JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

LEDレベルメーターの製作

2008-12-30 | その他
PIC-VCで発生させた電圧から大体の周波数を把握しようと思って、LEDレベルメーターを製作しました。
製作といっても数本の抵抗を付けるだけです。

このレベルメーターユニットは15年くらい前に秋月で買ったものですが、12ポイントで2CHあります。
DCのリニアスケールで、1ステップが約0.5Vです。
PIC-VCの可変範囲は5Vなので、丁度いい感じです。
とはいってもバリキャップなので全域を使える訳ではありませんが。

配線して、乾電池の3Vを測定しているところです。


LEDのUPです。
緑が9ポイント、オレンジが2ポイント、赤が1ポイントです。
2CHありますが、片方のCHは開放なので、フルスケールの表示です。


消費電流がフルスケールで200mAもあるので、固定用の機器にしか使えませんね。


PIC 12F683 PIC-VCの製作

2008-12-29 | PIC
CYTECさんに掲載されている PIC-VC を作りました。
VFOなどを作る場合、バーニアダイアルや減速ギヤなどでバリコンの回転比を変えてあげる必要があります。
VFOを作る時は、減速ギアが付いたバリコンを使うこともありますが、回転比は1:3で、もう少し回転比が欲しいところです。
また、バリキャップで作る場合は、多回転のVRを使いますが、いいお値段がしますし、回転数が多すぎるようです。

PIC-VCはバリキャップに加える電圧をPICのPWMを使って生成します。
電圧の制御はロータリーエンコーダーを回すことで行い、5Vを1024ステップで可変できます。
また、ステップの切替機能もあり、128ステップのハイスピードで変化します。

CYTECさんからキットも発売されていますが、ジャンク箱の部品で作ってみることにしました。

レイアウトです。
CYTECさんのキットはロータリーエンコーダーの裏にチップ部品を利用してコンパクトに出来ていますが、いつもの穴あき基板にレイアウトしました。


基板のUPです。


オシロにつないでテストしているところです。


また、VFOでも作ってみようと思います。

W-ZERO3で地図を見る

2008-12-28 | その他
以前秋葉原で買った W-ZERO3 のジャンクでブログ用の写真や、青空文庫、Excelお小遣い帳などで利用していましたが、地図を見れないものかとソフトを捜してみました。

WILLCOMさんとPHSの契約をすれば、インターネットで地図は見れるのですが、電話やメールは携帯がすでにあるので、この端末はWindowsMobileのPDAとして使うことにしました。

という訳で、オフラインで地図が見られるタイプの地図ソフトが必要です。

フリーの地図ソフトでWindowsCEで動作するものはこれしかありませんでした。
Fukuroさん の GarmapCE です。

W-ZERO3はARMプロセッサのPocketPCなので、ダウンロードのページから「Garmap CE Version 1.79」の「PocketPC」の「ARM」と「DLL」をダウンロードします。
あとは説明に従ってインストールします。
SDカード経由でインストールしました。

GarmapCEには地図は付いていないので、地図用の画像を用意しないといけません。
表示したい地図を3x3以上に分割した画像が必要です。
画像形式はbmpかpngです。
また、画像の左上と右下の緯度・経度が分かっている必要があります。

紙の地図をスキャンしても作れますが、今回はDAN杉本さんの カシミール3D というWindows版の地図ソフトを使いました。

カシミール3Dでは地図を収録した本が出ているのでこれを買って地図をインストールしてもよいでしょう。
只でという場合は、国土地理院の全国の地形図を閲覧する「ウォッちず」というサービスが提供されていますので、これを利用します。
このサービスを利用するには、 「地図画像プラグイン」 が必要です。
1/25000が基本ですが、1/12500や1/6000も提供されています。
1/25000だと細かい部分がはっきりしないので、1/12500にしました。

さて、GarmapCEの地図作成ですが、「マップカッタープラグイン」 を使います。
オンラインの地図なので、必要な部分のみを都度ダウンロードして表示します。
このため、切り出したい領域の全てを閲覧しておく必要があります。
また、緯度・経度を表示する線を表示するように設定しておくと便利です。
携帯やGPSで測定した位置から地図上のどこにいるかを判断するときに役に立ちます。
「表示」/「表示の設定」/「緯線経線」と「緯線経線(補助線)」で設定します。
緯線経線は10分単位、緯線経線(補助線)は1分単位に設定しました。
1分は約1.5kMです。

切り出したい範囲を「編集」/「選択領域を決める」で決めます。
緯度・経度で設定する方法もあります。
どこを切り出したか管理をしたいので、緯度、経度共に10分の範囲を選択しています。
ちなみに1/25000地形図は緯度が5分、経度が7.5分の範囲です。
緯度、経度共に20分の巨大な地図を作成してみましたが、ファイル数が多くなるだけで性能的にはあまり変わりませんでした。

必要な部分だけを切り出して持っていくのもいいでしょうし、全域を網羅してもいいでしょう。

設定です。
分割数を枚数で指定するとサンプル画像の下に1枚の画像サイズが表示されるので、480x480程度になるようにします。
この設定だと32x25と小さすぎるので赤字で注意が出ています。
ちなみに10分x10分の地図だと13枚x14枚です。


W-ZERO3で地図を表示したところです。



大丸山 移動運用

2008-12-23 | 移動運用
6m AMコンテストがあるというので、工作会のメンバーと大丸山へ行ってきました。
当初は円海山の予定でしたが、急遽少し離れた場所に変更しました。

大丸山は横浜市内で最も高い山ですが、標高は156.8mしかありません。
円海山から鎌倉へと続くハイキングコースの途中にあるので、日頃の運動不足を解消と、GPSドングルでの足跡付けを兼ねて少し歩いてみました。

大丸山の山頂です。左下に三角点があります。


東側の東京湾の眺めです。真下に八景島が見えます。


コンテストの方は、ハンディとホイップアンテナだったので、数局と交信しただけでしたが、かなり賑わっていました。
交信して頂いた方、ありがとうございました。

円海山で見かけたリスです。冬眠に備えて一生懸命えさを捜していました。


本日の移動ログです。

GT-730F(L) GPS USBドングルロガー

2008-12-22 | その他
秋月で「GT-730F(L) GPS USBドングルロガー」なるものを衝動買いしてしましました。

PCに接続するタイプのGPSですが、移動した軌跡をロギングすることができます。
ロギング機能が付いていないと、動かないデスクトップPCの位置を測定しても面白くありませんし、ノートPCでも電源を入れたまま持ち運ぶことはないでしょう。

25万6千ポイントの軌跡を記録できますので、5秒間隔で記録をしても355時間となり十分すぎます。

本体です。サイズは少し大きいUSBメモリといったところです。

裏側です。


電源はUSBから取りますので、USB機器や携帯を充電するバッテリーに直にさします。
この状態でGPSを補足すると、設定に従って勝手にロギングします。
秋月では、おまけで単3電池4本を入れて、USB端子に出す電池BOXがついてきました。



記録が終わったら付属のアプリで読み込むと地図に軌跡を表示してくれますが、インターネットの地図を利用しているので、ネットを利用できない環境では使えないようです。

付近を散歩してきました。
デジカメの写真を登録しておくと軌跡に合わせて写真を表示してくれるようです。


「カシミール3D」などで表示する方法ですが、「GPSフォトタガー」で「ファイル」/「トラックデータの保存」で「GPX」形式で保存します。
「カシミール3D」で「ファイル」/「GPS各種ファイルを読み込む」で読み込みます。
この方法だと地図をインストールしておけばオフラインでも軌跡を見ることができます。


「GT-730F(L) GPS USBドングルロガー」の詳細は こちら で。秋月よりも安いようです。

写真を登録してみました。
電車の中からでも十分GPSを補足できていました。
車窓の風景で写真の時刻を微調整すると簡単です。
軌跡の再生を行うと、写真があるところでは、写真を大きく表示してくれます。

SM6201 電子オルゴールの製作

2008-12-21 | その他
先日秋葉原へ出かけたので秋月で電子オルゴールICを買ってきました。
中国製のICで、子守唄とクリスマスソングの2種類のICが入って200円でした。

クリスマスも近いので、クリスマスソングのICを鳴らしてみました。

SM6201-4というICで下の3曲が入っています。

1) Jingle Bells
2) We Wish You a Merry Cristmas
3) Santa Claus is Coming Town

演奏は複数のモードがあるのですが、M1をVDDにつないで3曲が連続して演奏されるように設定しました。

ブレッドボードで組み立てました。
演奏に合わせてLEDが点滅する機能があるので、LEDを付けてもいいでしょう。
モーター制御用の信号もでています。



ちなみに、子守唄ICの曲目は下です。
1)ゆりかごの歌
2)プラームスの子守歌
3)ロッカビイ バビー

PIC 16F877A 16x8 ドット スクロールクロックの製作

2008-12-15 | PIC
以前買った 秋月のキット を作ってみました。
液晶の電波時計はあるのですが、表示が大きいのが欲しくて買ったものです。

キットなので、製作は簡単です。
ケースは100円ショップで買った透明度の高いアクリル?ケースにしました。
電源は、おまけで付いて来た12VのSW電源ですが、リチウムイオン充電池を2セルでバックアップ用電源としました。
充電回路を追加して、数mAの電流で常時充電しています。
各種設定がロータリーエンコーダーで操作できるので便利です。


6M11 一球ラジオの製作 その5

2008-12-13 | 真空管
とりあえず完成です。

IF以降はIFTしか調整箇所は無いので、部品レイアウトをし直して配線しました。
回路図はMITパブロさんの 6M11単球レフレックススーパーラジオ です。
手持ち部品の関係で一部定数は変更しましたが、ほぼこの通りに製作しましたが、
B電源は倍電圧全波整流、ヒーター電源は6V1.8AのSW電源にしました。
このサイズで1.8A供給できるので、スペースを節約できます。

ケースは100円ショップで買ったCDケースです。
結構余裕があると思ったのですが、意外と狭くて配線には苦労しました。

蓋を閉めたところです。


中身です。
基板の左側が電源部です。


基板のUPです。
コイルの斜め配置はやめました。IFTは中間タップは使わないので少し足を広げると入ります。
OSCコイルは中間タップを使うので、真ん中の足のところに穴を開けてあります。



6M11はソケットの中央に穴が開いているので、パイロットランプを兼ねて青色ダイオードでライトアップしてみました。


少し発振ぎみですが、感度・出力共に十分でした。