場した急行形気動車です
全国の非電化線区で活躍をし、また数多くのバリエーションが存在しました。

それは単純な車両数が多いことに加え、製造途中での設計変更、冷房化やエンジン換装など各種改造によるものです。そういった意味では、Nゲージ趣味者とっては、ハマると泥沼で危険な車両の一つであります。

だが、それがいい。

その沼がいい!!
これこそ鉄道模型の醍醐味でござらんか!!
(私はキハ58系沼はご遠慮願います)

◎模型の概要 


(製品状態)
今回のプロトタイプは昭和39~40年落成車です。
大雑把な仕様は、

〇キハ28形とキハ58形:
平窓・スノープロウなし・シャッター付きタイフォンの冷房改造車

〇キロ28形:
張り上げ屋根タイプで4VK発電装置に設置車、グリーン帯あり

〇共通仕様:
昭和50年代の山陰地区を想定、所属標記は「米トリ」(西鳥取運転区)。

になります。

製品内容は以下の通りです。

〇製品名:品番10-1464「キハ58系 4両セット」



(4両セットの中身)

〇車種構成

●キハ58 670
●キハ58 697(動力車)
●キロ28 2160
●キハ28 2360

〇付属品

●前面ホロ×3
●胴受×2
●前面表示(無地)×3
●ジャンパ栓A(冷房電源・冷房制御用)×3
●ジャンパ栓B(制御回路用)×3
●行先表示シール

 

付属品の内、パーツ類はコチラです。


最も目立つのはクリーム色で成形された2種類のジャンパ栓です。大きい方がジャンパ栓Aでキハ58系冷房車用になります。小さい方はジャンパ栓Bで、色違いで他製品にも使われる汎用品です

胴受は先頭部カプラーの根元に取り付けるの。使用すると連結不可になります

行先表示シールはコチラです。


行先シールはかなり豪華な内容です。
愛称サボと行先サボは、北は東北から南は九州まで幅広い列車が収録されています・

愛称サボの収録内容は、
●東北・北陸系統:「きたかみ」「しらゆき」「白馬」
●南紀系統:「きのくに」
●九州系統:「出島」「弓張」
●高山線系統「のりくら」「うなづき」「たかやま」
●山陰系統:「みささ」「みまさか」「砂丘」「但馬」「伯耆」
となっています。

これだけの収録内容になると、どのような編成を組めば良いのか悩んでしまいそうですが、そこはご安心を。

説明書に編成例が提示されています

シール類が付属しない
TOMIX製品にも使える内容では?

概要は以上です

◎模型の細かい所
さっそく模型の細かい所を見ていきましょう。
まずはお顔からです。


キハ58系らしくなりました。
前面窓が天地方向に狭く、評判が芳しくなかった旧製品とは雲泥の差です

ライトも程よく点灯します。

さて、手許にあるTOMIXのキハ58系急行「砂丘」国鉄色と比較すると、


(左がTOMIXのキハ58、右がKATO製)
同じ車両ですが、やっぱり「KATO顔」でしょうか。
どこかのっぺりとした印象があります

 

ちなみに、 昭和41年以降だと
仕様変更によりトイレ窓が横長になります

(模型はTOMIX製ですが、こういうことです)

 

次に側面を見てみましょう


キハ58の側面になります

ツートンカラーに乱れはないかと

旧製品ではモールドのみだった
乗降扉下部にある小さな丸窓にも
ガラスが入るようになりました



キロ28の側面
模型映えのするグリーン帯もくっきり印刷されています

なお、今回は帯なしの設定はございません



車体のサボ受け等のモールドはあっさりとしています
車体の塗装は鮮やかでツヤがあります


妻面側
トイレの流し管はグレーです

トイレ窓の右斜め上に
臭気抜きがあるのですが、
あっさりしたモールドゆえに
やや埋もれ気味です

※「いいで」・「ざおう」セット
およびスターターセット用は
縁にグレーが印刷されるようになりました



車体と床板を分離するとこんな感じです
ライトの遮光ケースはボディ側につきます

上の画像を見るとわかりますが
ライトユニットの光源に電球色LEDを採用しています

最近のKATOの電車・気動車製品では、
チップ式白色LEDの「クモハ101ライトユニット」
(品番4595-1G)を使うことが多く、
オレンジ色の導光材を用いることで
ヘッドライトの電球色を再現していました

しかし、今回のキハ58系では
よりリアルを追求するためか
新しく電球色LEDの基盤が採用されました

ただし、そのままだと
前面種別表示幕も電球色になってしまうので

水色の導光材を用いることで
白色点灯させています

これは主にTOMIXのハイグレード製品で
用いられる手法ですね

なお、タイフォンは別パーツです
なので

キハ65のそれと交換すれば、
ご覧の通りスリットにできます
(ASSYパーツがないけどね!)

※2018年10月23日追記:
急行「いいで」・「ざおう」セットから
ASSYパーツが設定されます

次に付属品を見てみましょう
ユーザー取り付けの別パーツは

左から幌枠・胴受・ジャンパ栓(汎用)・
ジャンパ栓(キハ58系用)になります

胴受はカプラーの根元に取り付けるので、
使用すると連結不可になります

キハ58系用のジャンパ栓は
実物では冷房電源および制御用のもので
今回の発売にあたって新規製作されたもの

(取り付け例)

しかしながら、
ジャンパ栓がクリーム色なのは少々気になる
そこで、ジャンパ栓に色差しをしてみた

塗料はタミヤのエナメル塗料で、
フラットブラックとニュートラルグレイを使用

ランナーの状態で塗装してから取り付けます

素材が軟質プラなので、
取付の際に塗料が剥がれる場合がありますが
その時はタッチアップしてください


仕上がりはこんな感じ
これで全体が引き締まりました

そして毎度おなじみ車両紹介


キハ58 670
2エンジン車で、長大編成に対応した400番台です





キハ58 697
車体は上の670と変わりません
動力車はコチラ




キロ28 2160
グリーン車で、バランサ付きの一段下降窓が特徴
屋根上に並ぶの小さな突起はトランジスタ蛍光灯用通風器

実車がこの形態であったかは、
上記した通り若干疑問ですが、
細かいことを気にせず
楽しむ方が幸せだと思います




キハ28 2360
1エンジン車で、
冷房電源供給用の4VK発電装置を搭載します

セットに含まれる車種紹介は以上ですが、



参考程度に
単品のキハ65 10も挙げます

◎実車についての余談
今回のセットに含まれる車両の内、キハ28 2360は高山本線富山口において、キハ58系最後の定期運用として2011年まで活躍した車両です
ご記憶に残っている方も多いのでは?

189系「グレードアップあさま」の時もそうですがKATOさんはプロトタイプをあえて末期まで残った、もしくは現存する車両をチョイスしてるのかな?

キハ58 670とキハ58 697は、民営化後はJR西日本に継承され2002年に廃車。最終配置は後藤総合車両所でした。

一方でキロ28 2160は、民営化を待たず1987年に廃車となりました。最終配置は西鳥取とのことです。

ところでキロ28 2160について、この道の求道者である、いなば路快速氏がどうも気になることを言っていました。
※彼の求道者としての一端が垣間見える記事→コチラ

曰く、キロ28 2160にグリーン車帯があった時代は実在したのか?

キロ28 2160という車両は、4VK発電装置に設置に伴い元々キロ28 160を改番した車両です

※4VK発電装置:自車を含めて3両分の冷房用電源を供給可能な発電セットのこと

その改番が時期が微妙です。
車歴表を見ると、「1982年4月20日後藤工場」とあります

一方でグリーン車帯ですが
1978年の塗装規定改定によって廃止、
順次の撤去が始まりました

ということは、
キロ28 2160になった時点で、グリーン車帯があったか疑わしいことになります

もっと言えば、この時期はキロ28の一段下降窓の腐食対策で、ユニット窓化改造が一部車両で
施行されていた時期にあたります。

キロ28 2160は一段下降窓だったのでしょうか?

細かい形態の違いに目くじらを立てず、新しいKATO キハ58を楽しむ。そんなスタンスなので、これ以上の詮索は控えます

ここまで、色々と語りましたが
KATOの技術がいっぱい詰まったキハ58系です

私のような実車をよく知らない人間にとっては、
あとは単品のキハ65があれば満足ですが
これでは足りない!
と思う方が多いかと

今後のバリエーション展開を期待したいです

以上になります

〇 7月20日追記:
キハ58系 スターターセットが
入門用に発売されましたので、
このセットに含まれる

キハ58 303のASSYパーツを入手し、
1両組み立てました



スターターセットのキハ58形は、
0番代の冷房改造車がプロトタイプです



妻面はもちろん、冷房車仕様
客用扉下部に小窓がないのが、
0番代の証ですね

一方でトイレの臭気抜きの縁に
グレーの印刷が追加となっています

どうやら、通常製品は
再生産になっても印刷が施されない模様

 



なお、所属標記はちょっと懐かしい「関スイ」



 

コメント

予定通りだけどKATOのキハ58系とTOMIXのタキ1000が同時入荷で辛い

2018-03-31 12:55:35 | 鉄道模型‐全般

こんにちは

占い師にこのブログのタイトルを占ってもらいたいKボーイ

占う以前に、書くのを止めなさいと言われるのがオチか

さて、今日のお話は雑談程度

いやはや鉄道模型趣味(Nゲージ趣味)と言うのは非常に恐ろしい!


新製品発表時期になると、皆ソワソワしてしまう

そして、発表になった瞬間、
歓喜に近い悲鳴もあれば
琴線に触れる物がなく安堵するもの
出費の多さに絶望するもの

様々な反応を示す

その時点で、模型に予約しなければ良いのだが
予約しないければ買えない場合
だから、仕方なしに予約をする

さて、
予約をした場合、あとは発売を待てばよいのだが
各メーカーとも、生産が遅れるのが常

他の予約品と同時にお店に入荷してしまう場合もある


そう、こんな風にね

こういうのが懐に辛いね

でも、予約をした以上は将来の支払いは確定している
それなのに懐に辛い、とか言うのは変ではないか?


まあ、確かにその通り
だが、結局予定外の物を買ってしまうこともある
先日の323系大阪環状線なんてその通り(記事→コチラ
実に呆れた話ではあるが
そういう趣味なんです鉄道模型は


そんなこんなで、昨日同時に届いた商品ですが

TOMIXのタキ1000に関しては
ノーマル仕様の日本石油輸送色は→コチラ
ENEOS・エネオスマーク付き→コチラ
をご参照下さい

一方で


フルリニューアルで生まれ変わったKATOのキハ58系

KATOの品番10-1464「キハ58系 4両セット」になります



続きは個別記事で→コチラ

以上です

コメント

環状線の新時代です~KATO「323系 大阪環状線」を買ったよ

2018-03-30 21:33:40 | 鉄道模型-通勤・近郊型

2020年2月1日追記
「弱冷車」の変更に対応した、
新仕様の発売が決定しました

車両番号もLS07編成から
LS06編成に変更になります
(発売決定時はLS09編成でしたが後に訂正)

ということで、この記事は
旧製品についての内容になります

こんばんは

このブログを書いていて語彙力のなさを嘆くKボーイです

今日のお話はタイトル通りです

仕事場で休憩中にふと
そうだ、今日はKATOの323系大阪環状線の出荷日だ!
とロクでもないことを思い出しました

特に予約をしてなかったのですが
既に秋葉原界隈の模型屋には並んでいて

あれ~?
想像してた以上に出来が良いぞ


気づいたら


しっかりお買い上げしたお話です、はぃぃ~



ということで、
KATOの323系大阪環状線が予定外(嘘っぽい)で入線しました

正式な商品名は
品番10-1465「323系 大阪環状線 基本セット(4両)」
品番10-1466「323系 大阪環状線 増結セット(4両)」
になります


まず、実車について説明すると

323系通勤電車は、大阪環状線のイメージアップを目的とした
「大阪環状線改造プロジェクト」の4大重点施策の一つとして
2016年12月から営業運転を開始した電車です

従来の103系および201系は片側4ドアでしたが
323系では片側3扉の通勤電車となりました

これはホームドア導入に向けて、
大和路線や阪和線から直通する快速電車と
ドア位置を統一するのが狙いとなります


さて模型の方ですが
Nゲージでは既にTOMIXが去年3月に発売しており、
1年遅れでKATOが発売したことになります

KATOのプロトタイプは
吹田総合車両所森ノ宮支所所属のLS07編成となります


(実車:323系LS07編成 安治川口にて)

パッケージは例によって基本セットが
発泡スチロールの中敷きに紙箱の簡素なケース

一方の増結セットは
通常のブックケース形の車両ケースで、

8両分の収納スペースがあり、
基本セットの車両も収納可能です

基本セットが1・2・3・8号車
増結セットは4・5・6・7号車で構成されていて
動力車は2号車(モハ323-14)となっています

さっそく細かいところをいくつか見てみましょう

やっぱり大事なのはお顔、前面ですね

521系3次車や227系と同じデザインで独特の丸みを
特に違和感もなく再現されています

ライトの点灯具合は、
暗いものが多いKATO製品の中では明るい方
またオレンジ色のフォグランプも再現されています



先頭部分
行先表示や細かい標記類の印刷もバッチリかと

特に客用扉付近の印刷は色の種類が多いうえに、
細い線もあって素人目にも難しそうですが、
よくもここまで出来るものだと感心します

次にパンタグラフ周辺


クーラーの精密感が素晴らしいです
避雷器やヒューズ箱は取り付け済み


運転台もシースルー構造で
計器パネルも再現されています


前面行先表示は
「普通 大阪環状線」が取り付け済みです

この行先表示のパーツですが、
以前のKATO製品、例えばE233系だと
白文字部分は乳白色の成型色のままで
非点灯時に視認性に難がありました

ところが、
この製品に関しては
白文字も印刷されているのでクッキリ見えます
こういった点も少しづつ改良されているようです

後はいつも通り、安定のKATO品質ですな

なお付属品は

交換用の「普通 ユニバーサルシティ 桜島行」
の前面行先表示パーツと


西日本の優先席表示用のシールのみとなります

323系は営業範囲は
大阪環状線とJRゆめ咲線(桜島線)のみ

行先のバラエティも少ないので、
行先が印刷済みでも不満は無いと思います

ここで手元にTOMIX製もあるので


一緒に並んでもらいました
左がKATO、右がTOMIXです

比較しても造形に大差はないと思いますが、
KATOは貫通扉の窓ガラスのワイパー表現を省略しています

一方のTOMIXは前面にダミーカプラーではなく、
TNカプラーを採用しています
またフォグランプはKATOとは違い黄色です


一方でKATOとTOMIXの
それぞれのセンスが出てくる部分は色解釈

KATOは銀色も含め全体的に良く言えばシックな印象
グレーの帯はいくらなんでも濃すぎるが…
実車のグレー帯はステンレス地に埋没気味です

一方のTOMIXは明るめの色合いです
基本的に銀色以外はTOMIXが私の好み

うん、車高が随分違うね?
これはKATOのサスペンション機構を採用した車両に特有です




上の画像はクモハ323の側面比較になります
上がKATO、下がTOMIXです

塗装・印刷以外の造形に差異は殆どないです


屋根に関しても、KATO製の方が
クーラーが細密であること以外は区別がつきにくいです

それだけ、
両社ともに高い完成度にある証明ではないかと

追記になりますが

模型では実車通り1・2号車に
「弱冷車」ステッカーが印刷表現されています

ところが
模型の発売から約1カ月半後の2018年5月7日より
JR西日本では「弱冷車」の設定位置が変更となりました

また、「弱冷車」を案内するステッカーについても
英語の案内表記が追加されています

大阪環状線の323系に関して言えば
5月7日からは2・7号車が「弱冷車」になりました

新しいタイプの「弱冷車」ステッカーは
画像のように客用扉の右側に貼られています

ただし、2号車のモハ323のように

既存の車いすステッカー等が干渉する場合は
客用扉左側に貼られています

TOMIX製は「弱冷車」ステッカーを
インレタ(転写シート)で表現する仕様なので
細かい変化に対応可能ですが
印刷済みのKATOでは、こうした変化に弱いですね

次回の再生産はどうなるのでしょうか?

2020年2月1日追記:
再生産ではなく新製品扱いで対応

細かい部分を見た所で
毎度おなじみ車両紹介をいたします

〇基本セット


1号車 クモハ322-7
内回りでの先頭車車両になります

「弱冷車」ステッカーが印刷済みですが
先に述べたように5月7日以降は
その設定が解除されました



2号車 モハ323-14
パンタグラフ付きの電動車で、
通常使用されるパンタグラフ他
予備用のパンタグラフも搭載しています

模型での動力車はこちら

なお、編成内における動力車の位置が偏っているので
走行する線路の条件によっては
4号車ないし5号車を動力車にした方が
バランスが良いかもしれません

323系は運転に必要な装置を1両ごとに搭載する
「0.5Mシステム」を採用している関係で
中間車の床下機器はほぼ一緒であり、
交換しても問題ありません

こちらも「弱冷車」ステッカーが印刷済み
クモハ322と異なり5月7日以降も弱冷車ですが
掲出位置が変わりました




3号車 モハ322-28
パンタグラフなしの電動車です
モハ322は8両編成中に、4両が組み込まれます




8号車 クモハ323-7

パンタグラフ付きの先頭車で、
外回りでの走行時は先頭になります


〇増結セット


4号車 モハ322-27

環状線およびJRゆめ咲線では
終日女性専用車として運用されます

その明確化のため、
ドア横のカラーは通常のオレンジではなくピンク色です

また車内照明も識別のため
電球色LEDを採用しています

模型で室内灯をつける際は、電球色をつけるか
通常の白色にフィルターをつけると良いでしょう




5号車 モハ323-513
モハ323-0とは異なりパンタグラフは1基搭載となります



6号車 モハ322-26



7号車 モハ322-25
5月7日以降は弱冷車になりました

ここまで簡単なレビューをいたしましたが
まとめると、いつも通りの安定のKATO品質で、
十分おススメできる製品です

TOMIXも既に発売していますが、
それは各人の好みで選べば良いかと

現在の大阪環状線は周回列車よりも
大和路線や関西空港・阪和線方面へ直通する列車の方が多く
特急「はるか」「くろしお」も含め多くの車両と並びます

そういう意味では大変使い勝手が良い車かと思われます

ところで、購入した店名は直接には書いていませんが
わかる人にはわかるかな?

オマケ


実車LS07編成は、323系デビュー1周年を記念して
2017年12月16日から25日まで
行先表示がクリスマス仕様になっていました

去年12月に京都鉄道博物館に行った
(記事→コチラ)ついでに撮ったもの

以上です

〇3月30日に画像と文章追加しました
〇5月12日に実車の変更点を反映・画像差し替え



関連記事

環状線にやってくる白い電車
KATO 221系リニューアル車「大和路快速」→コチラ

環状線のお仲間・ホビーセンターカトーの
「225系5100番台 関空・紀州路快速」→コチラ

 同じく環状線のお友達・ホビーセンターカトー
「223系2500番台 関空・紀州路快速」→コチラ

コメント

JR西日本の米子支社に惑わされて三江線に乗って来たよ

2018-03-25 12:52:12 | JR線関係

こんにちは

長い旅から帰ってきたKボーイです

さて、今日のお話は

JR西日本の米子支社とJR時刻表に惑わされ
3月31日をもって運行終了となるJR西日本の三江線に乗ってきたお話

一昨日(3月23日)、ツイッターのような簡易記事を投稿したので
既にご存知の方もいらっしゃると思いますが
それの詳細記事と思って頂ければ幸いです

JR三江線は島根県江津駅から広島県三次駅を結ぶ、
営業キロ108.1キロのJR西日本の地方交通線

全線にわたって中国地方の最大の河川である江の川沿いを走ります
そのため県境は越えても、分水嶺は越えない路線です

でも…
この辺りに縁もゆかりもなく
まして、俗にいう『葬式鉄』はあまりしない私

ところが
2月の下旬に『JR時刻表』の3月号で三江線のページを見た際に
心がときめいた

(三江線のページです)

9425Dに注目

この列車、改正前は425D・浜田発浜原行という区間列車でしたが

廃止直前の多客需要を見込んで三江線を全線直通する列車に変更

さらに、山陰本線側も浜田から益田まで延びることで

益田―三次間約170km、5時間超の素敵な列車が登場

これは乗りたい!

ということで友人のいなば路快速氏と旅程を練っていた

ついでに長時間移動に慣れるため
私は1週間前に同じく長時間乗車するローカル線の飯田線で予行演習した
記事→コチラ

これで準備万端、いつでもかかってこい!


ところが、改正当日…

(JR西日本の公式運行情報)
益田―三次間直通すると言ったが、あれは嘘だ

浜田駅で乗り換えてね

なお、『JTB時刻表』3月号も同様なので、
JR西日本、ていうか管轄の米子支社が間違えた模様

米子支社ァァアーッ(ドガシャア)


でも遅い!
既に宿も新幹線もJR東海ツアーズで手配してしまった

三江線を無視して、木次線でも行こうかと本気で思った
しかし、惑わされた以上はもっと惑わされてやる!


前置きが長くなりましたが、それでは本筋に入ります

出発は3月22日木曜日の夕方

仕事を早く切り上げ
そのまま東京駅17時10分発の「のぞみ53号」で広島に向かいました

広島に着いたのが夜の9時

そのまま駅前のホテルに宿泊
テレビを見ていると

NHKでも三江線を取り上げていました

翌朝

広島駅新幹線口を午前8時に出る浜田行高速バスに乗車


2時間半程度で浜田駅に到着

窓口で広島までの乗車券を購入し、入場
ホーム上で先に到着していた、いなば路快速氏と合流

三次行の発車は11時53分で、約1時間半待ちます

到着した時点で、十数人程度が待機していましたが
この後は新山口からの「特急スーパーおき2号」
および

米子からの快速「アクアライナー」が到着したことで
一気に人が増えました


さらに、11時41分に益田から、時刻表上では三次行だった列車が到着

この収容力のあるキハ126が三次まで行ってくれれば…

そして11時48分に三次行が入線


キハ120の2両でした


発車まで5分しかないので慌ただしい

浜田出発時点では席が埋まり立席が多少いる程度

至って平和でした


海沿いの山陰本線を列車は快走し、20分ぐらいで
三江線の起点である江津に到着

ホームには…大勢の人

しかも高齢者の団体までいる

その結果車内は…


大混雑

※ドア付近に写る赤印をつけた人物は景色よりもツイッターに夢中で
ドア横の車掌スイッチの所に陣取り、駅が近づいても退かない不気味な人物
景色が見やすいポジションなのに携帯に夢中なところを見る限り
「ツイッター鉄」という新しいジャンルかしら?





右奥には三江線の0キロポストがあります

もう、ここから逃げ場がありません
意を決して乗りましょう

三江線に入ると、スピードが一気に落ちます

苔むしたホーム、いかにも貧弱そうな線路です

1時間ぐらいで石見川本駅に到着

スパイダーマンがお出迎え

ところでさっき、「逃げ場はない」と言ったけど
ここからバスで山陰本線の大田市に一応抜けられます

ここで乗客がかなり入れ替わりました

相変わらず混んでいますが、
高齢者の団体客がいなくなったので多少は楽になりましたね

と言ってもこの調子である

私は車両中央部分にいたのでお気楽

なお、いなば路快速氏は
最後部でもみくちゃにされながら、必死に後部展望をしていた模様


比較的大きい駅には、三江線に感謝する横断幕や幟
地元住民によるお出迎えがありました

そして、15時10分頃

有名な「天空の駅」こと宇都井駅に到着

駅前にはたくさんの駐車車両

駅名表

そして、思った

あのさ「天空の駅」と言っても、
乗ったらわかんないのよ!

(マツコ・デラックス風に)

でも、降りたら最後である

夜になると高架橋をライトアップするそうだけど
乗ったらもっとわからない!

鉄道趣味における矛盾を痛烈に感じる瞬間である
「乗ったら撮れない、撮ったら乗れない」のよ


さらに列車は進む、この辺りに来るとさすがに疲労が蓄積

宇都井駅から走ること1時間
山も段々と開けてきて、民家も増える頃

尾関山駅に到着

あと一駅!

そして、遂にその瞬間が定刻より6分遅れの16時21分

終点の三次駅に到着しました

浜田から4時間半
最後は言い知れぬ感動、そして疲労感!

みんな、記念撮影するのかと思いきや

芸備線の広島行に乗る人、あるいは福塩線の府中行に乗る人が多く
殆どの人はどこかへ去ってしまいました


折り返しは

17時02分発江津行になります

乗客もそれほど多くなく、ワンマン運転でした

広島方面からの接続待ちをしたので少し遅れて出発
出発を見送ったのは5人程度



西日の中、江津に向けて去っていきました

列車が見えなくなるまで、見送った後

改札の外に出ました


駅前のたむ商店に入り

ハイボールで一杯やりつつ
三次市のご当地グルメ「三次唐麺焼」を頂きました

「三次唐麺焼」とは曰く

『三次が誇るソースメーカー毛利醸造「カープソース」、
しかも「三次唐麺焼限定の辛口カープソース」と、
三次市にある江草商店で開発された
唐辛子を練り込んだ麺「唐麺」を組み合わせた、
唐さがクセになる広島風お好み焼。』

とのこと

長時間狭い車内に耐えたので非常に美味しかった
辛いけど激辛ではないよ

このお店、駅前にあるので非常に便利
もしかして三江線に乗車してきた客に店内が満席なのでは?
と思っていましたが…

地元の女子高校生?グループがいたぐらいでがら空き

列車の時間を考えると、50分程度で食べ終える必要があり
店が空いていて良かったのですが

あれだけ車内に人がいたと言うのに

なんか…悲しい…


店の外に出ると
既に日が落ちて夕闇が迫っていました

芸備線の快速「みよしライナー」に乗り
12時間振りに広島駅に戻りました


おい、新車はどこに行った?
首都圏では115系が引退したけど、ここでは現役

いなば路快速氏とお互いに疲れましたなあ、
言いながら解散しました

翌日(24日)の話はまた別にします

手元には2枚のきっぷ

一つは浜田から広島までの乗車券
もう一つは、
実際に乗車したことを証明するために買った車内補充券

ちゃんと「9425D」とあるでしょ?
車掌さんは遠く離れた米子車掌区所属の方が臨時乗務しているようです

竹駅から潮駅にしたのは、
買ったタイミングが竹駅を出発した後で、
なおかつ1文字ずつでバランスが良かったから

広島駅に着いて、
改札の人に記念の乗車券を持ち帰りたいと申告したら
無効印と穴を開けるついでに、「三江線どうでした?」と尋ねられたので
「江津から満員でした」と返答しました



なお、三江線廃止後は代替バスが走るようで
『JTB時刻表』では4月号の巻頭の特集ページで記載されています

JR時刻表は見当たらなかった

土曜・休日なら三次から江津まで
道の駅 グリーンロード大和・石見川本で乗り継ぐことで
通り抜けることが可能なようです

グリーンロード大和は国道357号線上の道の駅で、
石見都賀駅から近いところにある模様

以上です

コメント

根岸へドーナツ買いに行くついで~3月21日の根岸線貨物

2018-03-21 20:04:11 | 根岸線関係

こんばんは

小学校のクラスの同窓会に行ったけど
先生を含めてあまり変わってなくて笑えたKボーイです

さて、今日は春分の日なのに雪まで降る空模様

そんな天気なのに
母親が「ドーナツを買ってきて」と言うからお出かけ

我が家で「ドーナツ」と言えば「はらドーナツ」か「ミスド」に限る

そして、「クリスピークリーム」とは一生分かり合えない気がする



しかし、ミスドは以前は関内駅にあったけど、今は閉店したから
京急の日ノ出町駅に行くか、根岸駅で買うしかない


でも、単に買い物に行くのは面白くないので

ついでに(ここ重要)根岸線貨物を少しだけ見物

12時50分過ぎに通過の3090列車の時間に関内駅に向かいました

しかし…

雪の降り方がちょっとキツイ
屋根のない先端に行ったらカメラが壊れそう

ギリギリ屋根のある所まで行ったけど、そこでも吹き込んできます

やれやれと思っていると列車が接近


倉賀野発3090レ EF210-123

列車に関しては特にコメントすることはないが
案の定、カメラは濡れてしまった

その後、少しだけ雪が弱まったので

先端まで行って、電車だけ撮影

その後は根岸駅に移動

奥のタンク車にはうっすら雪が積もっていました

改札を出て駅前をミスドでドーナツを買って再びホームに戻ると

3090レの後運用、宇都宮行8571レが比較的良い位置に止まっていました

そのまま、やってきた電車に乗って山手へ

南行ホームから8571レを撮って

その後は北行ホームに移動して、EF65が牽引する8574レを待ちます


8574レ EF65 2050

今日は白ナンバーの2050号機がやってきました

この時間には雪というよりみぞれだったのが少し残念でした

ドーナツもあるし、寒くてたまらないので帰りました

以上です


コメント