Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

ミデルブルグ(Zeeland)1泊旅行(後半)

2011-05-16 08:42:55 | 旅行(オランダ国内)
ミデルブルクに一泊し、朝はホテルでゆっくりと朝食です。その後、チェックアウトして、車で15分くらいのところにある港町Vlissingenへ。港には大きめのボートがいくつも停泊しており、海にはフェリーの姿も見えます。しかし、天候は小雨が降り出し、風が強く、寒さに弱い私としては、海沿いへ行く気も失せる状況です。それで散策は諦めて、muZEEumという海がテーマの博物館へ入りました。3つの古い建物が改装されて一つのミュージアムになっています。地図の展示が年代順になされていて、それを見ると、このゼーランド州がいくつもの島でできており、年代とともにどんどん大きくつながっていく様子が見て取れます。また、絵画の前にガラスがあり、それをタッチすると説明が写されるという仕掛けもあって、かなり充実したミュージアムでした。子どもが楽しめるようなゲームもところどころにありました。最上階には展望台もあり、Vlissingenの町が見渡せます。改装でPakhuisの棟が閉鎖されていて見れなかったのが少し残念です。それでも全体をゆっくり見て回ると、2時間が経っていました。
雨がやんでいたので、海の近くで、Kibbeling(魚フライ)を食べ、ゆっくりお茶をしました。海はかなり荒れ模様で、波が高く、うねっていました。町の中心のほうを少し散策して回りましたが、特にこれと言って見るものはなかったです。
そして、2時を目指して、ホテルへ戻りました。というのは、ハイティーを2時に予約していたからです。3段重ねのトレーとお湯が入ったサーバー、10種類以上の様々な紅茶が入った箱がテーブルに用意されました。トレーには、サンドイッチ、スコーン、キッシュ、タルト、ケーキ、ソーセージパンなどが、載っています。おしゃべりしながら、どんどん食べました。が、さすがにお腹がいっぱいになって、完食は無理でした。とびきり美味しいってわけじゃないけれど、1時間強くらい、ゆっくりとお茶の時間を過ごすのって、たまには良いですよね。
その後、Goesという町へ。Middelburgから車で20分くらいです。またまた寒かったので、Streekmuseum voor de Bevelandenという地方博物館へ。特にこれといった展示はなかったですが、ゼーランド地方の衣装の展示は良かったです。ここの土地の人は、地元の伝統的衣装のかなりこだわりがあるようです。女の人がかぶる白い帽子に付ける金色の頭飾りは、地方ごとに形に特徴があって、ゼーラントは正方形です。
Goesの町の散策へと思いましたが、もうかなり疲れていて、じっくり見たのはStadhuis(市庁舎;写真)だけです。このStadhuisは、右側の部分が1350年のもので、残りは18世紀のものです。見ると違いがわかりますね。
5時半ころGoesを後にして、帰路に着きました。
ゼーラントには小ぶりの良い町がいくつもあり、中世の雰囲気を髣髴とさせる建物がたくさん残っており、またミュージアムも充実しているので、観光にとても適していると思いました。月曜日にオープンしているミュージアムが多いのも驚きました。オランダでは月曜日は閉館というのがスタンダードですから。それから、レストランやカフェも私が経験した範囲ではオランダ平均に比べてレベルが高いかなと思いました。盛り付けなどひと工夫してあったり、ちょっと変わったコンビネーションだったり、ケーキの種類が多かったり。これは、観光に力を入れているからなのか、ベルギーが近いからなのか???
Domburgというモンドリアンやトーロップが過ごして絵を描いたという町にも行きたかったのですが、次回にゼーラントに行く時にということで。
体調は良好。さすがに疲れました。軽い筋肉痛。血液が酸性の傾向があるとのことで調整中。カルシウムは正常値に戻りました。

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