日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

日本ユーラシア協会広島支部ニュース2023年5月29日

2023-12-09 08:54:37 | 日記
        日本ユーラシア協会広島支部ニュース2023年11月27日
【2024年度ロシア語能力検定試験】
第83回ロシア語能力検定試験(3・4級)は2024年5月26日(未確定)を予定しています。

【2023年国際フェスタ】11月19日、参加しました。国際協力バザー(民芸品)とひろしま国際村~世界の屋台では、ロシア、ウクライナ、カザフスタンなどユーラシア諸国の紹介をしました。

【イベントの紹介】
[ペアセロベ]1984年に始まった「ぺあせろべ」。今年度は2024年1月14日10時開催に参加の準備をしています。旧広島市民球場跡地(ゲイトパーク)です。①絵付け体験②パン販売:サンドリヨン黒パン 1本1000円、サンドリヨンシンデレラ 1本1500円、ピロシキ、 マトリョーシカマグネット800円、ロシア雑貨販売 500円〜。参加可能な人は、連絡をお願いします。08055054872

【中央アジアの恋愛叙事詩「ジベク姫」発売!】
中央・ユーラシアのステップで実際にあったラブストーリー。古代カザフの黄金時代を思い出せる美しい作品。カザフの即興詩人ジャムブ-ル・ジャバエフの演奏で記録され、カザフスタンの書籍出版協会(Association of Publishers and Booksellers of Kazakhstan"APPB")より出版された有名な古典叙事詩「ジベク姫」(日本語版)が販売中です。
翻訳者:ジルキバエワ・シャラファット 全218頁+カザフスタン共和国功労芸術家ドゥゼルハノフ・アギムサルによる画像の付録ファイルを含みます。2023年4月刊販売価格 1,000円 送料 370円 書籍をご希望の方は日本ユーラシア協会TEL:03-3429-8231 Email: info@jp-euras.orgに連絡を。

【カザフスタン訪問報告会】
ロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト企画 グローバル・ヒバクシャ プレスコードは世界を欺いた! 二つの被ばく国 日本とカザフスタン~ カザフスタン訪問報告会、特別講演 ~●日時: 2023年12月9日(土)13:30 ~17:00 ●会場:広島市平和資料館東館B1メモリアルホール/広島市中区中島町1-2 TEL(082)241-4004 ●特別講演:在日カザフスタン共和国大使館公使 クルマンセイト・バトルハン●参加費:無料 ●報告者: 野宗義博(広島国際大学教授・外科医)他 ※カザフスタン・セミパラチンスク訪問報告の一部はhttps://www.youtube.com/live/rJpQtY9YOu4?si=FLXiMp1r5491jOeYでご覧いただけます。

【ウクライナ情勢】
ソ連の解体後、構成国であったロシアとグルジア(ジョージア)の間の紛争(戦争)の経過と停戦合意について考えます。
[グルジアを巡る主な動き]・1990年12月 旧ソ連からの独立をめぐり、グルジアと南オセチア州
が衝突・1991年4月 グルジアが旧ソ連からの独立を宣言・1992年7月 グルジアからの分離独
立を目指し、アブハジア自治共和国が主権宣言。グルジアはアブハジアに侵攻するが、1994年4月に暫定停戦合意。・2004年1月 欧米協調路線のサーカシビリがグルジア大統領に当選。・2004年5月 グルジア領内のアジャリア自治共和国との対立が激化。アジャリア最高指導者が辞任して内戦を回避。・2006年11月 南オセチアの住民投票でグルジアからの独立賛成派が圧倒的多数に。・2008年2月17日 旧アルバニアのコソボ自治州(現コソボ)がセルビアからの独立を宣言。・2008年3月5日 南オセチア共和国最高会議がロシアや国連に独立承認を求める決議を採択。・2008年4月16日 プーチン・ロシア大統領が南オセチアなどとの関係強化を指示。・2008年4月21日 グルジアがロシア戦闘機による無人偵察機攻撃を非難。・2008年8月7日 グルジア軍が南オセチアの州都ツヒンバリ攻撃を開始。[紛争の激化と停戦合意]1994年以後、ツヒンバリは欧州安全保障協力機構(OSCE)の監督のもと、グルジア軍、オセチア軍、ロシア軍が平和維持軍として管理されていました。2008年8月7日午後2時頃、グルジア軍が南オセチアの州都ツヒンバリに陸軍・空軍で大規模な軍事攻撃を開始。OSCEの監視員は午後11時45分、ツヒンビリへの砲撃を報告。8月8日早朝、グルジア軍は「地域一掃作戦」を開始して、南オセチアのいくつかの村を占領。朝8時には、グルジア軍が駐留するオセチア軍・ロシア軍と激しい戦闘、10時にグルジア陸軍1500人がツヒンビリの中心部に到達しました。ロシア軍は、南オセチア市民を守るための行動を開始する、グルジア軍の砲撃によるツヒンビリでの死者は2000人以上である、と発表。8日夜、北京オリンピック開会式に出席していたロシア・プーチン首相とアメリカ・ブッシュ大統領が会談しました。プーチン首相は「平和を維持することはとても難しくなっている。」「事実上、南オセチアでは戦争が始まった。」と述べ、ブッシュ大統領は「誰も戦争は望んではいない。」と早期の事態収拾に期待する考えを述べました。ニューヨーク(国連)では、8月7日深夜(日本時間8日正午、グルジア時間朝7時)に緊急会合を開催しましたが、南オセチアの分離独立支持のロシアと、グルジアを支援するアメリカとの対立は解けませんでした。8月9日、福田康夫首相はロシア・グルジアの武力紛争について「大変憂慮している。当事者が自制し和平協議のテーブルに着くことが必要だ。」、高村正彦外相は「すべての当事者が武力行使を即座に停止し、最大限自制して対話によって事態の悪化を避けるよう強く求める。」と述べました。8月10日にはロシア軍によるグルジアの首都トビリシへの空爆も行われました。停戦合意は8月10日、EU和平案がロシアとグルジア双方に対して提案されました。和平6原則により、事態は双方の軍の戦闘前配備地への撤退の実現や、グルジアからの分離独立を求める自治地域の問題解決に移行しました。8月12日、6項目和平案(停戦合意)は、ロシア・メドヴェージェフ大統領、フランス・サルコジ大統領間で承認され、グルジア・サアカシュヴィリ大統領、更に南オセチア・ココイトゥイ大統領、アブハジア・バガプシュ大統領も合意しました。停戦合意はされたものの、ロシア・グルジア間の関係は必ずしも安定したものとはなっていませんでした。8月29日にはグルジアはロシアに国交断絶。9月3日、グルジア議会は「戦時状態」を解除しましたが、南オセチア、アブハジアには非常事態宣言。

【ご案内】
  • 12月16日 県病院問題を考える会第2回学習会 14時 東区民文化センター大会議室 講演:瀬戸内・広島の自然災害と安全~日本列島の成り立ちから~講師:早坂康隆先生(広島大学大学院)
  • 12月17日13時30分~16時 広島国際会議場 3階研修室2 Peace Maker's Meeting 
「戦争は無くせるのか? できることからはじめよう」
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