JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

Tanukino 50MHzAMトランシーバーの試作

2019-01-02 | 無線機
本年もJJ1WKNブログをよろしくお願い申し上げます。

PICネタが続きましたが、Tanukino復活です。

JQ1SRNさんが工作会の例会でSi5351AにAM変調をかけられるとのことで、CB MAKERをご紹介くださいました。
早速このノウハウを使用させていただいて50MHzのAMトランシーバーを作ろうと試作を始めました。

回路図です。
RF部は今後の開発ですが、オーソドックスな回路を想定しています。
送信部は変調がかかったSi5351Aの出力をそのママ増幅、受信部は455kHz低い局発と混合して、いわゆる3端子ラジオICでIF、検波する構成です。
周波数表示は1桁の7セグメントLEDでCHを表示します。
周波数範囲は50.5~50.7MHzとして10kHzステップの21CHとしました。
50.50MHzがCH0で50.59MHzがCH9、LEDが1桁なので、以降CHA-CHF表示で50.65MHzまで、以降はアルファベットとして認識できる文字をHJLPUと使用して50.70MHzまでサポートしました。
当初は3桁でダイナミック点灯の予定でしたが、電源にノイズが回り込むのでスタティック点灯にしました。


試作中の基板です。
右下のVRで21CHから選択します。この写真はAが表示されているので、50.60MHzです。
AM変調はトランジスタ1石のアンプ出力を繋いでみましたが、いいかんじで変調がかかっています。