消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

どうなってんのかねえ、まったく! おまけの巻②

2021年10月26日 07時38分21秒 | おらあ、文句があるだよ!

疥癬の治療をしても全然治らなかったニャ

なんとネコエイズに感染してしまっていた。

 生き物を飼うってことは大変なことです

 というようなわけで、ニャのかいかい病は、はかばかしくない状態のまま、4回目の注射の時期を迎えてしまったのです。

 あんまり効かない注射を打ちに行くことに釈然としなかったので、迷えるネコたちのSoterとして世に知られるミャー大工さまにメールして問い合わせてみたら、疥癬にしてはそらちょっとおかしいわぁ、疥癬ならリボルーションでも垂らしておいたら、つうことで、是非セカンドオピニオンを求めるよう勧められました。

 ところが、このへんには獣医さんは多くはなく、イヌ3頭とネコ1匹を飼っている山向こうの親戚めぐちゃんに尋ねたところでは、以前はA獣医だったが、いまはなんとニャと同じB獣医だというのです。んじゃだめだわ、と、おらちの山荘の隣組のO倉さん、この方は家の中でネコ1匹を飼い、家の外にしつらえたネコアパートで7、8匹の野良ネコの面倒をみておられる、に聞いてみたら、以前はA、Bだったが、どうも感心しないのであちこち探してやっと見つかったのよ、と伊豆の国市のジョイ・オリーブ先生を紹介していただいた。

 しっかし、ここは遠い!伊豆の背骨の反対側にあたるんだわ、伊豆の国市って。

 だが、行かねばならぬ。

 朝、9時前にスタートしてはるばる伊豆スカイライン亀石峠を越え、三島の方から来る電車の田京とかいう駅のあたりでぐるぐる回ったあげく、10時過ぎに受付してもらったら、患者というか患犬患猫を乗せた車はもう敷地から道路に溢れ出ている有様で、いつになったら診ていただけるのかとため息が出るのでした。

 やっとニャの順番が回ってきたのはもう正午を回ったころ。おらの話を聞いたジョイ先生は、イベルメクチンはもう効いてもいいわよねえ、と言いながら、ニャの耳のあたりの少しぐじゃっとした部分からちょびっと患部をそぎ取り顕微鏡で見ました。すると、「ヒゼンダニは1匹もいないわねえ」という。治らん訳がわかったのでした。

 そうすると、単なる皮膚病?

 いろいろとおらちの周辺一帯のネコ生息状態を聞かれ、野良ネコ地獄状態の現状を説明したところ、先生は「うーん、ネコエイズにかかっていて免疫が落ちているために、すぐ治るはずのノミ刺されなんが悪化しているのかもしれないわね」とおっしゃる。

 そこで、検査をしていただくと、発症はしていないが、ネコエイズキャリアになっていたのであります!

 がーん!  そう言えば、おらちにやってきた頃から、始めのうちは腰から下半身、やがては顔から上半身に、他のネコとの争闘で負傷してきたな、と思い出されました。これで、ニャがネコエイズに感染していない方がおかしい。

 こうして、ネコエイズネコとなったニャとおらは、「飲むかどうかわからないけど」という前提で処方された抗生剤とステロイドらしい錠剤をもらって、またまた山を越え、暗い気持ちで山荘に戻ってきたのであります。おわり

 なお、念のために付記しますが、ネコエイズはヒトにはうつりません! で、おらは安全安心!です。安晋ではありませんよ。

 それから、獣医にしても人医にしても、皮膚の関係で必要と思われるケースで顕微鏡を覗く手間を省くところはダメです! ほんの数分の手間なのにやらないセンセイがいる。おらなんか、白癬菌が原因だと診断されて1年以上それ用の薬を塗ってて治らず、別の埼玉の皮膚科に同じ薬を処方してもらいに行ったら、すぐ顕微鏡で見て、「白癬菌なんておらんよ、ほっとけ!」だと。んで、ほっといたら治りましたよ。

 どうなってんのかねえ、まったく!

 

 


どうなってんのかねえ、まったく! おまけの巻①

2021年10月24日 16時19分28秒 | おらあ、文句があるだよ!

  疥癬の治療をしても全然治らなかったニャ

 ヒゼンダニなんて1匹もいなかったわぁ

 その代わり、とんでもないビョーキが露見

 どうなってんのかねえ、まったく!つう記事を書いてるうちに、そういえば、こちらもほんまにどうなってんのかねえ、と愚痴りたくなる別件があることに気づきました。それで、カーエアコンに続くおまけの巻をupいたします。

 やって来てから早4年を過ぎ、もはやたたき出そうにもたたき出せない有様になってしまったウチの半飼いネコ「ニャ」なんですが、先ごろ、全身がかゆくてかゆくてたまらん病にかかりました。それに気が付いたのは、先月、9月の中旬でした。あまりにかゆがる様子と、顔の両サイドや耳あたりを自分の手でかきむしるために、毛が抜け血がにじむ凄まじい顔相になってしまったのです。少々オーバーですが、大筋では、だいたいそんなとこです。

 ノミ・ダニの駆除薬はそのちょっと前に背中に垂らしてあったので、ノミではなさそうだけどと抱き上げてみたら、全身いたるところに小さなぶつぶつが出来、それがかさぶたになっていて、とても櫛なんか通らないという惨状になっていました。

 それで、いつも行き渋りがちな獣医に連れて行くと、かの先生、細かい目の櫛で背中を3回ほど軽くすいて、ひっかかったかさぶたなど見ていましたが、「うーん、これは疥癬(かいせん)のようですな。タヌキなんかからうつってきちゃうんですよ」ということで、注射2種類打ってもらつて帰ってきました。コロナ禍のなかでをかなり話題になったアベルメクチン(薬品名はイベメルメクチン)ほか1種類と思われますが、チンチーン (レジの音) の響きとともに、一、金8000円也がおらの薄い財布から出て行きました。アベルメクチンは安価であるのが特異な点であるというのですが、そうでもないなという感じでした。それはともかく、発見というのか発明というのか、開発者のひとり北里大学のなんたらいう偉い先生はもうひとりの外国人研究者とともにノーベル飴をもらっているそうです!

 疥癬というビョーキはヒゼンダニ (肥前の国あたりの発祥かと思いきや、そうではなくて皮癬ダニということらしい) が寄生してひきおこす皮膚病で、ヒトも、ウマとかイヌ、ネコなどの動物もかかる。ただし、動物のヒゼンダニはヒトを刺すけれども、ヒトでは繁殖できないというのです。

 というようなわけで、また10日ばかりしたら見せに来てくださいとの声を背中で聞いて帰ってきたのであります。

 ところが、さらに2回この同じ注射を打ちにいったのですが、どうも完治しない。というか、相変わらず、あちこち足で掻いたり手でひっかいたり、異常にあちこち舐めまわすというような行動はやまず、体中のぶつぶつも少しは減ったかなという程度に留まっていたのであります。

 それで、これってそんなにしつこい病気なの?というソボクな疑問が、おらのさらに薄くなっちまった財布あたりから立ち昇ってきたのであります。つづく


どうなってんのかねえ、まったく!カーエアコンの巻③

2021年10月23日 09時14分45秒 | おらあ、文句があるだよ!

   3年ごしのカーエアコンの不調、 

修理先探しの行脚の果ては快調作動で修理不可。

 結局、そのまま快調つづきで10月も終わる

 

 さてと、つづきです。一瞬、修理費用が半減したと喜んだおらでしたが、電装屋の親父さんの次の言葉を耳にすると、たちまち青菜に塩といった具合になりました。

 サーミスタに不都合を生じている場合、それを交換すればOKというわけにはいかないことが多いというのですわ。しかも、エアコンシステムを引き出してみないと、なにがどうしてどうなっているか、はわからない、というのです。おらの頭の中をめまぐるしく思考が駆け巡り、珍しくさっさっと出て来た“現状認識”は、ここんちの修理費用は6、7万円どころか、いくらになるか見当もつかない、つうことでした。

 そこで、じゃあ修理はあきらめることにします、と引き揚げようとすると、親父は「7000円と言ったけど、5000円でいいわ」ときちんと費用支払いを請求してきました。数時間どころか、ちょっちょっと見て5000円かよ、と喉まで出かかったけれど、まあしゃあないということで領収書と引き換えに支払って帰って参りました。

 そうこうしているうちに、7月も下旬にさしかかり、やっぱりエアコンは欲しいよな、という陽気になったので、未練たらたらでネット検索をしていました。すると、修理のプロがエアコンシステムを一切引き出すことなくサーミスタだけを交換できたというような羨ましい記事に交じり、さいたま市の電装屋さんのホームページが目に留まりました。とても、良心的なところだという印象を受けたのでメールで問い合わせてみると、かなり親切にいろいろと説明してくれ、ここならと好感を持ちました。旧浦和市エリアのおらもよく知っている場所、浦和ロッテ球場の近く、だったこともあり、8月4日に2回目のコロナワクチンを打ちに帰るので、その道すがらに点検してもらうことにしました。ちなみにここは、点検後、修理をしない場合は5000円の支払いだということでした。

 こうして、一縷の希望を抱いて、当日早暁、山荘をスタートしましたが、伊豆山の大規模な土石流事故で国道135号は通行止めのままで、往復共に伊豆半島の背骨を通って箱根、小田原と続く、いわゆる箱根越えとなり、えらく往生しました。特に5日夜の箱根から十国峠、熱海峠と来る濃霧の山道は、途中、たった一台の追随車両もない有様で、脱輪したら朝まで傾いた車内で過ごさざるを得ないなと覚悟するほどでした。

 で、肝心のエアコンはどうなったかって!?

 それがさあ、行きがけに小田原に下って湘南道路を平塚方面に走っているうちに、またまた冷風が吹き出てきましてね、早朝なので寒くて冷風をOffにする始末。結局、そのままさいたま市まで快適な冷風が出る状態が続き、かの地の電装屋さんは手の施しようがなかったのであります。ここでは、支払いはありませんでした。

 結局、それから2か月以上、冷えたり冷えなかったりではなく、ずーっと冷えっぱなしで推移している次第です。今後、また不調が繰り返されるのかどうかわかりませんが、いまのところ全快と言って過言ではないほどです。どちらにしても、ほんとにおらのカーエアコンには泣かされます。

 というわけで、「どうなってんのかねえ、まったく」つうお話でした。

 


どうなってんのかねえ、まったく!カーエアコンの巻②

2021年10月22日 11時25分42秒 | おらあ、文句があるだよ!

3年ごしのカーエアコンの不調、 

行く先々で異なる“原因”と修理費用

「電装屋」というところへ行ってみた

 というようなわけで、あれこれ、くよくよ考えた挙げ句、今年はいずれにしてもエアコンを修理しようということにしました。

 まず出かけたのはディーラー。近場で済ませたいと思って、三島の国道1号沿いのお店に行きました。うまい具合に出かける前からエアコンは作動せず、到着後もそのままでした。広い待ち合いスペースで30分ばかり待っていると、プリントアウトした紙を持って係が説明に来てくれました。

 曰く、作動、不作動を繰り返す原因はコンプレッサーの不良と思われる。交換する必要があるが、ここ、ディーラーのことですが、でやると、費用がかさみます。つうわけで、その見積もりを見ると13万5000円プラス消費税となっていました。えーっ、10万円ぐらいの価値しかなさそうな車にそんなにお金はかけられんわ、と絶句していると、その係が言うには、「電装屋さんに直接行けばもっと安い再生コンプレッサもありますし、そちらをお勧めします」だと。なんでも、エアコンの故障は、あれこれ部品を外して点検しなければ、最終的な故障箇所は特定出来ないとのことで、ディーラーはそんなのやってられないわ!という様子がありありでした。結局、冷えたグレープジュース(Free Drink)を飲んだだけで帰ってきました。

 帰ってきて、聞き慣れない「電装屋」とか「エアコン修理」をネットで検索すると、いろんなことがわかりました。電装屋というのは、カーステレオとかナビ、それにエアコンとか、車の電気製品を扱う専門業者で、なっ、なんと、エアコンの修理なんていうモノは、まずそのほとんどを電装屋が手がけるのだそうです。ディーラーに持ちこまれた修理もディーラーはただちに電装屋に回送して、中間マージンを取るだけだというのです。回送が面倒なので、電装屋のほうがディーラーに出向いてくることもあるとのことです。

 へぇー、知らんかったわあ。そうなんだ。

 じゃあ、あのディーラーはとっても良心的ということになりますなあ。かくなるうえは、近くの電装屋さんへ行ってみるべえ、と電装屋を検索すると、どこもどこもメインストリートから外れた不便な場所にあるんだわ、これが。つまり、個人のお客が仕事を持ちこんでくるのは稀なんで、便利な場所に店を構えている必要なんか、さらさらないというわけです。

 数日後に電話で予約した国道135号からかなり入り込んだ電装屋さんへ朝っぱらから出向きました。ディーラーではコンプレッサー交換と言われたが、と親父さんに話すと、そりゃあ見てみないとわからんが、コンプレッサーそのものが壊れることは少ない、という。何時間か点検にかかり、点検した結果、修理を見送る場合は金7000円也を申し受ける、という。乗りかかった船なので、点検を頼むことにして、その間、近くもないショッピングモールで時間を潰したいと申し出ると、そこのオープン時刻午前10時になったら車で送ってくれることになった。

 事務所で待っていると、15分ばかりして、くだんの親父が戻ってきて、「症状が出ているので検討した結果、サーミスタの故障ですねえ、これは」という。数時間かかる、つうのはどうなったんじゃい! サーミスタというのは何語か知らんが、おらたちがよく知っている「サーモスタット」の意味らしいのです。カーエアコンの冷却部分がある程度冷えると冷却を止め、温度が上がるとまた冷却するという、その冷やす、止めるの調節をするために必要な温度計のようなものらしい。「たかだか何千円かの部品なんですけど、それを取り替えるためにはエアコンシステムを全部引き出し、液体類も全部抜いて、また入れるということになるんで、6、7万円はかかってしまいますね」という。

 数時間かかるという点検作業がたった15分で完了かよ、と不審感は拭えないけれども、しかし、ディーラーの13万5000円プラス税から、ここではおよそ半分の6、7万円に下がってきたじゃないか、と思いなおし、んだば修理してもらうべえ、という心持ちになってきたのであります。つづく

 


どうなってんのかねえ、まったく!カーエアコンの巻①

2021年10月21日 23時49分57秒 | おらあ、文句があるだよ!

3年ごしのカーエアコンの不調、 

冷えたり冷えなかったりの反復

まったくおまえには泣かされるわい

   どうなってんのかねえ、と言っても、コロナの先行きや国政の行方といった高等な話ではありません。

 一昨年の夏だったという記憶なんですが、埼玉に戻っているときに、車のエアコンが故障したというか、冷えなくなっちまったのです。で、近隣の久喜市というところにある車の部品やらタイヤやらを売っていて車検もやる、ラオックスじゃなくて、えーっとなんて言ったっけ、とにかく全国展開のカーショップに持ち込んだら、「これはウチでは直せません、ディーラーに持ち込んでください」という。

 ややむっとしつつ、自宅へ戻る帰路、県道栗橋大宮線でうまい具合にディーラーの看板が目に付いたので飛び込みで見てもらうと、ガスの量やら圧力は問題なく、1泊程度で置いていってもらえば詳しく点検できる、ということでした。ところが、その日のうちに伊豆に戻らなければならず、ネコがいるんでね、改めて日にちを決めて見てもらうことにしました。その帰路、神奈川県の厚木あたりまで来たら、冷風が吹き出てきて、伊豆までずっと正常に作動したのです。しかし、その後はまた冷えたり冷えなかったりという不調が続いたので、約束の日時に埼玉に戻ることにしました。

 何日か後の約束の当日、小田原あたりまで送風だけで走っていくと、またまた冷風が吹き出てきて、ディーラーに持ち込んだ時点でも正常に作動しているのです。軽くエアコンの状態を見たメカニックは、「この正常な状態では、何が不調の原因か調べることは出来ません。症状が出ているときに持ってきてください」と言う。えーっ、わざわざはるばると来たのに!と動揺しつつ、それもそうやね、と翌日伊豆に戻ってきました。まったくの無駄足におわりました。この年の夏は結局、冷えたり冷えなかったりという状態が反復され、夏以降も特に雨天時のフロントグラスの曇りには閉口した記憶があります。

 昨年は、いったいどうして過ごしたのか、さっぱり覚えていませんが、コロナ禍で遠出することもなく、ほぼ伊豆に引きこもったままだったので、エアコン不調のままぶつくさ文句を言いながら過ごしたんだと思います。

 で、ことしは4月、5月ごろからかなり暑い日があったように思います。来年、2022年春の車検前で、もう車とはサヨナラだなあと考えていたのですが、暑くてたまらんので、リーズナブルな費用なら修理しようと思い立ったわけです。つづく

       (車は、スバルインプレッサGH2、2013年製造)

 

 


⑨東電PGが目の前に余計な電柱を新設!怒り心頭に発す!⑨

2019年11月13日 07時03分48秒 | おらあ、文句があるだよ!

    うーん、残念! もうちょっとだった!

    おらの小さな海、縦分断から横分断に

 あちらを立てればこちらが立たずとはこのこっちゃ

  

 おらち前の電柱移設は、今週11日、12日、きょう13日で、「新新電柱」への配線工事が終わるとのことです。

 目の前に2本の「新電柱」が立って、わずかに見えていた相模湾が縦に分断されてしまったので、東電にお願いして、「新新電柱1本」にしてもらったのですが、今度は電線が海景観を上下というか横に分断する格好になってしまいました。残念!(まだ完工しておらず、いろんな配線が写り込んでいますが、メインの3本、画像では最も太く見える部分が残ります。)

 もうどうしようもないだろうし、さらに東電側に掛け合うつもりもないのですが、きのう現場の監督というのか、責任者が工事の1日延期の挨拶に見えたので事情を聞いてみました。 

おら  あのー、今度の電線の高さなんですけどぉ、もうちょっと低くならんもんですやろか?

監督  それはですね、電線の高さというのは国の規定で下からこれこれと決まっているんです。それから電線の下にNTTの配線が通ってますよね、あれも下からの高さが決まっているんですね。そうして、NTT配線とうちの電線との間も一定の距離を設けなければならない。そうすると、ああなってしまうんです。

おら  はあ、さいですか…。いや、どうもご苦労さまです…。

 

 とゆうようなわけでして、「めでたさも半ばかな」という結末になってしまいました。とほほ。

 まあ、目の前の新電柱1本が撤去されたことだけでも佳し、とあきらめるしかないようです。

 配線工事がきょう終わり、来月頭には旧電柱が抜き去られて完工します。そうしたら、このような電柱・電線の工事はどのようにおこなわれるのか、みなさまもあまり見る機会もないと思いますので、関連画像をUPしたいと思います。グラフ特集なんちゃって!お暇の折にご覧ください。 


アラジン灯油ファンヒーター余聞

2019年10月28日 13時14分22秒 | おらあ、文句があるだよ!
 結局ダウンしたアラジンのヒーター
  最終最後で修理してもらえました。
 今度はとても親切な対応でしたよ!
 
        
     修理完了で戻ってきたアラジン灯油ヒーター
 
 今月初めだったか、真夏日が2日ほどあらわれ、ことしは暑さで大変、と思っていましたら、一転、雨続き。しかも暴風雨まがいの強烈なやつも来て、気温もかなり低く梅雨寒となりました。
 それで、こりゃちょうどいいわい、とupしそこなったアラジンヒーターの修理について、その後を書こうと思っているうちに、余計なやつのコメントに邪魔されて未了になってました。
 そうこうしているうちに、きのう今日とまたまた快晴で暑くなってきちゃいましたが、いま書いておかないとお蔵入りですので、のっけちゃうことに致しました。追って詳細追記します。
 
************
 
 以上の記事を 2019-06-17 08:42:02 にUPしたつもりでしたが、いま見たら「下書き(公開しない)」になったままでした。
 
 とりあえず、そのままUPして、近々、追記いたします。

⑧東電PGが目の前に余計な電柱を新設!怒り心頭に発す!⑧

2019年10月10日 11時41分52秒 | おらあ、文句があるだよ!
      大朗報来る! 
 1本は撤去!もう1本も位置修正!
 一昨8日にすべての決済完了の報知


     

 電柱問題が解決しました! ありがとう!

 クンちゃん山荘前の電柱移設について、おらが、東京電力パワーグリッド社に対し、

「建ち上がった新電柱2本のうちの1本によって、ほんの少しばかり見えていた相模湾の景観が台無しになっちまった。」「旧電柱1本の移設なんだから、2本の新電柱を建てずに新設1本で賄ってもらいたいです。」

と泣きついていた問題で、きょう10日、同社・中井一成課長から計画大幅修正の朗報がもたらされました。

 新プランによると、上の画像左側の新電柱は撤去する。また、同じく右側の新電柱は抜去したうえ、もっと高さがある別電柱を背後の崖下、竹林の中に設置する、という説明でした。大幅におらの意向をくんでくださった計画修正だと感じています。
 施工は別セクションで、当初計画より遅れるとのことですが、いったん建ちあがってしまった新電柱についての要望だっただけに、いまボーゼンとしつつ、この原稿を書いております。

 中井課長はじめ同社の大英断に心より感謝の意を表するものであります。

⑦東電PGが目の前に余計な電柱を新設!怒り心頭に発す!⑦

2019年10月03日 09時25分56秒 | おらあ、文句があるだよ!
   確かに工事は中断しています。
    静かに待っておるのです!
 とにかくWだけはやめてね、と懇願中


 おらの記事に対して、コメントではなく、必ずメッセージ欄から何か言ってくるお方が旧ブログ時代から複数おられます。
 どういうおつもりか分からないのですが、時々有益情報がもたらされるので閉じないことにしています。

 前記事コメント欄の「ゆーろ」さんと同じようなご趣旨を書き込んでくださったお方もおられます。
 「おまえさんは、相変わらず甘いな!」とかね。

 でもねえ、なんとなく煽られている感じがしちゃってさ、あんまり嬉しくないのです。
 もっとありていに言ってしまえば、雑音ぽいのです。

 同じ記事、結羽さんへの返コメに書きましたように、東伊豆エリアの担当者は、「善後策を検討中にて新電柱建て工事の次の新電線設置工事(当初の予定では10月2日から4日との掲示あり)を先送りしている」との意向を示してくれています。
 その言葉のとおり、2日、3日は何も工事はおこなわれぬままに推移しています。

 期待のまなざしを、眼前のWプレゼントに向けております。

 それにしても、下の画像、右の電柱はなんだか曲がってね?
 携帯カメラのレンズのせいやろか。

     

⑥東電PGが目の前に余計な電柱を新設!怒り心頭に発す!⑥

2019年09月30日 17時58分49秒 | おらあ、文句があるだよ!
  中井氏説明「電柱強度の保持」はほんまか!
 それなら、すべての電柱はそうなっているはず
  現実はどうなってるのか、調べてみたわい!


 おらちの目の前の新設電柱が1本おまけで2本になっちまった件について、東電PG社の中井課長は、「補強ラインを張れない場所なんで、短距離に2本建てて強度を確保した」という説明をしてくれました。
 んで、おらは近所の電柱事情がいったいどうなっているのか、今朝、散歩がてら調べてみたんですわ。

 まず、典型的な強度確保の方法としては、中井氏の説明にもあったのですが、①他の電柱を斜めに建ててはすかいに支える、②補強の金属製ライン3本で引っ張って支える、ということのようです。下の2枚の画像がそれだす。

     

 それで、中井氏いわく、おらちの前の新設エリアは崖っぷちぎりぎりにあるのでラインが引けない、また崖下にはラインを引けないので強度が弱い、だから電柱は2本必要つうわけなんですわ。おらは、なるほどねえ、と思いかけましたが、調べてみると「そうでもないんじゃねーか」と思うようになりました。

 まず、おらちのすぐ近くの電柱Aはかなり長い距離を結んでいる片割れなんですが、なんと補強対策は何も施されていないのです!

   

 それから、崖ぎりぎりにはラインは張れないというのですが、擁壁ぎりぎりに張ってある電柱Bもありましたから、逆に崖ぎりぎりに張ることも可能ではないか、と素人は考えてしまいました。

   

 さらには、崖そのものの中腹に建つ電柱Cもあり、ラインも同じく崖そのものに張ってあることがわかりました。

   

 おらが、「中井氏の説明はおかしいぜ」とぶうぶう言っている理由が、みなさまにもおわかりいただけたと思います。

⑤東電PGが目の前に余計な電柱を新設!怒り心頭に発す!⑤

2019年09月30日 09時34分17秒 | おらあ、文句があるだよ!
  東電PG中井課長の説明は虚偽か出まかせ
  ごめん、じゃ済まないよ、こういう嘘は!
    けさ、通知書を東電PG社に送信


 新電柱が2本必要な理由は、「立地上、補強ラインを張れないので、新電柱は2本ないと強度が保てない」(中井課長の説明趣旨)ということでしたが、けさ、拙宅周辺を散歩がてら電柱のありさまを見分したところ、とんでもない大うそだということがわかりました。
 おらもなめられたもんですわ!ほんま!

 で、その結果も含め、PG社宛に通知文書を送信しておきました。下記ご参照。画像はおらちの敷地にある電柱補強ライン

   

  ***************************   
  
東京電力パワーグリッド株式会社
静岡総支社伊豆地域管財グループ
中井一成課長殿                        


冠省

 この連絡は便宜上、担当の中井課長宛となっています。それは、静岡総支社責任者の氏名等が知れないゆえでありまして、その内実は前記責任者宛に発信しておる所存でございますので、宜しくお取り扱いください。

 さて、過日、旧電柱撤去に伴う新設電柱の工事について、中井課長の来訪を受け、拙宅からの景観を著しく毀損する2本目の新電柱の必要性について説明を受けたところであります。

 その際の説明では、現電柱1本については強度を維持するために現行3本のラインを張っているが、新電柱設置場所は一方が崖となっていてラインを張れない。必要な強度を生み出すために、新電柱は2本の設置が必要、とのことでした。

 しかし、虚偽や出まかせの説明はいい加減にしてもらいたいものです。

 拙宅から片道15分程度の範囲で電柱の立地等を見分しましたが。崖地に補強ラインを張り下ろしている例はもとより、電柱そのものが崖地に立っているうえ、その補強ラインが崖地に埋め込まれているものさえ存在しました。また、接近していない2本の電柱でもラインの補強など皆無の例もありました。

 さらに、付随して異議を申し上げますが、1軒の家屋・敷地の前面に1本の電柱が建っている例は多くあったものの、2本もサービスしていただいている例は拙宅1軒だけでした。到底、受忍の範囲とは思えません。

 素人相手と侮って、虚偽の説明と口先だけのお詫びで収拾しようという御社のお考えのようですが、先だっても中井課長に伝えたとおり、到底容認することは出来ません。旧電柱1本に見合う新電柱1本で配線されるよう強く求めます。

 なお、本日2019年9月30日より、いかなる理由にても拙宅敷地内への御社および御社発注工事施工会社等の作業員等の立ち入りは厳に禁じますので、ここに通知申し上げます。特に現電柱の所在近くには隣地との境界標が存在し、これを毀損されますと、再び隣地所有者立会いの上、再設置しなければなりませんので、一切、同境界標には接触しないよう求めます。                                                                               

                                                             草々

④東電PGが目の前に余計な電柱を新設!怒り心頭に発す!④

2019年09月28日 06時55分32秒 | おらあ、文句があるだよ!
  八つ当たり的対抗策を物色
   10年ぶりに六法を繙く
  唯一のツールは1本の補強ライン


 既報のとおり、建てられちまった電信柱はいかんともしがたいという雲行きです。
 他人の土地に、他人が建てた、他人の構造物ですから、おらには手札がまったくないのが実情というわけです。

 かくなるうえは、なんらかの八つ当たり的対抗措置を講じて、わずかに鬱憤ばらしでもするか、という心境になっています。

 気分がまったくおさまらないのです。
 いろんなトラブル処理を担当してきたという過去が、手も足も出ない今回の自分を許さないのですなあ!
 最悪、クレームをつけた相手方がいかに大会社であれ、代替がきく相手なら、例えばもうその会社の製品は金輪際買わない、といった落としどころがあります。もちろん、相手方には痛くもかゆくもない実質ですが、自分を納得させることはできます。ところが、電力会社が相手ではそうはいきません。

 そこで、てめえでもかなりおとなげないとも思えるのですが、蟷螂の斧の「斧」がそこらへんに転がっていないものかとあたりを見回してみました。
 すると、まあ、たいしたものではないけれど、「蟷螂の針」程度のネタがあるにはあることがわかりました。それは不満の内容ともだいぶかけ離れた対抗策にならざるを得ないのですが、あらかじめほんのお遊び程度の効果と考えておけば、がっかりすることもありますまい。
    

 用済みで間もなく撤去される現在の電柱=上の画像、は3本の補強ラインで保たれているということです。
 先にも書きましたが、そのうち1本はわが敷地に埋め込まれており、よく調べていないのですが、東電ではなくNTTの所有物らしいです。というのは、NTTからおらに年間500円だか1000円だかの使用料を支払う賃貸借契約だか敷地使用にかかる無名契約だか?になっており、事実、大金が3年単位で振り込まれているからです。どっかに、その関連書面が残っていると思います。

 で、不要電柱を撤去するには、このラインを取っ払う必要があります。
 先日、東電PG社の中井氏も、「わが敷地に一切立ち入るな、掘り返すな」と述べたおらに対し、「ラインを撤去するために立ち入らせてもらいたい」と言ってました。電柱撤去の場合には、所有関係とは別建てで、NTTのラインも含めて東電側が工事をする取り決めなのでしょう。

 このような事情の中で、おらはまず東電PG社に対し、「御社および御社発注工事の施工関係会社の人間が、わが敷地に立ち入ることを禁じる」という趣旨の書面を出しておくのです。
 それにもかかわらず、おらの留守中などに「誰か」が勝手に入り込んで、ラインおよび関連埋設物を掘り起こして回収していくということがあり得るでしょう。しかし、そうした行為は、監視カメラ映像などの証拠を揃えるまでもなく、住居(敷地)侵入を構成することは明白ですから、刑法130条前段の問題を惹起することになります。警察沙汰にも致します。

 そうすると、次はNTTがやってきて、敷地に入ってラインを撤去したいから許諾せよと言うことでしょう。
 しかし、おらは敷地使用契約が解除されていないなどと言を左右にしたり、腹の虫の居所によっては居留守を使ったりして、決して首を縦にはふらないことにするのです。

 そのあと、どうなるんでしょうかね。事態がどういうふうに転んでいくのかはよくわかりません。

 ラインを途中でぶった切って、とにかく電柱を撤去していくのかも知れませんね。
 それはそれで、勝手にやったらええでしよう。

 さて、どうなりますか。まあ、おらの暇つぶしにはもってこい、とも言えそうです。
 きょう、明日中にも東電PG社にメールで書面を送信しようと思っています。

③東電PGが目の前に余計な電柱を新設!怒り心頭に発す!③

2019年09月26日 18時12分31秒 | おらあ、文句があるだよ!
  どうしようもない、ご了承を!…東電PG中井氏
 了承できないが、どうしようもねえな!… 怒れるおら
     おかしくねえか、こんなやり方
     憤懣やるかたない秋の夕暮れ
 

 他人の敷地に建てられてしまった電柱がめっちゃ目障り! 勝手に建て放題ちゅうのはおかしくねえか、と思うんだけど、どうにもならないのが現実のようです。

 きょう9月26日昼過ぎ、東電PG社の中井一成氏が、「ハガキをいただきまして…」と拙宅にお見えになりました。

    

 すっとぼけて放置しているうちに、思いがけなくまずいことになる場合もあるので、とにかくさっさっと現地に行って謝っちゃおうということだと思います。

 彼のお話の中身は、「どうしようもない」「ご了承くださるようお願いします」を繰り返すということに尽きました。
 んで、話をしているうちにおらが感じたのは、このお方はなにかクレームが寄せられると、現地に飛んで謝り倒すのがお仕事なんだろうという推測でした。謝り屋さん、かな。
 「了承をお願い、とおっしゃるけど、了承できないんだわ! そういう場合、どうしてくれるの?」 そんなふうに尋ねると、「どうしようもない」という。「それはお願いとは言わないでしょ!」 こんな、あほらしい受け答えです。

 1本の電柱移設なのに、なんで2本も新設するんや?という、そもそもの疑問には、こんな趣旨の答えが返ってきました。

「現在の1本はライン3本でしっかり補強されているが、新設箇所にはラインを張る余地がない。したがって、電柱間の距離は短いけれど2本建てる必要があるのです!」
というのです。

    

 なんとなくそれらしい回答ではありましたが、おらはまったく納得できません。
 上の画像を見てください。これは初めに立てた新設の1本目ですが、崖ぎりぎりの上手と下手にラインを1本ずつ設置し、もう1本は崖下の竹林に引き込めば済むでしようがぁ。そのほうが安上がりじゃないの。

 それに近隣の電柱事情を見て回りましたが、補強ライン無しの単独の電柱でも、電柱間距離が長いものもありました。

 東電本体には、こういうクレームを受け付けてくれるセクションはありませんか、と中井氏に尋ねると、「カスタマーセンターがありますが、電柱関係ですと、私どもPG社に回って参ります。」
 なんだ、それじゃ結局同じじゃないか! また、中井氏がお見えになるんだべな。

 というようなわけで、こりゃどうしようもない!というのが現実のようです。

 この電柱というやつ、全国に何百万本あるか知りませんが、それを建てたり倒したりするのに、いちいち所有者でもない近隣のやつの意向なんか斟酌してられっか?ということなんでしょうね。

 激怒!
 

②東電PGが目の前に余計な電柱を新設!怒り心頭に発す!②

2019年09月24日 21時26分30秒 | おらあ、文句があるだよ!
東電PG社・稲本氏宛に問合せ状をハガキで発送。23日

       当ブログ、コメント欄に回答を要請!


 前記事に追記しようとしましたら、3000文字にしてね、という表示が出ましたので、やむなくぺージを替えました。

 新電柱にはまったく腹が立つわい、つうことで、きのう23日、電柱新設工事の発注元・東電パワーグリップ社の担当者稲本武文氏宛にハガキで問い合わせをいたしました。問合せ状の内容は次のとおりです(抜粋)。



            冠省

            (略)22号電柱の移設工事についてお尋ね致します。

            9月20日に立ち上がった新電柱は2本であり、従来の1本より1本多くなりました。

            同じ距離を結ぶのに何故、増設が必要だったのでしょうか。

            ご回答をお待ちいたします。下記、小生ブログのコメント欄でお返事ください。草々

            ブログ名(gooブログ、消えゆく霧のごとく)

            https://blog.goo.ne.jp/izu92free44

           
                       

               問合せハガキの宛先(投函前)



東電PGが目の前に余計な電柱を新設!怒り心頭に発す!

2019年09月22日 12時15分07秒 | おらあ、文句があるだよ!

      1本の電柱移設で2本を新設!

    なけなしの海眺望が台無しに

     敷地提供を断った経緯あり。

  いやがらせではないと思うけど、ほんまに必要なんかね

  こんな山の中に住んでいるのだから、世事のわずらわしさから逃れられる、と思ったのはわずかな期間でした。

  早朝、まだ真っ暗な時刻から、なんだか知らないけれど庭先で作業の騒音を立てまくるおっさん。年がら年中、飼い犬を室外で吠えさせている夫婦、野良猫にえさを撒きまくってあとは知らん顔のおじやん等々、山の中とはいえ、人が近くに住んでいる以上、都会同様の軋轢に悩まされるということがあるのを肌身で感じました。

  今度は新設電柱に、大事な景観をぶち壊された、というお話です。

  この夏前だったか、「東京電力パワーグリッド」社という東電の関連会社らしいところの電柱敷地担当者稲本武文氏がおみえになって、おらちの敷地と隣地(上物なしの更地)の境界線の隣地側に立つ電柱1本につき、おらち側に移設させてもらいたいと頼んできました。隣地所有者が敷地提供を断ってきたのだといいます。それで、そのときはまあいいだろうと、軽く内諾したのです

  ところが、隣地をよくよく見ると、電柱だけならそれこそ何十センチの円状の面積を要するだけですが、電柱の強度確保のために地中に打ち込んである補強ラインが2本あり(もう1本はNTTのもので、おらちの敷地にあり)、その影響を受けるスペースはかなりの面積に及んでいることがわかりました。隣地所有者が電柱撤去を求めるには相応の理由があったのです。こんなのがあったら、売りにくいですよね。

  んで、おらも移設を断ることとし、そのような趣旨の書面を稲本氏に送りつけておきました。下の画像は、隣地所有者が撤去を求めた電柱(手前)です。だいぶ暗くてすんません。

          

 そうしたところ、数日前になって、上の画像の電柱=22番という表記あり、に移設工事予告の貼紙掲示が出て、おらちのポストにも予告チラシが入っていました。発注者は前記パワーグリッド社の伊豆支社、施工は「東配工」伊豆営業所(担当・木村某氏)ということで、電柱新設、電線改修、旧電柱撤去につき、9月20日から10月17日の工期が書かれていました。この期間の都合の良いときに工事する、という意味なのでしょう。どこに新設電柱を立ててくれるのか、一抹の不安がおらの頭をよぎりました。

 

             

  工事予告が出た翌日か翌々日の去る20日の金曜日、昼過ぎに出先から戻ると電柱新設工事は始まっていました。

 以下の画像のような具合で工事は進められており、2分割された電柱をはめ込んで1本立てに仕上げる様子が見てとれました。新設電柱の敷地は、おらがながらく車を停めさせてもらっている別荘地管理会社の所有なので、管理会社と交渉して現電柱の反対側に新設するのだということがわかりました。ここならおらちには影響はない妥当な場所であるので、ほっと胸をなでおろして、午後3時過ぎにまた出かけたのです! 

                

 ところがぁ、夕方6時前に帰宅したところ、作業完了後の平常に戻った管理地に、とんでもないものが立っているのが目につきました!

 

        これは先刻見た新設ですが、

       すぐ近くの反対側に!  もう1本新たに立ててやがるんですわ!

 

 おらは怒り狂いましたね! 

 なんでかって言いますとね、おらちの2階から見える相模湾は、眼前左右の山の狭間にちょっとばかし見えるだけ。それも邪魔くさい電線の隙間に見えるものでした。不動産広告で言うと、「海一望」ではなく、「海望む」それもちょっとだけでしたが、それでも海無し県に生まれ育ったおらにとっては貴重な景観だったのです。

 それがまったく台無しになってしまいました。これから、新設電線が張られれば、もう台無し×2or3、ということになるのでしょう。

 文句をつけようにも電柱が新設されたのが他人の所有地ではどうにもならず、まったくやり場のない怒りにぶるぶると震えているおらなのです! 

 法理論的には、「景観権」というようなものが主張されることがありますが、確立されたものではありません。20年以上も前のことですが、東京・国立(くちたち。matsu1217氏の居住地)のJR中央線国立駅前から西へ延びる閑静な並木道「(一橋)大学通り」に面した高層マンション建設をめぐる訴訟の一審では、高さ20メートルを超える部分の撤去が認められましたが、上訴では取り消されてしまいました。このように景観をめぐっては、「後から、やりほうだい」状態が続いていて、どうにもならないようです。

 さてさて、従来、電柱1本で事足りていたのに、この度はなぜ1本余分に必要なのか、ひょっとしておらに対するなんかのいやがらせではないのか、尋ねても無意味とは思いますけど、そんなことを近々稲本氏に問い合わせてみたいと思っています。

 

         

           昨冬の景観。夏場は木々の葉で右のV字谷のところしか望めない。そこに新設電柱が立ち上がってしまった!

 

           

             今朝9月22日の同じ場所の景観。ほんまにどうしてくれるんや、と言いたいがねえ。電線は現況のものの一部