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ESP-WROOM-02でElekinoWiFiの検討 その4

2016-02-12 | Tanukino
その4です。

ソケットからの配線ではテストがしにくいので、ElekinoWiFiの回路をESP-WROOM-02基板に追加しました。


Webサーバーの画面も少し変更して、スピードの設定とメッセージ表示エリアを追加しました。


さて、AD変換でのSWの判定回路ですが、ESP-WROOM-02場合AD変換の最大値は1.0Vです。
設定電圧が可変できるレギュレータか、シャントレギュレータで1.0Vを作るのが本筋ですが、電源の3.3Vから抵抗分圧で1.0Vを作ることにしました。
回路図です。23k(22k+1k)と10kで1.0Vを作り、SWがどれも押されていない状態では1.0Vとなります。
この1.0Vを元にSWを押すと1/6V間隔で電圧が上がっていく想定です。
安定化電源から1.0Vを加えてテストした時は、前エントリーで書いたように誤差1%程度でいい感じでした。
AD変換処理を追加して実際に測定した結果を示してありますが、想定よりかなり低い値で、等間隔にもなっていません。
SWを押すと、SW側の抵抗が10kと並列に接続され、基準の1.0Vの電圧が低下するのが原因でした。


実測値を元にプログラム側で対応することもできますし、対応工数としてはシャントレギュレータを追加するのが簡単ですが、今後のことも考慮して、並列に接続されるSW側の抵抗も考慮して計算し直すことにしました。


前エントリーと同様にR1~R5を求めてから実際の回路に使用するRa~Reを求め、手持ちの抵抗で近い値になるように合成します。






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