タケシのブログ

日常のいろんな事を書いていきたいと思います。

豪栄道が母の前で初優勝、うれし涙 つらい日々に「少し報われました」 9月24日(土)

2016-09-24 21:22:21 | Weblog
大関豪栄道が幕内玉鷲に勝ち、14連勝で初優勝を決めた。かど番の優勝は08年夏場所の琴欧洲以来8人目。
母親の沢井真弓さんが客席から見守る前で悲願を成就させ、感無量の面持ちで勝ち名乗りを受けた。
しこ名を呼び上げる声がかき消されるほどの声援を受けた。取組前に2敗の遠藤が勝ち、
自身が勝てば優勝が決まる状況が整っていた。
1度、豪栄道が突っかける。館内の張りつめた緊張がほぐれ、ため息が漏れた。
2度目は成立し、玉鷲の突き起こしをかいくぐり懐に飛び込む。右を差し、
左上手を引くとためらうことなく前へ出ると、盤石の態勢で寄り切った。
客席には母親の真弓さんの姿もあった。母は大歓声の館内に何度も頭を下げて感謝。
土俵上の豪栄道は感極まった表情で勝ち名乗りを受けていた。
直後のインタビューでは「まあ…。いろいろ我慢したことが思い浮かびました」
と胸中を吐き出した。「なかなか思い通りにいかないことが多くて…。つらい日々も
あったんですが。今日で少し報われました」と語る目には涙が浮かんでいた。
母に初優勝を届けることができ、「良かったっす」。目の光るものを「うれし涙です」
と率直に語った大関は、「いろんな人に支えられて今日があるので、その人たちに恩返し
できたと思います」と師匠、部屋の仲間、家族と様々な人に感謝した。
大阪出身力士としては86年ぶりの優勝となった。15日制となってからは大阪出身力士の優勝は初。
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