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新しい公共交通システムの提言 - トップページ

2011年02月18日 18時18分00秒 | 公共交通システムの提言

このページは 公共交通機関 を本格化するための持論を述べたものです。
同じ考えを持ってる方達に参考にして欲しいと思います。
それから私が発明した「重力制御エンジンの原理」を応用した[次世代の公共交通システム]のあり方も紹介します。

はじめに

長野県・松本市では[松本にふさわしい次世代の交通]と題して公共交通について考えてます。この松本市では「クルマに過度に依存した社会を見つめ直す」という趣旨で次世代交通を考えてます。私も似たような趣旨で「クルマ社会を全国に平等に公平に広く普及させるために見つめ直す」必要があると思ってます。これは今の時代に合わせて法律を変える必要がある事も意味してます。つまり、今までは個人が乗用車を所有して自分で運転するのが当たり前であった。また、運転免許証を持ってないと運転できなかったり、個人で乗用車を持てない方はタクシー、バス、電車を利用せざる負えない状況です。さらにお年寄りの高齢者、身体障害者等は基本的に自分で運転できなかったり、運転すべきでなかったりします。こうなるとタクシー代、バス代、電車などの交通費が物凄く掛かります。このため個人で乗用車を所有する方がお得であるという概念を生み出しました。そして、一家に一台から一家に数台の乗用車を所有する家族も一般的になりました。つまり、父親の通勤用、母親の買い物用、社会人の子供の乗用車などです。このように一家でも所有する乗用車が増え過ぎて駐車場の面積問題、交通渋滞の問題、交通事故の問題、二酸化炭素の排出量問題、騒音問題など挙げたら切りがないほど諸問題が増えてしまいました。そこで私は「新しい公共交通システム」を提言します。

理想的な公共交通システムを考える

まずは最終目標である思いっきり理想的な公共交通システムとは何か考えます。そうすると日本全国を全て公共交通だけとした平等交通が未来の姿ではないでしょうか。つまり、最終的には法律でしっかりと次のルールを決めるのです。

  • 個人で乗用車を決して所有してはならない。
  • 個人は公共交通を必ず利用して乗り捨てること。
  • 公共交通は人間ではなくコンピュータ制御で運転させること。
  • 公共交通の利用料金は「公共交通税」と呼ばれる税金を導入して交通費を平等にすること。

上記のような理想的な公共交通システムを最終目標として考えてみました。この理想交通が実現するとどうなるか。まず運転免許証を必要としませんから小学生、中学生、高校生、お年寄りの高齢者、身体障害者等も安心して利用できます。続いて運転免許証を取る必要がないため教習所へ行く必要性がない。また、自動車保険に加入する必要性もない。さらにコンピュータ制御で運転するため信号無視での事故、わき見運転での事故、飲酒運転での事故、うっかりミス的な事故、渋滞問題などが全て解決します。また、一家で複数台の乗用車を所有しててもずっと乗用車を使い続ける事はありません。つまり、サラリーマンの場合は会社の出勤時と退勤時だけしか乗用車は利用せず、主婦も自宅から半径約20Km付近の買い物に出かけるだけです。それもお店の駐車場で数時間は置きっ放しです。それ以外の方も基本的に目的地に着くと自分の所有してる乗用車を駐車場に置きっ放しで用事を済ませる訳です。このような使い方から駐車場の問題、路上駐車の問題、交通渋滞の問題が発生してます。このように個人で乗用車を所有させると無駄に乗用車が増えてしまい諸問題を解決できないという坩堝にはまります。しかし、理想交通では、サラリーマンが会社に出勤した後は会社の駐車場から別の市民が公共交通に乗ることが出来ますし、主婦もコンビニやデパート前で降りたら駐車場より別の買い物が終わった人が乗り込みます。このようにすれば駐車場に置く乗用車の数は、どう考えても減らせますし、二酸化炭素の排出量問題までもが解決するおまけが付きます。さらに「公共交通税」と呼ばれる税金で国民から一律の税金を取ることで一人ひとりの交通費は安くなります。さらに移動距離は全く関係がなくなりますから旅行費で2番目に大きい交通費が節約できるために観光する家族が増えます。また、運送業や配達業でも交通費が掛からないために経費を削減した分だけ別のサービスに予算を当てられるので経済効果も上がると考えてます。他にもいろいろと考えると良いメリットがたくさんあると思います。

現実から理想交通システムを考える

さて理想だけ語っても意味はありませんので実践方法を紹介します。まず呼びかけと市町村を超えての協力が必要だと思います。つまり、1つの都市や1つの町だけでは絶対に進展しない事を知って下さい。通常の行政は各市町村で独自に行うのが一般でしょうが、時には市町村を超えて協力し合いながらの行政もあって良いと思います。つまり、私が住んでる諏訪地方ならば岡谷市、下諏訪町、諏訪市、茅野市、原村、富士見町の6つの市町村が一緒に「新しい公共交通システム」について議論する必要があるという事です。複数の市町村で別々の方法で公共交通を考えても必ず限界が来ます。それは一番利用頻度が多いと思われる主婦層が公共交通を利用しなければ世の中は変化しないのです。そこで各市長、町長、村長さんは隣の市町村に声を掛けながら広域な領域で公共交通を議論すべきでしょう。このように隣の市町村も視野に入れることで未来交通の先が見えてきます。私は提言しか出来ませんが、市長や市議員が協力し合うことで実現できると考えてます。また、私は色々なアイディアや機転が利きますので何かありましたらメールなどで気軽に声を掛けて下さい。そうしますと喜んで参加しますし、一緒に問題を解決するためのヒントか、アイディアを提供することが出来ると思います。それでは理想交通に近づける実践方法を順番に紹介します。

  1. ガソリン車での第一段階(市民タクシー)
  2. ガソリン車での第二段階(企業内タクシー)
  3. ガソリン車での第三段階(完全に公共交通)
  4. ガソリン車での第四段階(高速道路の侵入禁止)
  5. 理想交通の第一段階(島国の実用化)
  6. 理想交通の第二段階(県境で実用化)
  7. 理想交通の第三段階(法律で期限付き)
  8. 利益優先時代の終焉(共存共栄時代)

おわりに

私の持論である「新しい公共交通システムの提言」に興味がある方で、より詳しい内容を知りたい場合には、お気軽にメールをどうぞ。メールは左上隅にある「メッセージを送る」をクリックすると1000文字以内でメールを送れます。なお、メールは公共交通を研究してる専門家や市町村の方にお勧めです。ちょっとした意見を述べるだけならコメントを残して下さい。コメント入力は下側にあります。ブログ管理人である[科学太郎]が許可を出さない限りコメントは公開されません。公開されるのは1日~2日後となります。

参考サイト



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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (コクーン)
2011-04-06 13:59:58
未来の交通が全て公共交通になると、いろんな問題が解決できるのは私も知っています。
ただ、車好きの人にとっては寂しいような気がします。
車を個人で所有していると、好きな時に出かけられるし、時間に左右されないというメリットもあると思います。
決してデメリットばかりではないと思います。
宇宙旅行でも個人用に乗り物を所有していると、好きなときに好きなところへ行けると思います。
私は一人でいるほうがいいタイプの人なので、やっぱり個人で乗り物を所有したいですね。
返信する
コクーン様へ (ブログ管理人の科学太郎)
2011-04-11 14:15:48
今日、コメント書いたぞ。
見てる?

> 未来の交通が全て公共交通になると、いろんな問題が解決できるのは私も知っています。
嬉しい意見をありがとうございます。
問題はバス会社、タクシー会社、鉄道会社の意見ですね。
お金儲けのために会社を運営してると日本全国すべてを公共交通にするのは難しい。

> 車を個人で所有していると、好きな時に出かけられるし、時間に左右されないというメリットもあると思います。
公共交通も自宅のそばの駐車場に常にあれば良いのです。

> 宇宙旅行でも個人用に乗り物を所有していると、好きなときに好きなところへ行けると思います。
私の計画では、日本全国にミニ空港をたくさん用意すれば利用者が増加すると考えてます。
だから空港までの道のりを縮めるか、ミニ空港をたくさん用意するかのどちらかだ。

> 私は一人でいるほうがいいタイプの人なので、やっぱり個人で乗り物を所有したいですね。
ん?
公共交通もコンピュータ制御で運転すれば、実質1人利用だと思いますよ。
返信する
Unknown (コクーン)
2011-04-11 17:38:37
>公共交通もコンピュータ制御で運転すれば、実質1人利用だと思いますよ。
つまり、自動運転だね。
自動運転だと、交通事故が起きないというメリットがあるね。
でも、公共交通でも自動運転なら実質1人利用だというのは具体的にどういうことですか?
まあでも、渋滞の問題もあるから、個人所有の時代が終わっても仕方がないことなのかな。
それから、料金所が全てETC化するのも考えられる。
返信する
コクーン様へ (ブログ管理人の科学太郎)
2011-04-11 18:26:41
> 自動運転だと、交通事故が起きないというメリットがあるね。
これ以外にも「渋滞」も起こらないというメリットがあります。
これは、ちょっとした上り坂で先頭の車(人間)がわずかに速度を緩めます。
そして、ここから渋滞が発生します。

1番目の車(時速50Km)←ここでわずかに減速。
2番目の車(時速40Km)
3番目の車(時速30Km)
4番目の車(時速20Km)
5番目の車(時速10Km)
6番目の車(停止)←ここで渋滞発生ポイント。
7番目の車(停止)

最後の車(停止)←ここで立派な渋滞。

このような仕組みで渋滞は起きるため人間が運転せずに
コンピュータ制御による「自動走行システム」を導入すると
常に車間距離が一定で渋滞も発生しません。

> 私は一人でいるほうがいいタイプの人なので、やっぱり個人で乗り物を所有したいですね。
これって。
運転手なしで一人で運転したいという事でしょう。
だから運転はコンピュータ制御ならば実質1人利用になりませんかね。
それとも単純に愛車を手放したくない価値観でしょうかね。

> まあでも、渋滞の問題もあるから、個人所有の時代が終わっても仕方がないことなのかな。
時代の変化ですよ。
早い話が交通革命とでも呼べば良い。

> それから、料金所が全てETC化するのも考えられる。
これは最悪です。
私の考えは基本的な公共交通税を導入させて、全国どこでも料金所を設置しない方法を考えてる。
だから全てETC化することに強く反対します。
これは道路を通っただけでお金を取る行為が拝金主義者の考えであり、
著作権法と同じく楽して儲けられるから強く反対すべきでしょう。
返信する
Unknown (コクーン)
2011-04-11 23:15:54
すみません。
公共交通でも自動運転なら実質1人利用とは具体的にどういうことか教えてください。
返信する
コクーン様へ (ブログ管理人の科学太郎)
2011-04-13 09:17:42
> 公共交通でも自動運転なら実質1人利用とは具体的にどういうことか教えてください。
この質問に答える前に確認したい。

最初のコメントで
> 宇宙旅行でも個人用に乗り物を所有していると、好きなときに好きなところへ行けると思います。
> 私は一人でいるほうがいいタイプの人なので、やっぱり個人で乗り物を所有したいですね。
と書いてあったので、私は「自分自身で運転したい」と解釈したのです。
だから「自分自身で運転」=「コンピュータ制御で自動運転」も同じこと。
よって「公共交通でも自動運転なら客は実質1人利用可能」とコメントしたのです。

さてと本題ですが
> 私は一人でいるほうがいいタイプの人なので、やっぱり個人で乗り物を所有したいですね。

これは、どういう意味ですか?
乗物を個人でずっと所有したい価値観ですか?

最初のコメントで
> 車を個人で所有していると、好きな時に出かけられるし、時間に左右されないというメリットもあると思います。
とありますが、私の考えてる公共カーはタクシーと違って、
町の至る所で常に空車のような状態で存在します。
だから自由に直ぐに乗れ、好きな場所にも移動可能です。

それから
> ただ、車好きの人にとっては寂しいような気がします。
とありますが「ドライブ好き」と解釈して良いですか?

この「ドライブ好き」が自分自身で運転する事が好きなのか、
彼氏などが観光案内のように都内を運転して彼女などを喜ばせるために運転したいのか、
どっちなのだろう。

私は2人仲良く自分たちが行きたい場所を自動走行車に音声で伝えて、
自動走行車が音声認識して目的を変更する使い方を考えてる。
だから人間が運転しないだけでドライブ感覚は味わえると思います。

なお、このコメントを読んだ方で「ドライブ好き」の人はドライブのどこがいいの?
具体的に教えて欲しいです。
(自分自身で運転する事が好きか、個人所有の自動車を使うのに満足がいくのか、etc)
返信する
Unknown (コクーン)
2011-04-13 14:37:36
>だから「自分自身で運転」=「コンピュータ制御で自動運転」も同じこと。
>よって「公共交通でも自動運転なら客は実質1人利用可能」とコメントしたのです。
なるほどね。
バスではなくて乗用車かパーソナルモビリティだろうね。

>乗物を個人でずっと所有したい価値観ですか?
そうですね。
自分専用のほうがいいということです。

>なお、このコメントを読んだ方で「ドライブ好き」の人はドライブのどこがいいの?
あえて目的地を決めずに好きな場所へ行けるところかな。
単身世帯なら、パーソナルモビリティか一人乗りの車の方がいいかもね。
私は物を持つなら個人で持ちたい人だから「個人で所有したい」と言いました。
返信する
コクーン様へ (ブログ管理人の科学太郎)
2011-04-14 14:16:17
> バスではなくて乗用車かパーソナルモビリティだろうね。
あっ。
「公共交通」=「バス」と思ったわけか。
これで意見の食い違いの原因が分かったよ。
納得。

> 自分専用のほうがいいということです。
そうか。
でも今の時代の価値観かもね。
22世紀の価値観は、きっと移動手段は都市機能の一部であり、
個人で移動手段の乗り物を所有することはないと思うよ。

> あえて目的地を決めずに好きな場所へ行けるところかな。
ずっとパーソナル・モビリティ(乗り物)を使えばいいじゃん。
例えば「東京方面」とだけ告げれば、とりあえず自動走行車でも高速道路に乗って東京方面へ向かう。
そして、東京方面についた時に自動走行車より「目的地はどちらですか?」と音声合成で尋ねる。
このときのやり取りでも「○○方面」とか、「○○あたり」という曖昧な目的地を許可する。
このような方法ならドライブ感は味わえそうですね。

なかなか良い意見をありがとうございます。
今後、公共交通を実用化させるにあたり、今回のコメントを参考にさせてもらいます。
また、何かあればコメントをお願いします。
返信する
Unknown (コクーン)
2011-05-03 22:50:00
最近思いましたが、これから乗り物は個人で所有する人と、公共交通を利用する人に分かれると思いました。
私はいろんな価値観を大切にしたいんです。
だから、個人で乗り物を所有してもいいと思ったんです。
22世紀に個人で乗り物を所有する人がいても個人的にはいいと思いますが、そういう人がいるかは不明です。
ただ、個人で乗り物を所有したい人は私だけではないので、その価値観も大切にしてもらいたいです。
返信する
コクーン様へ (ブログ管理人の科学太郎)
2011-05-05 15:21:36
> ただ、個人で乗り物を所有したい人は私だけではないので、その価値観も大切にしてもらいたいです。
最初の段階では個人所有の自動車を流行らせますか。
そのうちに価値観が徐々に変化するのを待つ。
これなら両方のタイプに対応できそうですね。
返信する

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