Kボーイの根岸線日記

鉄道が大好きな管理人によるブログです
主に京浜東北・根岸線について書いていきます 
とかいいつつ模型ネタ多め

京浜東北線の蒲田行は素敵(北行に限る)

2018-06-17 20:23:09 | 根岸線関係

こんばんは

Kボーイです

さて、今日は用事があって横浜駅に出ようとしたら

駅の発車標は「蒲田行」

あら、素敵…
多摩川を渡って一駅で終点ですって
なんて潔いのかしら


冗談はさておき
今日は品川駅で線路切り替え工事があって
午前10時40分頃まで京浜東北線は品川―上野間運休

大船―品川間は蒲田行と品川行の交互運転でした

普段の南行の蒲田行を見ると怒るくせに
なんて現金な…

一応、北行の蒲田行は東京都内に入るから
「京浜」は成立するけど
東京以北に行かないから「東北」は成立しないね

南行の蒲田行はその逆である


(京浜東北線品川行)

さてさて、
明日から帰り道が憂うつになりそうです


と言いますと、
今回の工事で品川駅の京浜東北線南行ホームが
4番線から5番線に変わり
京浜東北線の南行電車は品川駅において
進行方向左側のドアが開くようになりました


(品川駅4番線発着時の画像)

今まで進行方向左側ドアは
関内駅まで開かなかったので

帰り道は左側のドアの所に張り付いていれば良く
昨日までずいぶんと気楽だったのに…

よりによって
一番混む駅で反対側のドアが開くなりました

あな、うたて

以上です

コメント

キハ10系気動車です~TOMIXの国鉄キハ10・キハ11形(首都圏色)を買う

2018-06-10 10:52:36 | 鉄道模型-一般型車両等

こんにちは

参考資料は極力当時に近いものが良いな
と改めて思ったボーイです

さて、今日のお話は
またか…またNゲージのお話です

今日の主役は


近代ディーゼルカーの礎、キハ10系気動車・首都圏色


ということで


TOMIXの新製品
品番9429「国鉄ディーゼルカー キハ10形(首都圏色)(M)」
品番9432
「国鉄ディーゼルカー キハ11形(首都圏色)(T)」

および再生産品の
品番2446「国鉄ディーゼルカー キハ10形(T)」
品番2447「国鉄ディーゼルカー キハ11形(M)」
が入線しました



キハ10系なんて何で買ったの?

自分でもよくわからないけど
銀色の通勤電車ばかりでは飽きるし
気動車が短編成でゴロゴロと走る姿は良いよね?

さっそく、いつものように語ってまいります

まずは実車のお話から

キハ10・キハ11形を含むいわゆるキハ10系気動車は
1953年(昭和28年)に登場した画期的なディーゼルカー

液体式変速機の採用で2両以上の連結運転が容易になり、
国鉄でディーゼルカーが普及する
大きなきっかけとなりました

用途の違いにより数多くの形式が登場しましたが、
キハ10・キハ11形は、
1955年(昭和30年)に登場した両運転台車で
キハ10はトイレなし、キハ11はトイレ付になります



(鉄道博物館の保存車 キハ11 25)
さてさて、
この2形式は両運転台で使い勝手が良いのですが
製造両数はキハ10で70両、キハ11で74両と
思いのほか少ない

片運車・トイレ付のキハ17形と比較すると
6分の1程度


単独で走ることをあまり考慮してなかった
ということもあります

でも
後継のキハ20系やキハ40系において
両運転台車が基本になったことを考えると
色々と不都合になったのは言うまでもないかと

さて、模型の方に話を戻すと
例によってTOMIXお得意のハイグレードモデルです
一般色は2005年ぐらいに発売されましたが


首都圏色(朱色5号)は今回が初めての生産となります

首都圏色が登場したのは1975年(昭和50年)で
塗装規定の変更によって首都圏色が
一般型気動車の標準色になったのは1978年のこと

実車は1980年頃には
ほぼ淘汰されたので末期の姿になります

模型の基本構造は
一般色と変わりませんが


前照灯がシールドビーム2灯式になったことが
目立つ違いになります

車体と床板を分離すると


こんな感じになります
構造がシンプルなのであっさり分解できます

内装パーツはキハ10系特有の
背中合わせになった人の動きが伝わるぐらい
薄っぺらな座席をよく再現しています

正確には背もたれ部分に中板がないそうです
まあ、レオパレスの壁と似たようなものかと

次に付属品を見てみましょう

・台車排障器
・スノープロウ
・トイレ流し管
・前面渡り板(グレー)
・幌枠
・信号炎管

そして


車番表現用転写シート(インレタ)
になります

「交換用パーツリスト」に記載がありませんが
信号炎管は品番JA15の色違いだよね?

JA15は209系やE231系用のアンテナです
こういう使い道もあるのね

転写シートは首都圏色用を新規におこしています
なので、一般色と車番が被りません

全体としてハイグレードモデルにしては
ユーザー取り付けパーツは少ない方かな?

ドリルで穴を開けて取り付けるような
面倒なパーツはありません
説明書通りに取り付ければ大丈夫かと

ただし、信号炎管は非常に小さいパーツなので
紛失には要注意です

転写シートの収録されている車番ですが
車歴(最終配置と廃車年月)は以下の通り
キハ10 1 最終配置 小牛田 1980年04月廃車
キハ10 10 最終配置 竹下  1980年10月廃車
キハ10 16 最終配置 小牛田 1981年03月廃車
キハ10 22 最終配置 遠江二俣1980年02月廃車
キハ10 34 最終配置 遠江二俣1980年03月廃車
キハ10 41 最終配置 宇都宮 1979年09月廃車

キハ11 2 最終配置 弘前  1980年12月廃車
キハ11 7 最終配置 宇都宮 1979年07月廃車
キハ11 13 最終配置 弘前  1980年07月廃車
キハ11 17 最終配置 宇都宮 1979年09月廃車
キハ11 20 最終配置 真岡  1980年12月廃車
キハ11 24 最終配置 真岡  1980年12月廃車

出典は『鉄道ピクトリアル』1997年5月号の車歴表ですが
「キハ11 13」については
最終配置「三次」と記載されていましたが
1980年11月号を見た所「弘前」とあったので
誤植だったようです


随分栃木押し(宇都宮・真岡)に見えるけど
TOMIXの工場あるから重要ですなあ

宇都宮は烏山線、真岡は真岡線ですね

ひとまず、整備しましょう

車番はもう少し実車を調査してから決めたいので
転写シート以外の付属品を取り付けました


台車排障器とトイレ流し管の取り付け例



スノープロウの取り付け例




(側面全体)
よく見ると雨どい部分に傷がありますが
元からかな?



(斜め上から)
首都圏色のような単色では
標記類が無いと寂しいですね

ところで、
キハ11系をはじめとするキハ10系気動車が登場した頃
車体の軽量化技術がまだ未熟でした

しかも、エンジンは正直非力ときた

そこで、少しでも重量を減らすために
キハ10系気動車の車体は
客車よりも小さいサイズとなりました

もちろん居住性が悪くなるのは承知の上

どのぐらい小さいのか?
手持ちのKATO製キハ30形と並べてみると…

車体が一回り小ぶりですね
高さも低いし、幅も狭い

実車は横幅も車高も約20センチ程度小さい、とのこと


キハ30でこれだけの差です
キハ10系を置き換えたキハ40系列と混結すると
さらに顕著かと

ここまでざっくり説明しましたが
塗装の乱れもなく(単色だけどね)
出来は申し分ないと思います

私は真岡線や相模線辺りをイメージして買いましたが
TOMIXは様々な国鉄気動車形式を発売しているので
それらと混結させてはいかがでしょうか?

以上です

コメント