その2です。
ブレッドボードでは不安定なので、穴開き基板に引っ越しました。
AVRと端子だけにしようかと思ったのですが、基板を切るのも面倒なので、メモリーSWを4つ実装しました。
白SWはCMDボタンです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/8a/0dc2679974b012200ef2bfff9b729062.jpg)
電源は使い古しの単3電池で、2.6Vで動作しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c4/f317d56d579eeda1ca26055bfab8287e.jpg)
安定して動作する環境ができたので、改良機能を確認してみました。
以降の説明では、下記記述を使用します。
[Cmd]は、白色のコマンドボタンを押すことを示します。
[M1]は、黒色のメモリーボタンを押すことを示します。
♪ピは、高い音の発声を示します。
♪プは、低い音の発声を示します。
♪プピは、[Cmd]を押した時にコマンドモードに入ったことを示します。
コマンドモード中はCmdLedが点灯します。
♪ピプは、[Cmd]を押した時にコマンドモードから抜けたことを示します。
コマンドモードから出るとCmdLedが消灯します。
「P1」は、パドルからP1などの文字列を打つことを示します。
♪「CQ DE」は、CQ DEなどが再生されることを示します。
♪⇒「CQ DE」はCQ DEなどが再生・送信されることを示します。
「-.-. --.-」は、パドルからCQなどの符号を打つことを示します。
「H_H」は、「........」の訂正符号をパドルから打つことを示します。
「B_T」は、「-...-」のBT符号をパドルから打つことを示します。
「.-.-.-」は、「.」終点/ピリオド符号をパドルから打つことを示します。
「.-.-.」は「+」または「A_R」符号をパドルから打つことを示します。
「\」は「------」(長点6個)をパドルから打つことを示します。
「//」はコメントです。
1.メモリー書き込みと送信
この例ではP1メモリーに「CQ DE JJ1WKN K」を書き込みます。
[Cmd]♪プピ //コマンドモードに入ります
「P1」♪ピ //書き込み対象のM1=P1を指定します
「CQ」♪ピ「DE」♪ピ「JJ1WKN」♪ピ「K」♪ピ //メッセージをワード単位で入力します。
[Cmd]または「.-.-.-」
♪「CQ DE JJ1WKN K」 //確認のため、書き込んだメッセージ内容が再生されます。
[Cmd]または「X」 //コマンドモードから抜けます
♪ピプ //コマンドモードから抜けました
[M1]♪⇒「CQ DE JJ1WKN K」 //メモリー内容が送信されます。
改良前は、「CQ DE JJ1WKN K」と一気にメッセージを打たないと行けなかったのですが、ワード単位に一息入れながら打てるので便利になりました。
また、改良前はコマンドモード中かどうかがわかりにくかったのですが、コマンドモード中はLEDが点灯するので、とても便利です。
2.直前ワードの消去
上記の例で、「JJ1WKN」を「JJ1WK」と誤って打った場合は、
「CQ」♪ピ「DE」♪ピ「JJ1WK」♪ピ
ここで訂正符号の「H_H」を打つと、直前ワードの「JJ1WK」が消去され、この時点での最後のワードの「DE」が再生されます。
「CQ」♪ピ「DE」♪ピ「JJ1WK」♪ピ「H_H」♪「DE」
ここから「JJ1WKN」以降のワードを打てばOKです。
3.認識できない符号を誤って打った場合
例えば「CQ」の次のワードで、認識できない符号「...---」を打った場合、♪ビプビプビプビプに続いて直前のワードの「CQ」が再生されるので、ここから正しい符号を打てばOKです。
「CQ」♪ピ「...---」♪ビプビプビプビプ♪「CQ」
4.メモリーの全ワード消去
メモリー書き込みの途中で「B_T」を打つと、書き込み中のメモリーのが全ワードが消去されるので、最初からやり直せます。
5.16メモリーの活用
メモリー用のボタンは今回は4つしか実装していませんが、実は16個のメモリーが使えます。もちろん、16個まで実装することは可能です。
ボタンを押して送信する場合はP1からP4の4つですが、P5からP16までのメモリーにもメッセージを書き込むことができます。
P0だけは特別でP10と同じ扱いになります。
コマンドモードからメモリー番号を打つと、再生され内容を確認することができます。
送信はできませんが、P1からP4までのメッセージ内でP5からP16までのメモリーを呼び出すことができます。
例えはP5に「JJ1WKN」を書き込んでおき、P1に「CQ DE \I5 K」と書き込んでおけば、\I5がP5に書き込んであるメッセージに置き換わり「CQ DE JJ1WKN K」が送信されます。ちなみに「\」は「------」の長点6個です。
この状態でP5を「JJ1WKN/1」に書き換えれば、P1は変更せずに移動運用対応になります。
6.連続符号への対応
「B_K」や「A_R」などの連続符号は「\+BK」=「------ .-.-. -... -.-」のようにメモリーに書き込めば、対応できます。
7.その他
USBシリアル変換ケーブルを使えば、USB経由でPCに接続して、PC側からメモリーの書き込み、Winkey対応など色々な制御ができますが、回路変更や設定などが必要なので、ここでは省略します。
ElekinoSdはパドル操作無しでメモリーを書き込めて簡単ですが、パドル操作でもワード単位で修正ができれば以前よりだいぶ便利になりました。
また、構成が簡単なのもメリットですね。
ブレッドボードでは不安定なので、穴開き基板に引っ越しました。
AVRと端子だけにしようかと思ったのですが、基板を切るのも面倒なので、メモリーSWを4つ実装しました。
白SWはCMDボタンです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/8a/0dc2679974b012200ef2bfff9b729062.jpg)
電源は使い古しの単3電池で、2.6Vで動作しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c4/f317d56d579eeda1ca26055bfab8287e.jpg)
安定して動作する環境ができたので、改良機能を確認してみました。
以降の説明では、下記記述を使用します。
[Cmd]は、白色のコマンドボタンを押すことを示します。
[M1]は、黒色のメモリーボタンを押すことを示します。
♪ピは、高い音の発声を示します。
♪プは、低い音の発声を示します。
♪プピは、[Cmd]を押した時にコマンドモードに入ったことを示します。
コマンドモード中はCmdLedが点灯します。
♪ピプは、[Cmd]を押した時にコマンドモードから抜けたことを示します。
コマンドモードから出るとCmdLedが消灯します。
「P1」は、パドルからP1などの文字列を打つことを示します。
♪「CQ DE」は、CQ DEなどが再生されることを示します。
♪⇒「CQ DE」はCQ DEなどが再生・送信されることを示します。
「-.-. --.-」は、パドルからCQなどの符号を打つことを示します。
「H_H」は、「........」の訂正符号をパドルから打つことを示します。
「B_T」は、「-...-」のBT符号をパドルから打つことを示します。
「.-.-.-」は、「.」終点/ピリオド符号をパドルから打つことを示します。
「.-.-.」は「+」または「A_R」符号をパドルから打つことを示します。
「\」は「------」(長点6個)をパドルから打つことを示します。
「//」はコメントです。
1.メモリー書き込みと送信
この例ではP1メモリーに「CQ DE JJ1WKN K」を書き込みます。
[Cmd]♪プピ //コマンドモードに入ります
「P1」♪ピ //書き込み対象のM1=P1を指定します
「CQ」♪ピ「DE」♪ピ「JJ1WKN」♪ピ「K」♪ピ //メッセージをワード単位で入力します。
[Cmd]または「.-.-.-」
♪「CQ DE JJ1WKN K」 //確認のため、書き込んだメッセージ内容が再生されます。
[Cmd]または「X」 //コマンドモードから抜けます
♪ピプ //コマンドモードから抜けました
[M1]♪⇒「CQ DE JJ1WKN K」 //メモリー内容が送信されます。
改良前は、「CQ DE JJ1WKN K」と一気にメッセージを打たないと行けなかったのですが、ワード単位に一息入れながら打てるので便利になりました。
また、改良前はコマンドモード中かどうかがわかりにくかったのですが、コマンドモード中はLEDが点灯するので、とても便利です。
2.直前ワードの消去
上記の例で、「JJ1WKN」を「JJ1WK」と誤って打った場合は、
「CQ」♪ピ「DE」♪ピ「JJ1WK」♪ピ
ここで訂正符号の「H_H」を打つと、直前ワードの「JJ1WK」が消去され、この時点での最後のワードの「DE」が再生されます。
「CQ」♪ピ「DE」♪ピ「JJ1WK」♪ピ「H_H」♪「DE」
ここから「JJ1WKN」以降のワードを打てばOKです。
3.認識できない符号を誤って打った場合
例えば「CQ」の次のワードで、認識できない符号「...---」を打った場合、♪ビプビプビプビプに続いて直前のワードの「CQ」が再生されるので、ここから正しい符号を打てばOKです。
「CQ」♪ピ「...---」♪ビプビプビプビプ♪「CQ」
4.メモリーの全ワード消去
メモリー書き込みの途中で「B_T」を打つと、書き込み中のメモリーのが全ワードが消去されるので、最初からやり直せます。
5.16メモリーの活用
メモリー用のボタンは今回は4つしか実装していませんが、実は16個のメモリーが使えます。もちろん、16個まで実装することは可能です。
ボタンを押して送信する場合はP1からP4の4つですが、P5からP16までのメモリーにもメッセージを書き込むことができます。
P0だけは特別でP10と同じ扱いになります。
コマンドモードからメモリー番号を打つと、再生され内容を確認することができます。
送信はできませんが、P1からP4までのメッセージ内でP5からP16までのメモリーを呼び出すことができます。
例えはP5に「JJ1WKN」を書き込んでおき、P1に「CQ DE \I5 K」と書き込んでおけば、\I5がP5に書き込んであるメッセージに置き換わり「CQ DE JJ1WKN K」が送信されます。ちなみに「\」は「------」の長点6個です。
この状態でP5を「JJ1WKN/1」に書き換えれば、P1は変更せずに移動運用対応になります。
6.連続符号への対応
「B_K」や「A_R」などの連続符号は「\+BK」=「------ .-.-. -... -.-」のようにメモリーに書き込めば、対応できます。
7.その他
USBシリアル変換ケーブルを使えば、USB経由でPCに接続して、PC側からメモリーの書き込み、Winkey対応など色々な制御ができますが、回路変更や設定などが必要なので、ここでは省略します。
ElekinoSdはパドル操作無しでメモリーを書き込めて簡単ですが、パドル操作でもワード単位で修正ができれば以前よりだいぶ便利になりました。
また、構成が簡単なのもメリットですね。
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