JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

ノート PC ( WSJT-X ) から IC-7300 の PTT 制御が NG

2017年09月09日 | ディジタルモード

 通常ディジタルモードは、固定局設備の IC-7700 + デスクトップ PC の組み合わせで出ているが、移動運用時は IC-7300 M と ノート PC (Win-10) の形態になるので、WSJT-X を使って FT8 モードで運用してみた。

 元々この移動局の形態では JT-65HF による JT65 モードを確認しており問題は無いと思っていたら、送信開始 (スタンバイ制御) が 5秒ほど遅れるIC-7300 と ノート PC は USBケーブル 1本で接続しているが、JT-65HF、MMTTY、Digital Sound CW 他も問題無く使用できている。

 FT8 は送受信切り替えの周期が早いので、WSJT-X による JT-65モードを試してみたところやはり送信時に 5秒遅れで送信 になる。試しに QSO を行ってみたが 1分周期の送受信切り替えなので 5秒遅れの送信でもなんとか QSO できた。

 画像上では 7,076kHz となっているが、国内局との QSO なので、7,041kHz を使用して QSO を行った。
 ただ、「送信」 ⇒ 「受信」 に切り替わるタイミングについては 47秒ほどで正常に機能している。

 更に セッティング画面上の "Test PTT" あるいは メイン画面上の "Tune" ボタンで PTT 制御を行ってみると、毎分"00"秒と "30"秒時に操作すると同じく 5秒遅れて送信状態 になり、毎分 5秒~29秒、35秒~59秒の間は遅れることなく送信 になり、この時間帯の ”Enable TX" の操作では遅延なく送信状態 になる。

 以上のことから、IC-7300 の USB インタフェース使用による WSJT-X v1.8.0-rc2 の PTT 制御遅延は何らかの バグ?ではないかと思われる。

 WSJT-X は最新版の v1.8.0-rc2 を使用しているが、(旧)版の rc1 および v1.7.0 は試していない。rc3 が出てくれば試してみることにして JT65 モード はJT-65HF を使用することとし、FT8 は IC-7700+デスクトップ PC で運用することにします。

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今朝の FT8 / 14MHz | トップ | 3DA0AY (SWAZILAND) と 21MHz... »

コメントを投稿