日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

日本ユーラシア協会広島支部ニュース

2019-01-25 10:57:31 | 日記
日本ユーラシア協会広島支部ニュース2019年1月25日
【県連理事会が開催されました】
 日時 2019年1月9日 14時~ 場所 広島市留学生会館
(次回は2月7日午後予定)

【本部より】
1月12日17時より日本ユーラシア協会本部で2019年新年交歓会が開かれました。
会は来賓にガルーシン・ロシア連邦大使夫妻、ベイシェン・キルギス共和国大使館一等書記官、シロジェ・ウズベキスタン共和国大使館文部科学部員をお迎えして和やかな雰囲気の中で進行しました。


【カザフスタン留学生帰国】山陽女学園高等部への留学生アイーダさんが12月25日広島空港から帰国しました。[写真右下]


【研修会・講座のご案内(広島平和文化センター主催)】
① 通訳ボランティア研修会
・対象 通訳ボランティアに興味がある・・・という方ならどなたでも参加できます!
・日程 第1回2/23(土)14時~15時50分 第2回3/2(土)14時~16時30分 第3回3/9(土)14時~16時30分 
・会場 広島国際会議場(詳細は申込書参照)
・定員 各80名(先着順)
・研修内容 (省略)
・問い合わせ 082-242-8879

② 日本語ボランティア養成講座
日時 2/12 13時~15時 2/19 13時~14時30分 2/26 13時~14時30分 15時~16時 8月の1日 全5回
・場所 国際会議場 
・申し込み・問い合わせ 082-242-8879

・ 定員30名(選考あり)

【講演会・学習会・映画会等のご案内】
①講演会
演題 「フクシマー現在そして未来」 講師 安斎育郎さん(立命館大学特命教授・名誉教授)
日時 2019年2月2日(土)14時30分~16時 場所 弘法フォーラム(広島市中区千田町1-3-4)
主催 さよなら原発ヒロシマの会(082-245-2502) 資料代 500円
②映画会
映画「コスタリカの奇跡」
日時 2019年2月10日(日)13時30分~16時(映画は90分)
場所 佐東公民館ホール(広島市安佐南区緑井6丁目29-25)
問い合わせ 090-7890-8991
鑑賞料500円(高校生以下無料)
※映画「コスタリカの軌跡」は広島地区で2016年6月まで上映されます。
③講演会
演題 「国民投票 電通の広告戦略を暴く(仮称)」
講師 本間龍さん(作家)
日時 2019年2月11日10時~12時 会場 自治労会館(西区横川新町)
主催 憲法を守る広島県民会議
 

【「ロシアン・カルト特集」のご案内】
ロシア文化フェスティバル2019 IN JAPAN
開催期間 2019年1月25日~2月7日
場所 広島市映像文化ライブラリー082-223-3525
(上映開始時刻は小さい数字で示しています。)
1/25(金)アエリータАэлита14,18:30、
1/26(土)火を噴く惑星Планета бурь14,18、1/27(日)妖婆 死棺の呪いВИЙ10:30,14、
1/30(水)スタフ王の野蛮な狩りДОКАЯ ОХОТА КОРО ЛЯСТАХА14,18、
1/31(木)メキシコ万歳ДА ЗДРАВСТУЕТ МЕКСИАКИ!14,18:30、
2/1不思議惑星キン・ザ・ザKin-DzaーDza!14,18、
2/2ミスター・デザイナーГОСЛОДИН ОФОРМИТЕЛЬ14,18、2/3 UFO少年アブドラジャンAbdullazhan,ili posvyashchaetsya Stivenu Spilbergu10:30,14、
2/6こねこKotehok14,18:30 ,2/7フルスタリョフ、車を!Khrustalyov ,mashinu!14,18

【コスタリカの奇跡レジュメ】[12/8上映会より]
(承前)
第4章コスタリカのの国家安全保障のモデル・・・65年閲平和維持
(1)「非武装がラテンアメリカを守った」
(2)「軍隊は特定の集団にとって、権力を得るための道具」⇒危険を避けるために軍をなくする。
〈注)米国の有力紙これを称賛
(3)コスタリカには“敵”'がいないので軍は不要⇒紛争があれぱ交渉し謡し合う
(4)緊急時の市民武装は想定~憲法により大統領は民兵を招集できる
(5)「民主主義は、軍を必要としない」・・・米国の父・ジェファーソン(第3代大統領〉の言葉
(6〉軍にかわる武器とは・・・ ・国際的な枠組みを重視⇒コスタリカは国際法が守っている ・リオ条約(アメリカ大陸の集団防衛体制)に署名~14番目の国
(7)コスタリカの“非武装”'は米国軍の庇護のおかげか?・・・否!米国は何度も中米を不安定化
(8)アメリカから援助がなくても、ヨーロッパやアジアから開発援助をうける ex..サッカースタジアム(中国)
(9)“平和についての文化”~紛争解決の可能性
・外交や対話で交渉・諦めないこと・「道徳的な力」を信じる~「魂や道徳の力は、どんな兵器より強い」(ガンジーの言葉)・無防備こそ最大の防御 ※パナマ・ハイチ  軍を撤廃(アリアスのとき)
※国連の安保常任理事国(5カ国)は,すべて武器輸出国!
(10)コスタリカに軍隊があるとしたら・・・国力からする想定
・一万の兵隊~軍事予算額は500万ドル/年⇒米国軍の侵入に対して防御不可 ・軍はクーデターに利用されるだけ~気に入らない大統領を引きずり下ろすためだけの存在⇒米国によりクーデターがおこり都合の良い独裁政権を作るだけ!

第5章 脅かされる平和・・・「富の分配の問題=民主主義の基礎」
(1)不平等の顕在化~経済格差の進行
(2)社会を成立させる条件~中産階級の増大化
(3)コスタリカの民主主義の復権 政治家の汚職の蔓延⇒2014年、ルイス・ソロ氏(大学教授)大統領選に出馬 ※当時、貧困層130万人その内極貧層は35万人
(4)2005年、米国、CAFTA(中米自由貿易協定)に署名→コスタリカに自由貿易協定を迫る ⇒国民投票を実施⇒僅差で自由貿易協定が決まる・・・多團籍企業が参入
(5)中産階級の崩壊・・・グローバリゼイションの影響による (注)1980~90年代新自由主義盛ん
※公益を守らずして民主主義なし

第6章 永久戦争国家・・・格差とグロ一バル化が杜会民主主義を脅かす
(1)アメリカ合衆国・・・永久戦争経済国家
(2)“`武器貿易条約”の経緯~世界の武器販売に一定の規制
・2012 7月再度、国連決議・2013 9月コスタリカ批准(5番目〉・・・この他、,生物兵器禁止条約・包括的核実験禁止条約・予どもの権利条約・・・京都議定書・女子差別撤廃条約等批准・「国際法を信じることは、他国の敬意を信じること」・2013年、W杯出場⇒準々決勝進出!
(3〉コスタリカ市民の言葉より
「人を守るには、誰もが愛し合うこと」
「自分の家族や友人だけじゃ不十分、知り含いでなくとも身内と同じ。皆で国のため助け合ってる」
(4)2014 4月ルイス・ソロ氏、大統領選に勝利
ルイス・ソロ大統領の言葉より「永遠に責任ある、包括的で平等な国を築こう」
(次号で関連資料、コスタリカ旅行記を掲載します。)

コメント
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