消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

元日から申し訳のない話

2023年01月01日 14時06分18秒 | ニャ!

   ニャの続報

 快復は困難との診立て

命旦夕に迫っているようです

 オリーブ先生のご好意できよう昼前に診察していただき、さきほど帰ってきました。

 どうやら胃や他の内臓のガンらしいという診立てでした。口から血液を吐くだけでなく、大腸にも出血があることが検温の際にわかり、体温もヒトで言えば35.5度程度まで下がってしまっていて、快復は絶望的だということでした。どこがどういうふうにガンになったかは調べればわかるが、わかったところでどうしようもないということで、脱水症状対策やら出来るだけの手当てをしていただいて、連れて帰ってきました。

 「もし、診療開始の1月4日まで命が保ったら連れてきたほうがいいですね」とお尋ねすると、お答えは「うーん、きょう死んでもおかしくない状態です」とのことで、危篤ということのようです。

 というようなわけで、言葉に尽くせぬ思いにかられますが、このブログではこれからの経過はあえてご報告せず、しばらく経ったら振り返って文字にしたいと思います。

         画像は6年前にうちに転がり込んできた当時の若ネコ ニャ


みなさま、良いお年をお迎えください!

2022年12月31日 20時40分16秒 | ニャ!

  ネコに振り回された半年

 極め付きは大晦日にやってきた

  飼い猫「ニャ」がまじヤバイ

 年末年始ということで、埼玉に戻ろうとしていたきのう30日、朝、起きて外の屯ネコを見に行くと、出入り口近くに飼い猫ニャの戻した未消化の食べ物。昨年秋から定期的に具合が悪くなる次第となり、その度に伊豆市のオリーブ先生の動物病院を受診しているのだが、この22日に行ったばかり。

 おかしいな、と思いつつ、様子を見ていると、しばしば吐き戻す。ところが胃の中には吐くものがないようで、胃液のようなものを苦しそうに吐く。そのうちそれがピンク色からだんだん赤っぽくなっていく。

 きょう31日の午前零時過ぎにおらの枕元で吐いたものは、ほとんど血液そのもののように見えた。その後、何も食べず水も飲まず死んだように眠っていたが、夕方になってまたおなじようなものをかなり吐いた。その間は行き倒れ状態。こりゃ、まずいわ!

 年末年始、急患で診てもらえる動物病院はネットで調べた結果、静岡には静岡市に一箇所あるようだったがよく調べたらこれは間違い。では、埼玉に戻る途中の神奈川のどこかか埼玉で調べるが、あるにはあるけどイオンの動物ショップに併設されているところばかりで、なんとなく行きたくない。

 埼玉への道筋にあたる相模原市の田名というところに、今晩というか、年を越して1月1日午前零時半まで受け付けてくれるところがあったので、そこに立ち寄ってみようという気になった。そこでオリーブ先生に電話して、ニャの病歴を先方になんと説明するか聞こうとしたら、幸いなことに珍しく電話に出てくださった。で、まず聞かされたのはいまどきの急患診療機関の時間外診察料の高額さで、とてもおらには手が出ない金額、つまりおらの1か月の年金額をかなり上回る金額*を請求されるわよ、ということであった。びびるな!

 その後のプロセスをかなり省いて、結論を書きます。

 埼玉戻りを延期か中止して、あした元旦、午前11時ごろに、預かり動物の世話をしにクリニックに出向くオリーブ先生にニャを診ていただけることになりました。

 ニャさんには、今晩ひと晩がんばってもらいたいです。

 *十数万円、入院ひと晩4万円、というケースもある由。


最近のわが家ネコ事情

2019年10月20日 09時32分37秒 | ニャ!

 車で出かける前に挨拶に来るニャ

 このごろしぶといニャゴがうるさい!

 昨日、ダムを見に行った帰り道、口の天井の鼻との接合部分あたりがつんつんする感じがして、まずいなと思っていたんですが、昨夜はなんだか悪夢にうなされ、朝、起きたら本格的な風邪になっていました。台風の翌日の夏日のあと、急激に気温が下がったのに、夏日スタイルのままでいたので、下降気味の体調でしたが、ついに行くところまで行ってしまった、というわけです。

 それはいつものアホパターンでめずらしくもないのですが、近頃、少しばかり変わってきたのがわが家のネコ事情。

 相変わらず外にいることが多い「ニャ」ですが、おらが車で出かけようとすると、どこで見張っていたのか、さっとあらわれ、車のボンネットに跳び乗り、フロントグラスから、なにやら挨拶をする様子です。ここ3回連続なんですよ。

 で、「乗せろ、乗せろ」という様子ではなく、どうってこともないのですが、エンジンをかけると駆動音が気持ち悪いのか跳び下りていきます。

     

 

 もうひとつ。当地の野良ネコたちはどうやら「えさもらい巡礼」とでもいう行動をとっているようで、何日かにいっぺん、決まった衣装のネコたちがやってきます。そのえさ巡りの何番かの札所にわが家がなっているらしいのです。

 というのは、ひと晩、家を空けるときなどにニャが外に出かけたままの場合、えさと水を外のベランダに置いておくことがあり、それをニャではなく、巡礼ネコが食べていて、「ここんちにはえさがある時がある」という穴場になってしまっているらしいのです。で、ニャには悪いが、えさは置いておかないことにしたのです。

 ところが味をしめた連中はえさがなくても一応行ってみるかということらしく、ふと気がつくとやってきています。それらの常連数匹のうち、特にしつこくねだり声を発するのが、仮称「ニャゴ」のこいつです!

 一見、ニャに似ているので「ニャゴ」と仮に呼んでいますが、まさかニャの子どもでは、ないよね!

        

 こいつは実にしぶといヤツで、かなり前からわが画像ファイルにその姿が記録されているのです。2歳と思われます。♂ もらいたいわあ、というお方がおられましたら、メッセージ欄からご一報を!伊豆から車で片道5時間程度の距離でしたら、無料デリバリーいたします。

 

         

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これは極め付きの朗報なのか?!

2019年08月29日 17時48分36秒 | ニャ!

        ここ2年ばかり、こういうのがじゃんじゃん家の中に入ってきて、ほとほと困っております。

 

              ほんまに役に立つのか!

      マグネット錠式のネコ出入り口

  使っているお方、 是非是非ご教示ください!

 さきほど、お昼にしようかと掛け時計を見ると、10時35分あたりで止まっています。

 電池切れやなと思い、時刻を確かめるため、時計の下のテレビをつけると、黒柳徹子さんと岸ユキさんが対談しています。

 岸ユキさんといえば、テレビの『サインはV』で人気を博した人ですが、72歳とか。しばらくお二方のやりとりを眺めていました。

 で、結論。前にも書いたんですけど、徹子さんって、いつまでこのなんたら部屋という番組を続けるおつもりなのか!

 悪いですけど、もうクチが回らないところがありすぎて、耳障りもいいとこ。そこらへんの爺婆が通り掛かりの人に話しかけてんじゃないんだからね、不完全な商品を公衆の面前にさらすのはいい加減やめたらどうでしょうか。こういうのを出し続けているテレビ局もテレビ局だよ。自戒を込めてモノ申すものであります。

 

 さて、余談から入ってしまいましたが、ここ2年ばかり、ニャの出入りを確保するためにいろんな知恵をしぼってきたのであります。

 しかし、結局のところ、自分ちのネコだけを通す工夫は出来ないのでした。

 したがいまして、ニャがfreeで出入りすれば、よそのネコさま、野良のネコさまも、あたかも我が家のごとく自由に出入りができるのは必然なのであります。

 もう、これは時代が進み、ネコの顔認証システムを搭載したネコ出入り口の登場を待つしかないな、という結論に達したのであります。まあ、そのころには、おらもニャも用済みですがね。

 

 それがぁ、最近、「マグネット式錠装備出入り口」というのがあることを知りました。(よんどころなき不都合のため、つづく)

 つづき。よんどころなき不都合とは、実は左手がかゆくて、ぼりぼり掻きながらキーを叩いていたのですが、ふと見ると左手の甲が異様に腫れあがっているのです! なんじゃいこれは! 

                                    左手    右手 

 単にかゆいんじゃなくて、なんか悪いやつに喰われるか刺されるかしたみたいです!

 んで、かゆかゆやってるうちに、みゃのやつがネタバレっぽいコメントを入れちゃってくれてるんで、このあとを書きにくいんですが、そのマグネット錠付き出入り口つうのは、こういうもんなんです。

https://shopping.yahoo.co.jp/recommend?store_id=allforwanslife&page_key=cm255&tcc=1&sc_e=yttreco_3x2_chomo_03

        

 

 

 つまりですね、従来の網戸にくっつける犬猫出入り口に、マグネット錠を仕込んで、自分ちのネコの首にかけたマグネット鍵と反応させる、つう仕組みなんですと!

 は、はあ、考えたもんやねえ。これならええわ、というのが、おらの感想で、2マンエンから3マンエンするけど、これで積年の悩みから解放されるなら、安いもんだと思うたわけでございます。

 しっかし、よく説明を読むと、網戸には取り付けられず、木製・金属性のドア、ガラス扉に大穴を開けて取り付けるんだそうです。

 そうなると、おらがいかに日曜大工の達人といわれていようとも、ちょっとムリかな。腕はあっても、道具がなくてね!

 つうわけで、職人を頼んで取り付けてもらうと、材料費込みの総計では5マンエンぐらいになりそうな気配なんですわ。

 まあ、ゼニは喰う物も喰わずになんとかするとして、おらが心配したのは、この費用をかけてほんまに自分ちのネコだけが出入りするかどうかなんでした。

 それで、実際にこれを取り付けたみなさまの声をお聞きしたかったのですが、みゃが悲観的観測を先走ってお届けくださいましたので、泣いて喜んでおります!

 もし、もしもですね、このマグネット錠付出入り口で悩みが解消されたというお方がいらっしゃいましたら、是非ご一報くださいませ。 

 

 

 

   


ながらく休養中

2019年07月09日 13時12分41秒 | ニャ!
天候と同じく、寄る年波でこれまでになく不調となっております。
それでも、間もなく快復かな、という兆しを感じております。

ここ半月以上、パソコンも立ち上げず、ブログも眺めず、メッセージ欄から何通か、「式の日取りを教えてちょ」などの問合せ等をいただいておるのにきょう気がつきました。大変、失礼しております。

なんとか式は先延ばしとなったようですので、近々またお目にかかりたいと思います。
ほったらかしのうちの庭はなにもかもがものすごい繁茂ぶりです。鹿がひんぱんに入り込んでいて、食べてくれるとありがたい雑草は食べずに、キキョウの若いのを全部食べてしまいました。
では、そういうことですので、またね!バイ!

「難」を逃れたしろくろきょうだい

2019年03月28日 16時17分49秒 | ニャ!
 前記事、結羽さんのコメントに応えて

 結羽さんのおっしゃる「しろくろきょうだい」(兄弟or姉妹)とは、ことし1月にMeguちゃんによって活写された、下のイラスト「猫の詰め合わせ」の前列左、後列右の2匹です。

   

 そうして、この2匹は昨年秋、おらが特製檻でひっつかまえた、この2匹なのであります。

 

 「あの2匹はどうしたか」とのお尋ねですが、その答えは!
 「最近、とんと見かけないのですが、以前のネコ屋敷から北へ400メートルほど離れた空き家が“新ネコ屋敷”になっているという情報がありましたので、近々、行ってみようと思っています。」


 ついでに、前記事本文に出てきた「さくら耳のキジトラ」ですが、それは前掲イラストの前列右、後列左の二人組のうちのいずれかです。そのうち1匹は昨年秋におらが撮影したこのお方なのです。

   

 よーく、ご覧ください。
 耳は、さくらになってませんね!
 先日、おらちを横切って行ったキジトラは、あきらかにさくら耳になっていましたから、やはりどなた様かがうちのニャやキジトラAのタマ抜きをしたものと思われます!

 しっかし、おらもひまなことを書いてるわな! 感心するよ、まったく。

いつのまにかカラになっちまった玉袋!②

2019年03月26日 10時25分52秒 | ニャ!
 獣医師「これはもう抜かれてますなあ!」
 お ら「げぇ、そんなはずは・・」と絶句
 そう言えば、耳にさくら似の切れ込みが!


 昨年の晩秋、うちのニャをはじめ、ここらへんの♂猫の去勢をおらがひとっからげに断行しようと企図したところ、諸般の事情で頓挫し、しかも思わぬ賃金不払いなんていう出来事にも遭遇してしまったのでした!(既報)
 で、ことしに入って1月中旬にとりあえずニャだけでも去勢しようと獣医師に相談に行ったのです。ニャも連れて。
 先方とおらとの日程調整の結果、1月25日の夜に一泊翌朝引取りでタマ抜き手術をする段取りとなりました。手術と3種混合ワクチン接種。

 いよいよ当夜となり、何も知らぬニャはおらの特製オリに詰め込まれ、獣医師の許に連れていかれたのであります。
 そうして、洗濯ネットを被せられたニャは診察台で静かに麻酔注射を打たれるその時を待っているのでした。
 その前に、おもむろに洗濯ネットの中に手を入れた獣医師は、なにやらニャの下半身をまさぐっていたのですが、「あれっ」とひと言。
 さらに、親指、人指し指、中指を用いて慎重にニャのタマ袋を軽く揉むようにしていた獣医師は、
 「ない! ない! これはもう抜かれてるわ。どうしたんだろ?」と、残念そうにつぶやいたのであります。

 というようなわけで、なぜか3種混合が拡大されて4種混合となったワクチンだけを接種してもらい、おらは首を傾げつつ夜道を帰ってきたのであります。 

   

 帰宅して、さっそくニャを抱っこし、後方から実況見分をすると、タマ袋はあるものの、確かにふくらみに欠ける眺めであります。
 で、「ちょっと失礼」と声をかけ、先の獣医師の真似をして右手の3本指で嫌がるニャのタマ袋を軽くつまむと、
 ない! 確かに中には、何もない! のでありました。

 手術の予約に行った際に獣医師は「触診」はせず、ニャの右耳の一見「さくら耳」に見える切れ込みについておらは、昨年秋ごろ他の♂猫に噛み千切られたものと説明していたのでした。獣医師も♂の野良猫は「去勢済みでもそれは見りゃわかるので、切れ込みは入れない」ということでした。
 おらとしても、そんなにちょいちょいネコのニャンタマ袋なんかさわっておりませんので、まさか既にタマ抜きになっているとは夢にも思わなかったのであります。

 で、27日に埼玉の住まいの理事会があるので戻らねばならず、その間の面倒見をお願いしていた山向こうの親戚Mちゃんに、この顚末をメールしたところ、下の画像を送ってきてくれました。
 「やっぱり、あの耳の傷はさくら耳だったのよねえ」

   
                                  Photo by Megu

 いま思うと、昨秋のある時期、ニャが3日3晩ばかり帰ってこなかった時期があるので、その間にどなた様かによってタマ抜きが断行されたのかも知れない! その時期からなんだかやたらとぶくぶく太り始めたのも去勢の影響かも知れない、などとおらの心はチヂに乱れたのであります。

 しっかし、費用のかかる去勢をそこらへんの野良猫だかよそんちの飼い猫だかに施してくださる、「八ヶ岳のカラマツ大兄」のようなお方がこの伊豆におられるとは、まったく信じられない思いで日を過ごしてきたおらなのであります。相変わらず外回りを続けるニャの首輪にお手紙をつけてみましたが反応はなく、あちこちで聞き込みもしてもみましたが、そんなお方やぼらんてぃあ団体に心あたりはないというお方ばかりでした。まさか、対岸の房総方面から海を渡ってミャが遠征して来るわけもないしねえ…。

 ところが、きのう、めずらしくおらちの庭を横切っていくキジトラ野良を見ていたら、左耳が、ニャよりもくっきりと切り込まれ、明らかなさくら耳になっているではありませんか!
 これは、まさしく「伊豆のカラマツ大兄」が実在することの証左と認めざるを得ず、この記事をUPした次第なのであります。

 それにしても、かの獣医師は「手術後、追って抜糸のために来院の要あり」と言っていたけど、ニャはどっかで抜糸もしてもらったんかいな、とまさしくキツネにつままれた思いでおりますのじゃ。
 (前記「めずらしく」と書いたのは、あれほど多数の野良ネコ、20数匹、がいたのに、現在はどういうわけかあまり見かけなくなっているのです。)

   
                       本日のニャ。こういう耳なんですう!


いつのまにかカラになっちまった玉袋!①

2019年03月25日 15時47分12秒 | ニャ!
   がりがりの餓死寸前でうちにやって来たニャ
 それがこんな具合のブタ猫になってしまいました


   

      
    あん! それがどうした! なんか文句あっか?

 文句はないのですが、このニャについてまったく不可思議なことがあって、ずーっと聞き込みをしたり考えたりしていたのですが、きのう同様のネコが庭先を通過していったので、おぼろげながらそれらしきことが判明したのです。以下、次回。