日本ユーラシア協会広島支部ニュース2024年9月23日
全国青年・女性集会in 広島
第7回全国青年交流集会 第19回全国女性集会
平和への思いをつなぐため、今年初めて女性委員会と青年委員会合同で、全国集会を開催します。
会場は、被爆地広島です。核兵器廃絶を目指す若者のグループ「カクワカ広島」の話を聞き、ヒロシマとカザフスタンの被爆者交流歴25年以上の国際交流団体「ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト」のメンバーも加わり交流します。
懇親会では、「平和の大切さ」を広げて行く活動をしている団体「Seed of Peace」の代表 RICOさんによるミニコンサートもあります。皆様のご参加をお待ちしています。
(お申し込みは下記主催者まで)
◆日 程:2024年9月28日(土)~29日(日)
◆会 場:広島市留学生会館2階ホール 広島市南区西荒神町1番1号*JR広島駅から徒歩8分(市電「猿猴橋町」から3分、バス「荒神町」から2分)※1階で日本ユーラシア広島支部展示も行っています。9月21日~9月28日
◆予定プログラム
◎9/28(土)
14:00 全国集会開会
✤ユーラシア諸国からの「平和のメッセージ」紹介
✤DVD上映 セミパラチンスク核実験の実態を伝えるドキュメンタリー
✤講演「世界のヒバクシャと核兵器禁止条約とわたしたち」(1 時間)講師:瀬戸麻由さん「カクワカ広島」(核政策を知りたい広島若者有権者の会)メンバーhttps://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/261718✤講演後、講師への質問、感想、意見交換など
16:00 ✤懇親会(茶菓あり)呉支部「ロシア歌謡を歌う会」 歓迎の演奏:アコーディオン 高田龍治、ピアノ 若本真理子 ♪ミニコンサート RICOさん 「Seed of Peace」代表 プログラム/カザフスタン反核運動国民歌「ザマナイ」他
17:30~ ✤交流会⇒青年と女性 グループ別開催予定
◎9/29(日)
広島平和記念資料館見学など広島の特徴を生かしたミニツアー(自由参加 無料)
◎9/30(月)
ロシアの被爆バイオリン見学(参加費無料) 広島女学院大学歴史資料館 コーディネータ:内藤祐太委員長 (申し込み Email:yutanaito88@yahoo.co.jp )集合9:30広島駅北口バス停1番(10時女学院大学)
◆9/28(土)現地参加費 一般3,000円、学生1,000円、外国人無料
主催:日本ユーラシア協会 http://jp-euras.org Email:info@jp-euras.org(全国集会申し込み先)協力:日本ユーラシア協会広島支部 後援:ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト
【ロシア語能力検定】第84回は10月26日(土)27日(日)東区民文化センターで実施されます。
【ぺあせろべ2024】10月6日10時広島城内広場で開催されます。①ステージ(楽器演奏、舞踊、歌、ゲームなど)②ブース(世界の国や地域の文化紹介、参加者・来場者間の交流)の内②ブースに広島支部も参加予定です。
【国際フェスタ2024】11月24日(日)開催、参加予定です。広島国際会議場とその周辺。
【カザフスタン取材旅行報告会】カザフスタンに行って聞いた核被害者の叫び「核被害者を救済するためにカザフスタンに行って見えてきたこと」9月29日13時開会 広島弁護士会館3階ホール
【元イスラエル軍兵士が語る『平和』(ダニーネフセタイさん講演会)】9月18日(水)18時半より開催されました。[写真]広島市議会への陳情「パレスチナ国代表を平和記念式典に招待してください」の報告がありました。
「アピール: わたしたちは、2024年9月18日、広島市東区民文化センターで「元イスラエル軍兵士が語る『平和』ダニーネフセタイさん講演会」に参加し、イスラエルの歴史と現在、日本一広島に住むわたしたちがどうすれば良いかについて学習しました。
2023年の「10.7」を契機にイスラエルによるガザ地区などパレスチナへの侵略・一般市民の虐殺が加速して一年になろうとしています。多数の子どもを含む4万人以上が命を奪われています。
こうした中で、イスラエルの大臣がガザヘの核兵器使用を仄めかしたり、米国の複数の国会議員がイスラエルによる核兵器使用をヒロシマ・ナガサキに喩えて正当化したりしています。こうしたことに対して広島市長は抗議さえ行いませんでした。
米国などは、イスラエルを表向き非難しつつも、武器供与は続けるなど甘やかし続けています。たとえば、長崎市がイスラエルを2024年の平和祈念式典に招待しなかったことに対して、エマニュエル駐日米国大使ら米独英仏伊加の大使クラスが欠席するという事件も発生しました。
他方で、広島市は2024年の平和記念式典にイスラエルを招待したことで、ロシア・ベラルーシも招待しなかったことで整合性を問われています。さらに、核兵器禁止条約に入っていない朝鮮の金正恩氏は招待するが、入っているパレスチナ国代表は招待しないなど、招待の基準も不明確です。
広島市は来年2025年に被爆80周年を迎えます。2023年にG7広島サミットが開催されましたが、広島ビジョンには核兵器禁止条約はおろか、核の先制不使用すら盛り込まれていません。サミット一周年には米国が核実験を強行したことも発覚しました。国際平和文化都市一広島の意味がいま、問われます。
もういちど、原爆死没者追悼、そして核兵器廃絶の願いを共有するとともに、イスラエル・パレスチナを含む世界から戦争をなくし、平和をつくることへの広島の責務は大きいのではないでしょうか?
わたしたちは、・イスラエル政府はガザなどパレスチナに対する侵略・虐殺をいますぐ停止すること。・いわゆる西側主要国は、イスラエル政府に対して、上記のことを要求するとともに武器供与などを即時停止すること。・「2025年=被爆80周年」の広島を核兵器廃絶及びパレスチナ含む世界恒久平和をより進める被爆80周年にすること、を求めます。
2024年9月18日「元イスラエル軍兵士が語る『平和』ダニーネフセタイさん講演会」参加者一同