Panajachel-Ruinas de Tikal-Lago de Peten Itzal
今回の目的地は、グアテマラが誇るマヤ最大の神殿都 市遺跡、ティカル遺跡。約660Kmを二日間かけて向かうのだが、後半は単調な景色に暑さが加わり睡魔との戦いでもあった。GPSナビに導かれたが途中ガテマラ市内で道に迷い、市内に突入してしまった。マッ愛嬌か!
遺跡は入園料がQ150(約1600円)と、今までの入園料から比較すると格段に高額だ。また遺跡内は広大で、午後の見学だったので、暑く、水が欲しい、体力勝負の見学でもあった。
標識がない、わかりづらいと文句を言いながら最初に見たのが、高さ51mの摩天楼のような一号神殿。どこでもそうだが、最初に見る遺跡には圧倒され、ここでも“スゲー”の言葉が自然と出ていた。だって、写真でしか見たことがなく、いつかはと思っていた“ブツ”が、そこにあるのだから!
そして、グラン・プラザと呼ばれる芝生の広場を挟んで、一号神殿と対座している、高さ38mの二号神殿。こちらの台座は3層からなっている。どちらも正面階段の歩行は禁止。仮に上がれても、下りはザイルが欲しい程急な階段だ。
ノース・アクロポリス。グラン・プラザを見下ろす場所に位置し、一、二号神殿を横から見るには絶好の場所だ。
背後からの三号神殿。下部の台座部分が木々に覆われ、ある程度の高さまで上らないと上部は見えない。トップの写真は、この場所から撮ったものです。ここでは修復作業中だった。暑いさなか、ご苦労さまです!
五号神殿。一、二号神殿から少し離れた場所に位置している。正面階段脇には、同じ勾配の木製階段がある。多分30度以上だろう。上ろうかどうしようか迷ったが、“君の人生では、2度と来ることはないんだヨ!”と言い聞かせ、息を弾ませながら上がった。苦労した分素晴らしい景色を堪能できたが、正直怖かった。
失われた世界や7つの神殿の広場に遺跡。この辺りでは、暑さでヘロヘロ。今後ティカル遺跡を見てやろうと考えている方は、是非午前中の早い時間がお勧め(多分涼しいと思う)です。
今宵の宿は、湖畔の椰子の葉で葺いた簡素な宿(宿代は330円程度)。道路を挟んだ前の素晴らしい景色でした。が、設備は最低、部屋にはベットがあるだけで、他は何もなし。それでも欧米人10名前後で満室。彼らは巣晴らしい景色さえがあれば、他は何もいらないようです。でも、未だ彼らの考えが理解できていない。