JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

CW Memory Keyer ElekinoCanDoの製作

2015-09-09 | Tanukino
K3NG CW Memory Keyerの改良版を100円ショップのUSB充電器に組み込み、ElekinoCanDoとしました。

先日の工作会で100円ショップCanDoのUSB充電器の解析結果がJR1JWZさんから披露され、単3電池1本でも十分動作することと、DCDCコンバータ回路が入っている部分の蓋の開け方を伝授頂きましたので、無理やり単3電池1本分のスペースに押し込んでみました。
スペース的に最初は無理かと思いましたが、ヤレバデキルもんですね。
ということでElekinoCanDoです。

出来上がりです。スペースの都合でメモリー数は5個としました。
何も考えずに16個までメモリーを増設できるので、便利です。


コマンドボタンとメモリーボタンのUPです。


コマンドモード確認用LEDが点灯中です。


中身です。スペースの都合でスピード調整のボリュームは省略しました。
従来のようにコマンドボタンを押しながらパドルで調整します。
電源電圧が5Vなので、スピーカー音量UP用のトランジスタは省略しました。
スピーカーは小型のマグネティックスピーカーです。
タクトSW6個分の幅とICソケットの幅が丁度同じで、厚みも足すと単3電池の厚みと同じになるので、ICもタクトSWも固定せずに収まっています。


斜めからです。1分でスリープモードに入るので電源SWは省略しました。
待機電流が気になる場合は、電池に紙でも挟んでおけばいいでしょう。


DCDCコンバータ部のUPです。
ここにはUSBソケットがありましたが、取外して跡地に5Pのソケットを設置しました。
USBソケットと丁度同じ幅ですが、下にボール紙を敷いて、少し上げ底にしました。
5Pソケットの上に送信制御用のトランジスタを配置しました。
DCDC基板のフューズと書いてある針金を外してできたスペースにコマンドモード確認用LEDを付けました。
このLEDは便利なので、省略することはできません。


回路図です。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まさかほんとに... (JR1JWZ)
2015-09-09 21:16:33
こっ、これは...、まさかほんとに...。
あのケースの中にボタンまで入れ込むとは...。

当日、WKNさんがあのケース入れ込む話しをされてから、実は私もあの後どうっやって入れ込むか考えたのですが、ボタン列は外に出しても線1本で済むので、その方法かなあと考えておりました。または QFNタイプのATMegaを使うとか。

いやあ、驚きです。見た目もかっこいいですね。電池1本でこれだけの機能をもったキーヤーはどこを探しても他にはないはずです。また、くたびれた電池でも、まだビンビンで動くはずです。

次の工作会に是非持参してください。私も本家?のキーヤー再度持って行きます。

で、回路図のA1端子ですが、Vccとの51kΩの抵抗が抜けているような...?
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CanDo (wkn)
2015-09-09 22:42:04
JR1JWZさんコメントありがとうございました。
SWレスの検討でソースを追いかけて見ましたが、難解過ぎて断念。無理やり押しこむ方針にしました。
さすがCanDoの充電器です。何とかなりました。
電池BOXシリーズに弟を追加することができました。
http://blog.goo.ne.jp/jj1wkn/s/%BB%B0%B7%BB%C4%EF
回路図のご指摘ありがとうございました。
修正しました。
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